兎を使った名前32選~兎の意味や由来と読み方を徹底解説!

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「兎」という漢字について

字画数:7画
音読み:ト
訓読み:うさぎ
主な名乗り:う

「兎」の意味や由来や成り立ちと特徴

「兎」という漢字は、本字では上の部分が「刀」の形をしていました。

そこから俗字の「兔」と、人名用漢字の「兎」に分かれたようです。

俗字というのは、世間では使われる漢字でも、国の規則では認められていない漢字のことです。

「兎」という漢字は、動物のうさぎの象形からできました。

動物のうさぎを意味します。

現在は「うさぎ」とひらがなで書かれることが多くなりましたが、「兎小屋」「兎跳び」のように使われます。

また、昔から月にはうさぎがいるという伝説があるため、月の別名でもあります。

「玉兎」という熟語で、月を意味することもあります。

また「とにかく」という言葉は漢字では「兎に角」と書きます。

しかし、これは当て字的に用いられたもので、「うさぎ」という意味は持っていません。

「兎」という漢字を名付けに使う時に込められる思い

「兎」という漢字は、動物のうさぎや月を意味します。

そのため「兎」という漢字を名付けに使う時には、

「うさぎのようなかわいらしい子になって欲しい」
「誰からも愛される子になって欲しい」
「大切にされるように」
「神秘的な子になるように」
「人を癒せるような人になるように」

という思いを込められます。

「兎」という漢字から受ける印象

「兎」という漢字からは、動物のうさぎをイメージします。

柔らかくふわふわしていて、かわいらしい動物の代表的な存在です。

そのため、ふわっとした柔らかい印象を受ける名前になるでしょう。

また伝説では月にはうさぎがいると言い伝えられています。

そのイメージから神秘的で奥ゆかしい印象も受けます。

「兎」という漢字は名付けでは、「うさぎ」「と」「う」と読むことができます。

「兎」一字で「うさぎ」と読ませてもかわいいですし、「う」や「と」と読ませて他の字と組み合わせるのもいいですね。

「うさぎ」「う」という響きには、素朴さとナイーブさ、癒されるような印象があります。

「と」という響きには、しっかり者で、包み込んで守ってくれるような印象があります。

生まれた年の干支や月に由来して名付けをするという方法があります。

干支には「うさぎ」がありますが、その場合には「卯」と書きます。

干支の場合「卯」でうさぎを意味します。

干支でうさぎにこの漢字が当てられた理由は、古い中国語で、十二支の四番目を表す言葉と発音が似ていたからなのだそうです。

そのため実際の漢字では「卯」にうさぎの意味はありません。

また古い言い方で4月のことを「卯月」と言います。

これもうさぎとは関係がなく「卯の花が咲く月」ということからこのように呼ばれたそうです。

しかし、卯は、「うさぎ」という読み方がありますし、干支のイメージからも「うさぎ」のイメージがあります。

そのため、卯年生まれ、4月生まれで「兎」という漢字を使った名付けをすることもあります。

「兔」を使った熟語

烏兎(うと)

物事が未来から過去へと流れること。

月日の流れ。

兎と亀(うさぎとかめ)

兎と亀が競争をするときに足の速い兎は油断して眠ってしまい、亀に追い越されて負けてしまうというイソップ童話の中の一話。

兎に角(とにかく)

いずれにせよ。何はともあれ。

烏兎匆匆(うとそうそう)

烏兎は月日の流れ。

匆匆は忙しい、慌ただしいということ。

烏兎匆匆は、月日があっという間に過ぎていくこと。

亀毛兎角(きもうとかく)

亀の甲羅に毛が生えて、兎に角があるという言葉から、この世にあり得ない物事という意味。

「兎」の説明の仕方

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電話でのやり取りのときに、あなたの名前がどの漢字を使っているか聞かれることがありますよね?

そういったシーンで「兎」を説明する例を紹介します。

例えば、

A「名前は、〇〇阿留兎といいます。」

と伝えると、

B「〇〇あるとさんですね。「あると」はどういった漢字を使いますか?」

と聞かれた場合、兎の部分の説明の仕方としては、

・A「とは、うさぎという漢字です。」
・A「とは、兎に角の「と」です。」

などが挙げられます。

いくつかパターンを持っておくと、確実に相手に伝わりますよ!

「兎」を使った名前の有名人・芸能人

渚 兎奈
ラビット 美兎

「兎」を使った名付け候補

阿留兎(あると)
亜由兎(あゆう)
衣兎(いと)
兎愛(うあ)
兎依(うい)
兎宇(うう)
兎夏(うか)
兎京(うきょう)
兎(うさぎ)
兎多(うた)
兎奈(うな)
兎埜(うの)
兎舞(うぶ)
兎美(うみ)
兎羅々(うらら)
兎蘭(うらん)
兎瑠花(うるか)
絵兎(えと)
緒兎(おと)
叶兎(かなう)
妃兎(きう)
胡兎(こう)
小兎(こと)
兎愛(とあ)
兎萌(とも)
兎羽(とわ)
麻兎(まう)
珠兎(みう)
美沙兎(みさと)
未兎(みと)
夢兎(ゆと)
莉兎(りと)

まとめ

動物のうさぎや、月という意味を持つ「兎」という漢字をご紹介しました。

かわいらしさや神秘的なイメージから女の子の名付けに使いたいと思わせる漢字です。