授乳中はワインを飲んでも大丈夫?母乳や赤ちゃんへの影響と2つの注意点やレシピ

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ワイン、美味しいですよね。

私は本当に大好きで(特にサングリア)、授乳中は飲みたくても飲めなくて我慢我慢の日々でした。

どうしても我慢できなくなり、一度や二度、飲んだことがあったりしましたが、最終的には卒乳までノンアルコールのワインやビールを飲むことで、飲みたい欲を満たしていました。

そんな私のようなお酒好きのママは、この画面の向こう側で飲もうか飲むまいか迷っているのでは?

この記事では授乳中のワインの飲み方について色々と教えちゃいます。

ポイントは9つです。

・ワインって?
・ワインのカロリーは?
・ワインは授乳中におすすめの飲み物?
・母乳や赤ちゃんへの影響は?
・ワインを飲んでしまったときはどうしたらいい?
・ワインを飲むことに不安を感じるのならノンアルコール!
・ワインを使った料理は食べても大丈夫?
・おすすめワインレシピ
・ワインを飲むときの2つの注意点

最後まで記事を読んでいただければ、授乳中のお酒の飲み方を知ることができます。

ぜひ、参考にしてくださいね。

ワインって?

ぶどうを原料としたお酒です。

葡萄酒(ぶどうしゅ)と呼ばれることもあります。

赤ワイン、白ワイン、ロゼワイン、スパークリングワインなど、さまざまな種類があります。

食事を引き立たせるのに役立つとされており、主に3つの飲み方があります。

①食前酒。

アペタイザーとも言います。食事の前に食欲促進をする目的で飲むワインです。

スパークリングワインやシャンパンなどが主流です。

②テーブルワイン

食事中に飲むワインです。

魚料理には白ワイン、肉料理には赤ワインが用いられることが多いですが、好みでどちらを飲んでもかまいません。

③デザートワイン

食後に飲むワイン。

甘口でアルコール分の強いものが主流です。

ワインのカロリーは?

・赤ワイン(80g)58キロカロリー
・白ワイン(80g)58キロカロリー
・ロゼワイン(80g)62キロカロリー
・スパークリングワイン(80g)80キロカロリー
・ノンアルコールワイン(80g)16キロカロリー

アルコールの度数が高いものほど、高カロリーになります。

ワインは授乳中におすすめの飲み物?

アルコールが含まれているので、おすすめではありません。

医師の中には、授乳中ワイン1杯ぐらいだったら飲んでも大丈夫だという人もいるようですが、私は不安があったので飲みませんでした。

私の周りのママたちもこぞってお酒好きでしたが、授乳中は飲むのを我慢していました。

その代用として飲んでいたのがノンアルコールワインやビールです。

今はノンアルコールでもとても美味しいものばかりですので、どうしても飲みたい方はこちらをおすすめします。

母乳や赤ちゃんへの影響は?

母乳を介して赤ちゃんへアルコールが届けられてしまうと、赤ちゃんが『急性アルコール中毒』になってしまう可能性があります。

赤ちゃんはアルコールを上手に処理する力がないので、中毒症状が起きてしまうのです。

最悪の場合は、脳や身体の発達に遅れがでたりしてしまいます。

この危険があるため、アルコールを飲むことは推奨されていないというわけです。

ワインを飲んでしまったときはどうしたらいい?

アメリカの小児学会では、『悪影響はあるけれど禁忌にはならない』としています。

つまり、ビールやワインをある程度は飲んでも大丈夫だと言っています。

では、具体的にどれぐらいの量なのか。

ママの体重1 kgあたり0.5gまで。

体重50kgのママはビール1本かワイングラス1杯程度なら時々飲んでも大丈夫だとされています。

忙しく大変な育児の中、どうしても飲みたいときがあるかもしれません。

飲んでしまったときは、8時間ほど次の授乳まで時間をあけることが望ましいでしょう。

なぜこの時間なのか、ママの血中からアルコールが消える時間だからです。

実際は最長7時間30分なのですが、安全をこめて8時間としました。

どうしても飲みたいときは授乳をしてから飲むようにしましょう。

そして8時間以内の母乳は搾乳したら捨て、赤ちゃんにはけっして飲ませないようにしてくださいね。

ワインを飲むことに不安を感じるのならノンアルコール!

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飲んべえの私ですが授乳中にお酒を飲むことに抵抗があったので、これでしのぎました。

ワインやカクテル、ビールなどいろいろなノンアルコールを飲みました。

当たり前ですが酔っ払いはしませんが、どれも美味しく本物とほぼ変わらない出来。

アルコールのくらくら感や解放感は味わうことはできませんが、それでも大丈夫な方はノンアルコールを飲むことをおすすめします。

ワインを使った料理は食べても大丈夫?

アルコールは沸騰することで蒸発します。

火を入れた料理ならば、アルコールのことを気にすることなくワインの風味や香りをあますことなく味わうことができます。

安心して食べても大丈夫です。

では、ワインの入ったお菓子などはどうなのでしょうか?

答えは少量なら食べても問題ありません。

しかし、パッケージなどに妊娠中や授乳中の方は食べないようにしましょうと書かれているものは避けたほうが安心。

上記のポイントでも書きましたが、けっしてアルコールを摂取するなというわけではありませんが、推奨はされていません。

最終的には個人の判断で飲む飲まない、食べる食べないを決めることになります。

おすすめワインレシピ

あさりの白ワイン蒸し

材料:あさり350g、にんにくみじん切り1かけ分、オリーブ油大さじ2、白ワイン100ml、バター20g、クレイジーソルト少々、あらびきコショウ少々、パセリのみじん切り少々

↓作り方↓

①あさりを塩水で砂抜きしておきます。
②砂抜きしたアサリをよく洗ってザルにあけておきましょう。
③フライパンにオリーブ油とにんにくを入れ、香りが強くなるまで炒めます。
④アサリを入れ、軽く混ぜながら1分ほど炒めます。
⑤白ワインを加え、ゆすりながら30秒ほど煮ましょう。
⑥蓋をしてアサリが開くまで蒸し焼きにします。
⑦アサリだけをフライパンからあげて皿にうつしましょう。
⑧フライパンにバターとクレイジーソルト、コショウを加えて軽く煮詰めます。
⑨パセリを入れて混ぜ合わせたららアサリにソースをかけてできあがりです。

レバーの赤ワイン煮

材料:鶏レバー400g、赤ワイン250ml、砂糖50g、醤油大さじ1、生姜チューブ5cm

↓作り方↓

①鶏レバーをひとくち大に切り、流水で綺麗に洗ってください。
(生臭さや匂いが気になるようなら一晩牛乳につけておくのもおすすめ)
②小鍋にレバーとかぶるぐらいの水を入れ沸騰させて下茹でします。
③下茹で後、綺麗に洗った鍋にレバー、赤ワイン、砂糖、醤油、生姜を入れて10分煮ます。
④ときどき優しくかき混ぜながら10分ほど煮たらできあがりです。

ワインを飲むときの2つの注意点

①ワインを飲んだ後2時間は授乳を絶対しないように。

アルコールの血中濃度が高くなるのはおおよそ飲酒後の30分~2時間です。

そのため、この間に授乳をしてしまうと、母乳を介して赤ちゃんにアルコールが届けられてしまう可能性が高まります。

赤ちゃんが泣いてもおっぱいをあげることは絶対しないようにしましょう。

そのときはミルクを与えてくださいね。

日ごろから哺乳瓶やミルクにならせておくと、ママがお酒を楽しみたいときに嫌がらず飲んでくれるので安心ですよ。

②必ず規定の量を守って。飲み過ぎないようにしましょう。

授乳のためもありますが、二日酔いで赤ちゃんのお世話がままならない状態は避けたいです。

お酒好きな人はたくさん飲みたいところかもしれませんが、そこはぐっと堪えましょう。

飲んでもいい量を必ず守り、後は卒乳したときの楽しみとしてとっておくのです。

私も経験しましたが、卒乳したあとのお酒は本当に至福なので、その感動を味わうために今はちょっとだけ我慢をしましょう。

飲むか飲まないかはあなた次第です。

記事でお伝えしたようにワイン1 杯程度は、ときどきなら飲んでも大丈夫です。

私のように何度か飲んだけどやっぱり赤ちゃんへの影響が気になるからノンアルコールに切り替えて卒乳を待つのもひとつの手段です。

注意点を気にしながら、自分に合った方法を見つけてワインを楽しんでくださいね。