赤ちゃんの教育を考える方におすすめの本10選~乳児からの教育で将来が変わる?!

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赤ちゃんのいる家庭や、これから赤ちゃんが生まれる家庭のパパママなら一度は、「赤ちゃんの教育、どうしよう」、「何か早いうちから習わせたほうが良いのかな」など、赤ちゃんの教育について考えたことがある方も多いのではないでしょうか。

乳幼児期からの教育は、いろいろな研究でその重要性が語られており、赤ちゃんの教育に関する本も数々出版されています。

そこで今回は、赤ちゃんの教育について以下の2点を紹介します。

  • 赤ちゃんの教育の重要性
  • 赤ちゃんの教育におすすめの本10選

赤ちゃんの時期は、忙しい育児とともにあっという間に過ぎてしまいます。

振り返って後悔することのないように、赤ちゃんの時期に必要な教育について、今回の内容を参考に今一度考えてみてはいかがでしょうか。

赤ちゃんへの教育はなぜ重要?将来の収入に差が出るという研究結果も?!

赤ちゃんのうちからしっかりと教育をすることは大事…と何となく耳にしたことがある方も多いでしょう。

赤ちゃんへの教育はなぜ大切で、どんな効果が期待できるのでしょうか。

赤ちゃんへの「教育」と言っても、「教育」には色々ある。

まず、赤ちゃんへの「教育」と一言に言っても、例えば脳を鍛える知育や、英語教育、運動能力の教育や音楽教育など、さまざまな種類があります。

また、赤ちゃん~乳児期においては、基本的な生活習慣をしっかりと身につけさせたり、善悪を教えると言ったいわゆる「しつけ」も、大切な教育の一つにあたるでしょう。

赤ちゃんの教育について考えるにあたりまずは、さまざまある「教育」の種類を知り、その中で自分の子にはどの「教育」を重視したいのかを決める必要があるでしょう。

そのためにも、赤ちゃんへのいろいろな教育に関する書籍などを読んで、各教育の内容やそれによる効果を知るということは重要なことですね。

脳の柔軟性・吸収性が高い乳児期の教育によって、将来が変わることもある。

「知育」、「英語」、「音楽」、「しつけ」などどの教育であれ、早い段階からのスタートが好まれる理由としては、人の脳というのは生まれてから間もない頃ほど、柔軟性や吸収性が高いと考えられているからです。

赤ちゃんは、生まれてからたった2~3年間で言語を習得し、食事、トイレ、お着替えなど基本的な生活習慣も身につけます。

そうした高い吸収力がある時期に教育をしておくことで、その他の時期に教育するよりも効率的に、効果的に教えたことを身につけさせることができるという考えです。

例えば、英語のネイティブ並みの発音や絶対音感などは、3歳頃までの幼い時期にしか獲得できないとも言われています。

赤ちゃんの時期から英語や音楽教育を行うかどうかで、将来どの程度、英語や音楽の能力を高めることができるかが、ある程度決まってしまうということです。

また、しつけについて面白い研究結果があります。

日本の京都大学、立命館大学、同志社大学の教授らが行った研究結果によると、4つの基本的なモラルを親からしっかりと教わった子どもは、その4つ全てを教わらなかった子どもと比べると、将来の平均年収が86万円高くなるということです。

4つの基本的なモラルというのは、「うそをつかない」、「他人に親切にする」、「ルールを守る」、「勉強をする」です。

こうした基本的なしつけ教育も、赤ちゃんのうちからしっかりと行うことが将来を左右する可能性があるということですね。

参考

RIETI Discussion Paper Series 14-J-011 『基本的モラルと社会的成功』

ベネッセ教育情報サイト『0歳〜6歳の幼児教育は「投資対効果」が1番良いって本当?その理由を徹底解説!

赤ちゃんの教育を考える方におすすめの本10選

赤ちゃんへの教育の重要性はわかったけれど、具体的にどんな教育をしたら良いのか、赤ちゃんにどう働きかけたら良いのか迷うパパやママも多いでしょう。

そんな赤ちゃんへの教育に悩む方におすすめの、赤ちゃん~乳幼児期の教育について書かれたおすすめの本を10冊紹介します。

1. 幼稚園では遅すぎる 新装版

井深大(著)

617円(税込)

世界のソニーを育てた伝説の経営者である井深大さんの子育て論で、1971年の刊行以来、多くのパパママに読み継がれてきました。

「幼児は叱るよりほめたほうが良い」「体を動かす子ほど知能の発達も早くなる」「整理されすぎた部屋は子どもの成長を妨げる」など、興味深くも納得できるアドバイスがたくさんあります。

幼稚園に入る前の0歳~3歳までの教育・しつけの重要性を説いた本です。

Amazon掲載ページ:幼稚園では遅すぎる 新装版

2. 0歳からの母親作戦―子どもの心と能力は0歳で決まる

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井深大(著)

566円(税込)

幼児教育研究に情熱を注いできたことでも知られるソニーの経営者である井深大さんの著書です。

上で紹介した『幼稚園では遅すぎる』の続編にあたり、幼児教育の重要性を訴えた本です。

0歳~2歳までは有無を言わせず繰り返し覚えさせる時期、3歳、4歳はその子の興味に訴え、納得させながら教えていく時期と、赤ちゃんの歳にあわせた育て方、教育方法が紹介されています。

Amazon掲載ページ:0歳からの母親作戦―子どもの心と能力は0歳で決まる

3. 赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる

久保田 競  (著), 久保田 カヨ子  (著)

1,512円(税込)

「脳科学おばあちゃん」として、テレビでも取り上げられて話題になった久保田カヨ子さんと、夫で脳科学の権威である久保田競さんの伝説の育児バイブルです。

発売当初、中古書籍のAmazonマーケットプレイスでなんと28,800円のプレミアム価格もついた人気の本です。

生まれてから2本足で歩き始める頃までの赤ちゃん、つまり0~1歳の赤ちゃんは激しく発達・成長するため、その時期に何をすれば良いのかが、脳研究の最前線の専門家の知識と子育て経験をもとに書かれています。

Amazon掲載ページ: 赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる

4. 新版 赤ちゃんの脳を育む本 ― 0~2才の赤ちゃん期にできること!

久保田 競  (著), 久保田 カヨ子  (著)

1,404円(税込)

上で紹介した『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる』の久保田競先生、久保田カヨ子夫人による育脳育児書の最新版です。

赤ちゃんの脳は生まれてすぐから育ちます。0~2歳の赤ちゃんの能力を高めるためには、どんな刺激をいつどうやって与えると良いのでしょうか。

この本には、赤ちゃんを賢い子に育てるために0~2歳の間にすべきことが、写真なども多用してわかりやすく書かれています。

Amazon掲載ページ: 新版 赤ちゃんの脳を育む本 ― 0~2才の赤ちゃん期にできること!

5. お母さんの「敏感期」―モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる

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相良 敦子  (著)

670円(税込)

赤ちゃんの教育方法・教育論はさまざまありますが、その中でも世界中で一番支持されているとも言える「モンテッソーリ教育」について詳しく知りたい方におすすめの本です。

日本でのモンテッソーリ教育の第一人者である著者が、モンテッソーリ教育で重要視されている「敏感期」とは何なのかについて、豊富なイラストとともに解説しています。

Amazon掲載ページ:お母さんの「敏感期」―モンテッソーリ教育は子を育てる、親を育てる

6. モンテッソーリの幼児教育 ママ,ひとりでするのを手伝ってね!

相良 敦子  (著)

1,512円(税込)

上で紹介した『お母さんの「敏感期」』に続き、日本でのモンテッソーリ教育の第一人者である相良敦子さんによるモンテッソーリ教育についてわかりやすく紹介された本です。

モンテッソーリ教育で使用する具体的な教具や、各年齢での「課題」も書かれていてわかりやすいと口コミでも評判です。

子どもの可能性を引き出し、自主性や他人への思いやりを育むためには、親はどうすべきなのかが豊富な実例をもとに具体的に書かれています。

Amazon掲載ページ:モンテッソーリの幼児教育 ママ,ひとりでするのを手伝ってね!

7. 新版 親だからできる赤ちゃんからのシュタイナー教育

ラヒマ ボールドウィン (著), Rahima Baldwin (原著), 合原 弘子 (翻訳)

1,944円(税込)

オーストリア出身の教育者シュタイナーが提唱した教育法であるシュタイナー教育について、その考え方の基本を知ることができる本です。

シュタイナー教育では、生活の中のちょっとした工夫で、子どもを豊かに、素直に育てることを大切にしています。

この本では、育児で起きるあらゆる事柄について、シュタイナーならどう考えるかということがわかりやすく書かれています。

Amazon掲載ページ:新版 親だからできる赤ちゃんからのシュタイナー教育

8. 0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児

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サリー ウォード (著), Sally Ward (著), 槙 朝子 (著), 汐見 稔幸 (著)

2,376円(税込)

「語りかけ育児」という教育法について書かれた本です。

「語りかけ育児」とは、1日30分間だけ、ママが静かな環境で赤ちゃんの興味に沿って遊んだり、語りかけることによって子どもの才能を最大限に引き出し、コミュニケーション能力を育てるという方法です。

「語りかけ育児」によって、赤ちゃんに意欲や自己肯定感を育てることができると、イギリスでは政府も推奨する育児法です。

Amazon掲載ページ:0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児

9. 「東大に入る子」は5歳で決まる: “根拠ある自信”を育てる幼児教育

和田 秀樹 (著)

1,404円(税込)

精神科医で、受験学習法、幼児教育のプロでもある著書による、「できる子」に育てるための教育法が書かれた本です。

この本によると、小学校入学時に「できる」ことが多ければ、それが「根拠ある自信」となり子どもを明るく元気にして、その後の人生に大きな影響を及ぼすということ。

「できる」ことを増やすにはどうすれば良いのか、自信を持たせてあげるにはどうすれば良いのかが具体的に書かれていてわかりやすいと評判です。

Amazon掲載ページ:「東大に入る子」は5歳で決まる: “根拠ある自信”を育てる幼児教育

10. 幼児教育の経済学

ジェームズ・J・ヘックマン (著), 古草 秀子 (翻訳)

1,728円(税込)

幼児教育がなぜ重要なのか、早期教育がその後の子どもの人生をどう変えるのかについて、経済学の世界的権威である著者がまとめました。

「5歳までの教育は学力だけでなく健康にも影響する」「ふれあいが足りないと子どもの脳は委縮する」など、さまざまな研究結果と合わせて就学前教育の重要性が説かれています。

タイトルの通り、幼児教育の投資効果はどれほどなのかなど、経済学の視点から幼児教育の効率性や公平性について考えている点が独特な本です。

Amazon掲載ページ:幼児教育の経済学

赤ちゃんにも重要な教育について、何を重視するか夫婦で考えてみよう!

赤ちゃんの時期は脳の柔軟性や吸収性が高いため、この時期にどんな教育をするかが、その後の人生に大きく影響するとも言われているほど、赤ちゃんへの教育は重要視されています。

教育と一言に行っても、英語や音楽、育脳などたくさんの種類があり、また乳児への教育方法や教育論もさまざま提唱されています。

是非、これを機に各家庭で、自分の子にはどのように育って欲しいのか、どんな力を身につけて欲しいのかをよく話し合い、赤ちゃんへの教育について考えてみてくださいね。