妊婦はヨガをしちゃだめ?妊娠中のマタニティーヨガ5つの注意点や影響と効果

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妊娠中にヨガを始めようと思っている妊婦さんは結構いるのではないでしょうか?

また妊娠前からヨガをしている方も多いか

もしれませんね。

マタニティーヨガなんていう言葉が有るくらいですから、妊娠中にヨガをしてもいいと思っている妊婦さんは多いかもしれません。

では妊娠中は普通のヨガをしても大丈夫なのでしょうか?

今回は、妊娠中のヨガについて紹介します。

・妊娠中はヨガをしても大丈夫?
・ヨガとマタニティーヨガの違いと、マタニティーヨガをオススメする理由4つ
・ヨガをしても良い妊婦の条件4つと注意点

妊娠中でも安心してヨガに取り組みたいものですよね。

ヨガで適度な運動とリラックス効果を実感しましょう。

妊娠してもヨガは続けても大丈夫。

妊婦がヨガをしても良いのかどうか悩みますよね。

妊娠中のヨガの可否は、いつからヨガをしていたかによって異なります。

・妊娠前からヨガをしていた方は妊娠後もヨガを続けても大丈夫

・妊娠後に新たにヨガを始める方は妊娠16週以降からなら大丈夫

妊娠前からヨガを習慣的にしていた方は体が慣れているため、そのまま継続して行っても問題ありません。

とはいえ「ヨガをしても良い妊婦の条件4つ」に当てはまっている妊婦さんのみになります。

またヨガを続ける時は、妊娠前よりもペースダウンして行う必要があります。

妊娠後に新たにヨガを始める場合には、妊娠16週以降からであれば問題ないとされています。

妊娠初期は流産の可能性が高いので妊娠12週以降、できれば妊娠16以降からが良いとされています。

どちらの妊婦さんもヨガを始める前には必ず医師と相談してからにしましょう。

関連記事⇒妊娠初期のヨガでやってはいけないポーズって?マタニティヨガの影響と効果8ポイント

ヨガとマタニティーヨガの違いとは?

ヨガにはいくつかの種類があります。

パワーヨガ、マタニティーヨガ、温かい部屋で行うホットヨガなど…。

では、普通のヨガとマタニティーヨガは何が違うのでしょうか?

そもそもヨガは呼吸、ポーズ、瞑想を中心に、普段は意識しない筋肉や呼吸に意識を傾け、体と向き合うこと目的にしています。

加えてマタニティーヨガは、妊娠した体に負担なく行えるものです。

マタニティーヨガを行うことで妊娠中の腰痛やむくみなどのマイナートラブルの解消や体重増加の防止、また出産にむけて必要な筋肉や呼吸法を向上してくれる効果があります。

どちらも体と向き合うことに変わりはありませんが、一般的な体と妊婦の体とでは、体質や可動域が異なります。

マタニティヨガは妊婦の体に合ったスタイルで、無理なくできるヨガなのです。

普通のヨガのように筋肉を意識したポーズは行わないため、妊娠中にオススメです。

関連記事⇒妊娠後期の運動はどのくらいしてもいい?室内で出来る運動不足解消法3選

妊婦にマタニティーヨガをオススメする4つの理由

妊娠中はヨガよりもマタニティーヨガの方がオススメなのには理由があります。

・ヨガにはポーズによって転倒する可能性がある

・ヨガは妊娠中には禁忌であるポーズが含まれる

・マタニティーヨガには妊娠中のマイナートラブルを解消する効果がある

・マタニティーヨガはプログラム自体が妊婦向けにスローペースになっている

ヨガには妊婦には避けた方がいいポーズが含まれていることがあります。

ヨガに関して知識があり、妊婦には向かないポーズを避けて行う分には問題ありません。

ですが、妊婦向けにプログラムされたマタニティーヨガの方が安心して取り組むことができますよね。

ヨガをしても良い妊婦の4つの条件

妊娠中にヨガやマタニティーヨガをする時には、妊婦にも条件が4つあります。

  • 妊娠の経過が順調である
  • 胎児の発育に異常がない
  • 妊娠が単胎である
  • 過去に早産や繰り返す流産を経験していない

上記の4つが妊娠中でもヨガに取り組むことができる妊婦さんです。

念のため妊娠中にヨガやマタニティーヨガを始める時には、必ず医師と相談してからにしましょう。

妊娠中のヨガは体の伸ばしすぎに注意

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妊婦さんがマタニティーヨガをする際には必ず注意してほしいことがあります。

妊娠中は体全体が伸びやすくなっています。

これは出産に向けて、体内でリラキシンというホルモンが分泌されているからです。

このリラキシンというホルモンは、妊娠三ヵ月から産後2~3日まで分泌されています。

リラキシンには関節を緩める作用があり、通常よりも体が伸びやすい状態になります。

妊娠中にヨガをする時は体を必要以上に伸ばしてしまい、痛める可能性があります。

ヨガをする際には体の伸ばしすぎに注意して、ゆっくりと無理のない範囲で行いましょう。

関連記事⇒妊婦の背伸びは危険?妊娠中の背伸び5つの注意点と胎児への影響

まとめ

 妊婦さんがヨガをする際には、マタニティーヨガにする方が安心して取り組むことが出来ます。

ただし、妊娠経過が順調な方に限ります。

普通のヨガの中には片足になるポーズやお腹をひねるポーズ、うつ伏せでするポーズなど妊娠中は避けるべきポーズがあるため十分に気をつけましょう。

ヨガのきちんとした知識がある、あるいは知識をもつインストラクターとともにヨガに取り組むようにしてくださいね。

またヨガに限らずマタニティーヨガをする際には医師と相談してからにしましょう。

妊娠中はホルモンの関係で関節が緩んでいる状態なので、伸ばしすぎると痛めることがあります。

伸ばしすぎないようにゆったりと行いましょう。また当たり前のことですが、水分補給や休憩はこまめにとるようにして、体調に十分に気を付けて行いましょう。

マタニティーヨガには妊婦中のマイナートラブルの予防や解消など、妊婦には嬉しい効果が得られるポーズが数多くあります。

積極的に取り組んで心と体の両方を整えられるといいですね。