つわり中に湯豆腐が食べたい!おすすめの食べ方と4つの注意点

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つわり中に湯豆腐が食べたい!おすすめの食べ方と4つの注意点

妊娠するとつわりに悩まされる人は少なくありません。

つわりの症状は人それぞれで、食欲がなくなる人やひとつのものが無性に食べたくなる人など様々です。

そんな辛いつわり時に、「つわりがあっても湯豆腐だけは食べられた!」という人は多いようです。

私も湯豆腐はもちろん、豆腐はつわり中に大活躍してくれました。

・つわり中に湯豆腐をたくさん食べても大丈夫?
・つわり中の湯豆腐、気を付けることを知りたい!
・つわり中におすすめ!おいしい湯豆腐の食べ方

中には湯豆腐しか食べられない、食べたくない、という人もいるでしょう。

「つわり中に湯豆腐ばかり食べて大丈夫?」と心配になる人もいるでしょうから、つわり中の湯豆腐の取り入れ方について詳しく調べてみました。

正しい知識を身につけて、湯豆腐でつらいつわりを乗り切りましょう!

つわり中に湯豆腐が食べたい!たくさん食べても大丈夫?

つるりとした食感が食べやすく、食欲が低下しがちなつわり中にも食べやすい湯豆腐。

つわりの症状によっては、湯豆腐しか食べられないという人も少なくありません。

妊娠するとできるだけ栄養バランスにも気を使った食事を摂りたいと考える人も多いですから、湯豆腐ばかり食べていると心配になってしまいますよね。

つわりの症状は安定期に入る頃には落ち着くケースが多く、まったく症状がなくならないにしても安定期には食べられる食材が増える人がほとんどです。

そのため、つわりがつらい時に湯豆腐ばかり食べていてもさほど問題はないといえるでしょう。

つわり中に湯豆腐がおすすめの3つの理由

湯豆腐はつわり中におすすめの食べ物です。

なぜ湯豆腐がつわり中におすすめなのか、その3つの理由について見ていきましょう。

1.体を温める効果が期待できる!

湯豆腐は温かい食べ物です。

妊娠中は、体の冷えは大敵。

湯豆腐を食べることで体を内側から温めることができ、血行を促進し冷えの改善やつわりの症状の悪化を防ぎます。

薬味にショウガをプラスしたり、ねぎを一緒に食べたりすることでより体を温める効果が期待できますよ。

2.消化が良くお腹にやさしい!

豆腐の80%以上は水分です。

原料である大豆の栄養を引き継ぎながらも水分が多いため、消化吸収に優れていることも豆腐の特徴です。

つわり中は胃の調子が悪いと感じる人も多いですが、豆腐なら胃にやさしいので安心して食べることができますね。

3.何より簡単に作ることができる!

湯豆腐はつらいつわりのときでも簡単に作ることができるという点が最大のメリットです。

豆腐とだし汁、ポン酢などがあればすぐに食べることができますね。

長い時間キッチンに立っていることがつらいという妊婦さんでも、湯豆腐なら短時間でできるのでおすすめです。

つわり中に湯豆腐を食べるときに気を付けたい4つのこと

つわり中でも食べやすい湯豆腐ですが、より安心して湯豆腐を食べるにはどのようなことに気を付ければいいのでしょう。

ここではつわり中に湯豆腐を食べるときに気を付けたい4つの注意点について紹介します。

  1. 食べ過ぎに気を付けよう!
  2. 薄味で食べるのがおすすめ!
  3. ほかの大豆製品との組み合わせにも注意!
  4. 野菜も入れて食べよう!

豆腐の食べ過ぎには気を付けよう!

豆腐はカロリーが低くタンパク質やカルシウムなど、栄養価も高い食材です。

しかし食べ過ぎには気を付けたいところです。

豆腐にはタンパク質だけでなく大豆イソフラボンも多く含まれています。

まず、タンパク質から見てみると、

豆腐に含まれるタンパク質は100gあたり

・木綿豆腐・・・6.6g
・絹ごし豆腐・・・4.9g

(参照:文部科学省|日本食品標準成分表より)

タンパク質の摂取目安量は非妊娠時で40g~50gが推奨されていますが、妊娠中は以下のようになります。

・妊娠初期・・・50g
・妊娠中期・・・55g~60g
・妊娠後期・・・70g~75g

(参照:厚生労働省|日本人の食事摂取基準(2015年版)より)

豆腐1丁は300g~400g程度ですから、木綿豆腐で19.8g~26.4gのタンパク質が含まれていることになります。

1日に2丁~3丁の豆腐を食べてしまうと食べ過ぎになり、タンパク質の摂りすぎとなってしまいます。

体重の増加や胃腸の調子が悪くなってしまうこともあるので気を付けましょう。

もうひとつは大豆イソフラボンです。

大豆イソフラボンの摂取目安量は、1日に70~75mgとされています。

(参照:農林水産省|大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&Aより)

木綿豆腐100gにはおよそ27mgの大豆イソフラボンが含まれており、1丁で摂取目安量に到達してしまいます。

大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをすることが分かっています。

大豆イソフラボンの過剰摂取による健康被害は報告されていませんが、大幅にオーバーして摂取することは好ましくありません。

湯豆腐はほどほどの量を食べるようにしましょう。

関連記事⇒妊婦は大豆製品を食べちゃダメ?妊娠中の大豆の影響と6つのポイント

湯豆腐は薄味で食べよう!

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皆さんは湯豆腐をどんな味付けで食べますか?

ポン酢やしょうゆ、ゴマダレなど、様々なタレで食べられるということも湯豆腐の魅力のひとつです。

ついたっぷりタレをかけて湯豆腐を食べてしまう、という人は注意が必要です。

湯豆腐はそのままだとヘルシーな食材ですが、タレをたっぷりかけて食べるとカロリーと塩分が気になります。

特に塩分の摂りすぎは妊娠中は避けたいところ。

妊娠中に塩分を摂りすぎると、

・むくみ
・妊娠高血圧症候群

などのリスクが高まります。

妊娠高血圧症候群が重症化してしまうと、胎児の発育の遅れだけでなく、最悪の場合に早産や死産につながってしまうこともあるのです。

早期胎盤剥離などを引き起こしてお母さんも命の危険にさらされることだってあります。

詳しくは、妊娠高血圧症候群とは?原因や症状と治療方法、4つの予防策 の記事で紹介していますのでご参照ください。

せっかくあっさりとした味わいが魅力の湯豆腐ですから、豆腐の味をしっかり味わえる薄味で食べるようにしましょう。

湯豆腐以外の大豆製品の食べあわせにも注意!

湯豆腐だけでなく、大豆を原料とした食材はほかにもたくさんあります。

・納豆
・油揚げ
・豆乳
・ゆば
・きなこ

湯豆腐をたっぷり食べた日に、納豆や豆乳なども食事に取り入れると、大豆製品の摂りすぎにつながってしまいます。

納豆を食べたら豆腐の量を減らすなど、1日の大豆製品の取り入れ方に気を付けながら湯豆腐を食べるようにしましょう。

湯豆腐には野菜もたっぷり入れてバランスよく!

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湯豆腐が食べられるなら、ぜひ一緒に野菜を入れて豆腐と一緒に食べてください。

つわりがつらい場合は無理をする必要はありませんが、いくつかの野菜を豆腐と一緒にゆでて、ポン酢やゴマダレで食べてみてください。

豆腐と一緒に食べることで食べられるものが見つかることもありますよ。

野菜を加えることで、豆腐からは摂取することができないビタミン類の栄養をバランスよく補給することができるのでおすすめです。

鍋物ということにとらわれず、季節の野菜を入れて作ってみてくださいね。

つわり中でも食べやすいおすすめの湯豆腐の食べ方

湯豆腐はダシで豆腐などの具材をゆで、タレにつけて食べることが定番ですよね。

しかし「この食べ方だと飽きてしまう。でも湯豆腐が食べたい!」という人も多いと思います。

ここではつわり中でも食べやすいおすすめの湯豆腐の食べ方を紹介します。

いつもと違うタレを用意しよう!

湯豆腐のタレの定番といえばポン酢とゴマダレですよね。

つわり中でもいろいろな味を楽しみたいという人におすすめなのが、普段とはちょっと違ったタレを使うこと。

・ポン酢やゴマダレにラー油をプラス!
・味噌とみりんとゴマの甘味噌ダレ
・塩麹やしょうゆ麹もおすすめ!
・塩レモンでさっぱり!

など、お好みのタレをいろいろ試してお気に入りを見つけてみてくださいね。

重曹プラスでトロトロ湯豆腐に!

いつもの湯豆腐に重曹をプラスするだけで、トロトロの食感の湯豆腐を楽しむことができますよ。作り方はとっても簡単。

  1. だし汁500mlに対して重曹を5g加えて混ぜます。
  2. だし汁を火にかけ沸騰したら豆腐を加え、ごく弱火にします。
  3. 豆腐が揺れるか揺れないかくらいの火加減でゆっくりと火を通したら完成です。

あまり加熱しすぎると溶けてしまうので気を付けましょう。

いつもの湯豆腐に重曹をプラスするだけでお店で食べる湯豆腐のような、トロトロの食感を味わうことができます。

ぜひ試してみてくださいね。

味付けした湯豆腐もおすすめ!

湯豆腐というと、だし汁でゆでた豆腐をタレにつけて食べるのが一般的ですが、だし汁に味付けをしてしまうのもおすすめです。

先に味付けをすることで、タレをつけすぎてしまうことを防げます。

味のバリエーションも増えるので、飽きずに湯豆腐を食べることができますね。

スープ感覚で食べることができるので、満腹感も得られるのでおすすめです。

まとめ

湯豆腐はつらいつわりを乗り切るおすすめの食べ物です。

つわりの症状は人それぞれですが、湯豆腐なら食べられたという人も少なくありません。

湯豆腐はヘルシーで食べやすく、妊娠中でも問題なく食べることができます。

湯豆腐を食べるときには、

・食べ過ぎには注意
・薄味で食べよう
・ほかの大豆製品との食べあわせにも注意

以上のことに気を付けて食べるようにしてくださいね。

湯豆腐は赤ちゃんが生まれた後にも、お母さんの栄養補給や赤ちゃんの離乳食にも使うことができます。

ぜひ色々な食べ方を試してみてくださいね。