妊娠超初期はうつ伏せで寝ると違和感が出る?原因と5つの注意点

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妊娠超初期とはいえ、お腹に赤ちゃんが宿っているので、普段何気なくすることでも慎重になってしまいがちです。

例えば、就寝中はいつも「うつ伏せで寝る」という人は、本当にうつ伏せで寝てもいいのか不安になりますよね。

お腹に赤ちゃんがいると分かった瞬間から、うつ伏せ寝を止めたり、お腹になんとなく違和感を持つ人もいます。

そこで今回は、妊娠超初期にうつ伏せで寝ると違和感が出る原因や、いつまでうつ伏せで寝ていいのか、うつ伏せで寝る際の注意点5つを紹介します。

今回のポイントは下記の5つです。

・妊娠超初期にうつ伏せで寝ると違和感が出るのは何故?
・妊娠超初期のお腹の赤ちゃんはどんな状態なの?
・いつまでうつ伏せで寝ていいの?
・妊娠超初期にうつ伏せで寝る時の5つの注意点
・妊娠中のオススメの寝方

妊娠超初期は、まだ自分でも妊娠に気付いていない可能性が高いです。

よって、普段通りにうつ伏せで寝る人も多いでしょう。

妊娠超初期のうつ伏せ寝についてまとめましたので参考にしてみて下さいね。

妊娠超初期にうつ伏せで寝ると違和感が出るのはなぜ?

妊娠中期になるとお腹も少し目立ち始めるのでうつ伏せで寝ることに違和感を覚えるのは納得です。

しかし、まだお腹が目立たない妊娠超初期に違和感を感じるのは何故でしょうか。

お腹の赤ちゃんが小さいからこそ、うつ伏せで寝ると潰してしまうのではないかと心配になりますよね。

多くの人は、その心配が通じて違和感を覚えるのだそう。

結論から言うと、「妊娠超初期にうつ伏せで寝ても問題ありません!」

お腹の赤ちゃんは、ママのお腹の中でしっかりと守られているので問題ありませんよ。

ママが一番リラックスできる体勢で寝ることが大切です。

関連記事⇒妊娠超初期は筋肉痛になりやすい?おしりやお腹の筋肉痛の原因と5つの対処法

妊娠超初期のお腹の赤ちゃんはどんな状態なの?

妊娠超初期にうつ伏せで寝ても問題ないと言えども、なぜ大丈夫なのでしょう。

お腹の赤ちゃんは一体どんな状態なのか、気になりますよね。

そこで、妊娠超初期の赤ちゃんの状態をまとめてみました。

妊娠超初期とは、妊娠0週〜4週頃までの期間

妊娠0週0日は、直前の生理の開始日なので、まだ妊娠をしていません。

妊娠1週の後半から2週の前半頃に排卵し受精します。

妊娠2週の期間は、受精卵が卵管を通って子宮内へ到達。

妊娠3週頃に受精卵が子宮に着床し、ようやく妊娠が成立します。

すなわち、妊娠0週から妊娠3週前半は、まだ妊娠をしていない状態なのです。

妊娠3週頃に妊娠が成立し赤ちゃんが成長する

妊娠3週頃に受精卵が子宮に着床すると、胎嚢(たいのう)という赤ちゃんが入った袋が見られます。

この時の赤ちゃんはヒトの形をしておらず胚(はい)と呼ばれ、大きさは1mm未満で体重も1g未満と非常に小さいです。

妊娠4週頃には、胎嚢もはっきり見えるようになり妊娠検査薬でも陽性反応が出るようになります。

いつまでうつ伏せで寝ていいの?

妊娠超初期は、まだ目視確認もできないほど赤ちゃんはとても小さい状態です。

しかし、お腹の赤ちゃんは胎盤や羊水でしっかりと守られているので、うつ伏せで寝ても問題ありません。

お腹が目立つようになり、うつ伏せ寝だと苦しいと感じた場合は体勢を変えて寝るようにして下さい。

ママが苦しいと感じればお腹の赤ちゃんも苦しいはずです。

ママがリラックスしながら、しっかりと呼吸できる寝方が一番ですよ。

妊娠超初期にうつ伏せで寝る時の5つの注意点

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前述してきたように妊娠超初期にうつ伏せで寝ても問題ありません。

しかし、次にあげる5つの注意事項はしっかり守るようにして下さいね。

1.苦しいと感じたら寝方を変えよう

うつ伏せで寝て苦しいと感じたら寝方を変えるようしましょう。

妊娠超初期であっても妊娠が成立された後は、女性ホルモンが多く分泌されるのでつわりの症状が出始める人もいます。

つわりは、思うように食事がとれないため、ストレスを溜めてしまいがちです。

ストレスが原因となり過呼吸を起こす妊婦さんも少なくありません。

うつ伏せで寝ている時に呼吸が苦しくなるケースもあるので気をつけましょう。

2.お腹に張りなどの違和感を覚えたら寝方を変えよう

うつ伏せで寝ていて、お腹が張るような違和感を覚えたら体勢を変えるようにして下さい。

妊娠超初期や妊娠初期は、流産しやすい期間とも言えます。

少しでも違和感を覚えた場合は直ちに寝方を変え、リラックスできる体勢にしましょう。

3.長時間のうつ伏せ寝は避けよう

妊娠超初期と言えどもママの身体は変化しています。

普段何気なくしていることでも妊婦さんにとっては大きな負担となることも。

妊娠をするとお腹の赤ちゃんに栄養や酸素を送るために血液量が増えます。

長時間同じ体勢を続けると血流が悪くなりやすいので注意して下さいね。

4.エステやマッサージは避けよう

エステやマッサージを受ける際にうつ伏せで施術を受けることが多いです。

妊娠超初期や初期の段階でエステやマッサージを受けることはおすすめできません。

そもそも多くのエステや整体は、安定期より以前の施術は受け付けていません。

というのも、妊娠初期は非常にデリケートで、マッサージを受けることで子宮が収縮してしまう可能性があるから。

エステやマッサージを受ける際は、主治医に相談し確認が取れたらマタニティ専用のエステやマッサージを受けるようにして下さいね。

妊娠中期になると受けられるようになる施設が多いですが、お腹が目立ち始めていますのでうつ伏せで施術を受けることはありません。

マタニティ専用のエステやマッサージは、大きなお腹でも施術を受けられるよう体勢にも配慮してくれるので安心ですよ。

5.長時間椅子に座って前かがみの体勢は避けよう

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椅子に座って前かがみになって寝るうつ伏せに似たような体勢も注意して下さい。

長い時間椅子に座っているとお腹や腰の周りで血管が圧迫してしまい、血流が悪くなってしまいがちです。

血の流れが悪くなると息苦しくなったり、肩や腰を痛めたり、足のむくみも発生しやすくなります。

妊娠超初期であっても妊娠中の身体はとても敏感なので、自身の身体もしっかりと労ってあげましょうね。

関連記事⇒妊婦さんはうつぶせ寝NG!?妊娠中のうつぶせ寝リスクと9つの対処法

妊娠超初期のオススメの寝方

妊娠超初期は、呼吸がしやすく楽に感じる寝方が一番です。

うつ伏せ寝でも大丈夫だとわかっていても、お腹の中に小さな赤ちゃんがいると思うと、躊躇される方も多いでしょう。

そんな方にオススメなのが「シムスの体位」です。

左側を下にして大きな血管を圧迫させないようにする寝方。

お腹が目立つ妊娠中期から臨月までずっとリラックスして寝れる体勢なので、是非試してみて下さいね。

~シムスの体位の方法~

  1. 身体を左側を下にして横になります。
  2. 左足はまっすぐにし、右足は膝を曲げクッションや抱き枕を乗せます。
  3. 抱き枕を抱えるようにして寝ます。

右のお腹には太い血管が通っています。

血管が子宮を圧迫させないよう左側を下にして寝るのがポイントですよ。

関連記事⇒妊娠中の寝方ってどうしたらいいの?妊婦さんの安全な寝方と7つの対策

まとめ

妊娠超初期のお腹の赤ちゃんは目視確認が難しいほど、とても小さな状態です。

小さな赤ちゃんがお腹の中にいると思うと、うつ伏せだと潰してしまうのではないかと心配されるママも多くいらっしゃいます。

しかし、赤ちゃんは胎盤や羊水でしっかり守られているので心配いりません。

ママがリラックスできる体勢で寝るのが一番のオススメですよ。

お腹が目立つようになってきたらお腹や子宮を圧迫させない「シムスの体位」に変えてみてはいかがでしょうか。