城北中央公園は子供連れにおすすめ!練馬区・板橋区の大きな公園の魅力を紹介♪

スポンサードリンク

東京都練馬区と板橋区にまたがる城北中央公園は、お子様から大人まで無料で楽しめる運動公園です。

豊かな緑に囲まれ、たくさんの遊具がある広場や、様々な運動施設が集まっています。

城北中央公園とはどんな場所?

城北中央公園は東京23区の北、練馬区と板橋区にある都民のための運動広場です。

東京23区北部で最大の広さを誇る運動公園

城北中央公園は総面積262,369.07平方メートル(約26.2ヘクタール)もの広さを持ちます。これは東京23区北部で最大の広さを誇ります。

城北中央公園の全景

城北中央公園の全体案内図を以下に示します。

児童公園だけもで3カ所、野球場が4カ所、屋内体育館など、様々な施設がありますね。
草木も豊かで、一年中何らかの植物を楽しむことができます。

城北中央公園の歴史

城北中央公園は元々は昭和17年に防空緑地として整備された区画です。防空緑地とは戦争中の空襲被害を防ぐための、避難所兼火災被害を食い止めるための土地です。

戦後の昭和30年、一時的に一部区画が立教学院に貸し出され、学院総合グランドが建設されました。
その時、石器や縄文土器、弥生時代の竪穴式住居跡が出土しています。

昭和45年、立教学院から東京都に土地が返還され、全区画を合わせて『東京都立城北中央公園』となりました。

平成17年にドッグランがオープンするなど、現在でも整備が行なわれ、都民の憩いの場となっています。

子ども向けの広場が3カ所あり、遊具がたくさんおかれている

お子様を連れて城北中央公園に行くならば、遊具がたくさんある『わくわく広場』、『ケヤキ広場』、『こども広場』がおすすめです。

わくわく広場の遊具

わくわく広場には、巨大なアスレチック遊具や、ぞうさんすべり台などがあります。
ネット遊具やシーソーも楽しめますね。
広めの砂場ではいつも子ども達がはしゃいでいます。
ちょっと珍しいところでは、壁に埋め込まれた音楽遊具もあります。

ケヤキ広場の遊具

まず目立つのは大木をイメージした(?)すべり台。高さはそれほどないので小さな子でも安心して遊べます。
他には、ターザンロープもここの目玉かもしれません。

名前の通りけやき(欅)が多く、秋になると紅葉がとても美しい広場でもあります。

こども広場の遊具

子ども広場はいくつもの複合遊具があり、こちらも子ども達が楽しむことができます。
もちろん、ブランコや鉄棒などもありますから、子どもと一緒にお散歩するにもいいですね。

園内には季節ごとに様々な花が咲き誇る

城北中央公園には様々な植物が植えられています。
1年を通して色々な花や紅葉などを楽しむことができます。

春に楽しめる花

春を代表する花といえばもちろん桜です。城北中央公園でも見事な桜を見つけることができます。
他にも梅、ツツジ、木蓮、えごのき、とちのきなどの花を楽しむこともできます。

夏に楽しめる花

夏にオススメなのは紫陽花でしょう。他には芙蓉、木槿、梔子などの花も楽しめます。

秋に楽しめる紅葉・黄葉

秋と言えば紅葉や黄葉の季節。イチョウやけやきの見事な紅葉は散歩のお供に最適です。
花では彼岸花やキバナコスモスなどが見頃を迎えます。
他に、どんぐりの実を拾えるのもこの時期です。

冬に楽しめる花

サザンカの花は秋から冬にかけて咲き誇ります。また、寒椿は冬休みの時期に一番の見頃を迎えるようです。

各種スポーツ施設が勢揃い

城北中央公園には、様々なスポーツ施設があります。ここでは軽くご紹介しておきます。

  • 野球場(硬式野球、少年野球、ソフトボール)×2面
  • 小野球場(少年野球、ソフトボール)×2面
  • テニスコート(人工芝)×2面
  • 陸上競技場
  • ドッグラン
  • 上坂橋体育館(トレーニングジム、温水プール、武道場、室内競技場完備)

これらの施設の利用には事前予約、ならびに利用料が必要になることがあります。
詳細は公式ページからお問い合わせください。

茂呂遺跡と栗原遺跡

城北中央公園には茂呂遺跡と栗原遺跡という、旧石器時代の遺跡がが存在します。お子様と一緒に公園をお散歩しながら、古代世界に思いをはせてみるのもよいでしょう。

茂呂遺跡

スポンサードリンク


茂呂遺跡は約1万7千年前の旧石器時代の遺跡とされています。東京都指定遺跡となっており、出土品は10数点。そのうちナイフ状の石器は『茂呂型ナイフ形石器』と呼ばれます。

現在は樹林保護のため遺跡に立ち入ることはできませんが、看板にどのような遺跡なのか説明が書かれています。

栗原遺跡

栗原遺跡は旧石器時代から平安時代に至る歴史を残す、複合遺跡です。

現在は奈良時代の住居(かやぶき家屋)が復元されています。お子様と一緒に大昔の人々がこの地でどういう生活をしていたのか想像してみるのも、歴史の勉強の第一歩としていい経験になりそうですね。

城北中央公園へのアクセス方法

城北中央公園は板橋区桜川一丁目、小茂根五丁目、練馬区氷川台一丁目、羽沢三丁目にまたがって存在する公園です。

電車でのアクセス方法

城北中央公園に電車で来園する場合は東武東上線がもっとも使いやすいです。他に、東京メトロ副都心線、有楽町線、西武有楽町線(西武池袋線)の駅からも徒歩圏内になります。

東武東上線『上坂橋駅』徒歩15分

もっとも城北中央公園に近い駅です。急行や快速、準急は通過する駅ですから、普通電車をご利用ください。

東京メトロ副都心線、有楽町線『氷川台駅』徒歩20分

渋谷、新宿方面や、新木場、有楽町方面からの場合、地下鉄利用が便利です。
なお、東京メトロ副都心線は東急東横線、みなとみらい線に直通していますから、横浜方面からも乗り換えなく城北中央公園に来園することができます。

西武有楽町線『小竹向原駅』徒歩25分

距離があるため公式ページでは謳われていませんが、『小竹向原駅』からも徒歩で来園できる距離です。練馬方面など西武池袋線から、西武有楽町線を利用される場合はこの駅を使う方法もあります。

※『小竹向原』から東京メトロ線に乗り換えて『氷川台駅』まで行く方法もあります。この場合は東京メトロの初乗り料金がかかります。

駐車場情報

城北中央公園の駐車場は66台駐車でき、30分ごとに100円かかります。駐車可能台数が少なく、近隣に他の駐車場がないこともありますので、できるだけ電車などでの来園をオススメします。

城北中央公園の評判・口コミ

城北中央公園の口コミをまとめました。野球場などへの口コミもありましたが、ここでは主に子ども連れで楽しんだ方の評判を特集します。

家族で散歩するのにちょうどいい公園

自然豊かで、子どもと一緒に散歩するのにちょうどいい公園ですね。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉が楽しめます。
公園を周回している散歩道を歩きながら、気持ちの良い風を味わえます。

子ども向けの遊具がある場所も複数あり、子ども達は楽しめそうです。

散歩をしていたら突如現れる栗原遺跡

公園内のグランドに囲まれたところに突如現れる栗原遺跡。
縄文時代のものを復元したのかと思ったら、奈良時代の住居らしいです。

小学生の息子は、昔の人はこんな家に住んでいたんだと興味津々でした。来年は学校で歴史の授業があるようですが、その前にちょっとだけ昔の暮らしに興味を持てたようでよかったです。

大きな都立公園ですね

大きな都立公園です。公園としては可もなく不可もなくでしょうか。
広い公園なので散歩したり、遊んだりするには最適です。
入場料なども必要ありませんし、近隣に住んでいるならば一度は遊びに行きたい場所といえると思います。

ただし、以前、テニスコートを使ったときは更衣室の老朽化がちょっと気になりました。

体育館では一年中プールを楽しめます

上板橋体育館では一年中温水プールが楽しめます。
小学生の子どもと一緒に毎週泳ぎに行っていますよ。
公園は自然豊かで特に紅葉の季節は気持ちがいいですね。

息子が小さい頃は遊具のある広場もよく利用させていただきました。

まとめ

城北中央公園は特に東京23区北部の方々に愛される、広い運動公園です。
遊具の揃った子ども向けの広場や、散歩道だけでなく、野球場やテニスコート、温水プールなども完備されていますから、練馬区や板橋区の皆様にはおなじみの公園でしょう。

さすがに代々木公園を要する渋谷などから、わざわざ地下鉄に乗って行く価値があるかは微妙ですが、地域の皆様に愛される運動公園として今後も変わらず存在して欲しいなと思います。