赤ちゃん用の日焼け止めはいつから必要?赤ちゃんの日焼け止め選び方とおすすめ12選

スポンサードリンク

赤ちゃんとお出かけを楽しむときに、日焼け止めを塗るべきなのか気になっているママも多いのではないでしょうか。

特に、春~夏にかけて暖かくなってくると、赤ちゃんの肌への紫外線の影響が心配ですよね。

そんな赤ちゃんの日焼け止めについて、選び方やおすすめ商品など、以下3つの内容について紹介します。

  • 赤ちゃんの日焼け止めはいつから必要?
  • 赤ちゃんの日焼け止め選びのポイント
  • 赤ちゃんの日焼け止めおすすめ商品12選

お出かけをすることは、赤ちゃんの五感や好奇心を刺激し、赤ちゃんの成長にとってとても良い体験になります。

赤ちゃんの日焼け止めや紫外線対策についての知識を身につけて、赤ちゃんと安全に楽しくお出かけをしましょう。

目次

赤ちゃんに日焼け止めはいつから必要?新生児から使って良い日焼け止めもある?

赤ちゃんが紫外線をたくさん浴びて日焼けをしてしまうと、皮膚が弱い赤ちゃんは肌が荒れてしまったり、火傷のようになってしまう可能性があります。

また、日本小児皮膚科学会によると、子どものときに強い日焼けをすることは、将来、皮膚がんを発症するリスクを高めるとも言われています。

よって、赤ちゃんとお出かけをするときは、しっかりと紫外線対策をする必要があります。

日焼け止めを塗ることは、その紫外線対策の一つですが、生まれて間もない赤ちゃんには、いつ頃から日焼け止めを使う必要があるのでしょうか。

まず、新生児期~生後1ヶ月頃ですが、この時期の赤ちゃんは抵抗力が特に低いため、基本的に外出は控えることになっています。

よって日焼け止めを塗って外出するようなことはあまりないと考えられます。

生後1ヶ月を過ぎた頃から、少しずつベランダや窓辺で外気浴をして、日光や外の空気に慣れさせるようにすると良いでしょう。

商品として、新生児期の生後0ヶ月から使用できる日焼け止めも販売されています。

ただし、新生児期は赤ちゃんの体の機能が未熟なため、できるだけ日焼け止めを塗ったり、日焼け止めが必要な場所へ外出することは控えたほうが良いです。

ベランダや窓辺での外気浴も、強い紫外線を浴びすぎない時間帯に行うように気をつけましょう。

生後2~3ヶ月頃になると、少しずつ赤ちゃんと一緒に近所を散歩したりお買い物に出かけたりできるようになってきます。

この時期から、特に紫外線が強い季節・時間帯に外出する場合は、日焼け止めを塗って紫外線対策をする必要がでてくるでしょう。

紫外線が最も強くなるのは、午前10時~午後2時頃と言われています。

赤ちゃんが小さいうちは、紫外線が多い春や夏のこの時間帯に、長時間お出かけすることは避けたほうが良いです。

どうしても外出する場合は、しっかりと日焼け止めを塗り、あわせて帽子や長袖の羽織を着せて赤ちゃんの肌を紫外線から守るようにしましょう。

参考

日本小児皮膚科学会 / お役立ちQ&A / こどもの紫外線対策について

ピジョン株式会社 / pigeon.info / 赤ちゃんの基礎知識 / おでかけ

赤ちゃんに日焼け止め選びのポイント ~ 対象年齢や成分表示、SPFをしっかり確認!

日焼け止めは、通常は皮膚科など病院で健康保健適応で処方を受けることができません。

よって、赤ちゃんの日焼け止めについては、市販されている日焼け止めを購入して使うことになります。

それでは、赤ちゃんの日焼け止めを買うときは何を重視して選ぶと良いのでしょうか。

赤ちゃんの日焼け止め選びのポイントを6つ紹介します。

1. 必ず「ベビー用」のものや「対象年齢」が当てはまるものを使う

赤ちゃんの日焼け止めを購入する際は、必ず「ベビー用」「赤ちゃんからOK」などと書かれたものを選ぶようにしましょう。

大人向けのものは、赤ちゃんの肌に良くない刺激の強い成分が含まれている可能性があるためです。

また、各商品パッケージには「生後0ヶ月~」「生後3ヶ月~」など、対象月齢や年齢が表示されているはずです。

その対象月齢が当てはまる商品を選んで使用するようにしましょう。

2. SPF、PAなどの紫外線防止程度は、外出の用途によって使い分ける

日焼け止めによく記載されているSPFやPAは紫外線の防止効果の程度を表しています。SPFは、「SPF20」や「SPF50」というふうに表され、その数字が高いほど紫外線防止効果も高くなります。

PAについては、「PA+++」や「PA++++」というふうに表され、+の数が多い程、紫外線防止効果が高くなります。

一般的に、SPFやPAの数値が高いほど肌への負担も大きく洗い流しづらいため、日常生活ではなるべくSPFやPAが低いもの(SPFなら15~30、PAなら+~+++)を選ぶと良いでしょう。

海やプール、山など強い紫外線を長時間浴びる場所に出かける場合は、SPFやPAが高いもの(SPFなら20~40、PAなら+++~++++)を選ぶというように、外出用途によって使い分けるようにすると良いです。

3. 紫外線吸収剤不使用のものをできるだけ選ぶ

スポンサードリンク


紫外線吸収剤とは、化学合成された成分で紫外線をいったん吸収することで、皮膚に紫外線が浸透するのを防ぐ素材のことです。

一般的に、大人用のSPFやPAの数値が高い日焼け止めには、この紫外線吸収剤が使用されています。

紫外線吸収剤は化学合成成分のため、人によっては肌に負担がかかることがあります。よって、赤ちゃん用の日焼け止めを選ぶときは、できるだけ避けたほうが良い成分と言われています。

赤ちゃん用の日焼け止めの場合、パッケージに「紫外線吸収剤不使用」と記載されたものも多くあります。

ただし、紫外線吸収剤を使っていても、赤ちゃんの肌に悪影響を及ぼさない作りになっている日焼け止めもあります。

よって必ずしもこの成分だけにとらわれずに、総合的に良し悪しを判断して選ぶと良いでしょう。

4. 赤ちゃんの肌にやさしい天然由来のものや、無香料・無着色のものを選ぶ

上の3で紹介した紫外線吸収剤以外にも、赤ちゃん用の日焼け止めを選ぶ際は、その成分表示をしっかりと確認し、なるべく肌にやさしい成分で作られているものを選ぶと良いでしょう。

赤ちゃん用の日焼け止めでは、無香料や無着色で、赤ちゃんの肌への負担が少なくなっているものが多数あります。

他にも、赤ちゃんの口に入ってしまっても大丈夫なものや、天然素材の成分のみで作られた日焼け止めなどもあります。

5. 石けんで洗い流せるものを選ぶ

赤ちゃんの日焼け止めは、自宅に帰った後やお風呂のタイミングに、石けんでしっかりと洗い流せるものを選ぶようにしましょう。

赤ちゃん用の日焼け止めのほとんどは、石けんやボディソープなどで洗い流せる仕様になっていますが、念のため商品の説明をよく読んで、日焼け止めの落とし方もチェックしておくと良いでしょう。

6. アトピー性皮膚炎や肌荒れの心配がある場合は事前に皮膚科に相談する

アトピー性皮膚炎の赤ちゃんや、皮膚が弱く肌荒れの心配がある赤ちゃんの場合は、市販の日焼け止めを購入する前に、一度皮膚科に相談をしておくことをおすすめします。

その赤ちゃんが安心して使うことができる敏感肌用の日焼け止めを教えてもらえたり、注意すべき日焼け止めの成分についても聞くことができるでしょう。

また、皮膚科では日焼け止めを処方してもらえませんが、場合によっては、日焼け止めと同じような効果を発揮する赤ちゃん用の保湿クリームなどを処方してもらえることがあります。

参考:西淀川区子育てまるごと情報「クー」2015 7.8月号 VOL.41「夏のトラブルから赤ちゃんを守ろう!!」

赤ちゃんの肌に安心で効果も高い日焼け止めを厳選!ベビー用日焼け止めおすすめ12選!

赤ちゃんの日焼け止めを購入しようといざ薬局に行くと、価格が低いものから高いものまで、またクリームタイプやスプレータイプなどさまざまな商品があって、どれを買えば良いのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、赤ちゃんの肌に安心の成分で、且つしっかりと紫外線カット効果もあるおすすめの商品を12点紹介します。

是非、この春夏の赤ちゃんの日焼け止め選びの参考にしてくださいね。

1. UVベビーウォーターミルク SPF15+(ピジョン)

価格:オープン価格 ※楽天市場参考価格 540円(税込)

内容量:60g

紫外線防止程度:SPF15・PA+++

対象:生後0ヶ月~

生後0ヶ月から使用可能の、生まれたての赤ちゃんにもやさしい日焼け止めです。

乳液タイプで水のようにさらっとしているので、赤ちゃんの肌に塗りやすくベタつきません。

紫外線吸収剤不使用、無着色、無香料で、赤ちゃんの肌に毎日使っても安心です。

2. UVベビーミルク ウォータープルーフ SPF50+(ピジョン)

価格:オープン価格 ※楽天市場参考価格 625円(税込)

内容量:20g

紫外線防止程度:SPF50・PA++++

対象:生後0ヶ月~

強い紫外線対策におすすめの商品です。

ウォータープルーフタイプで水や汗に強いので、水遊びをするときや、汗っかきの赤ちゃんでも効果が長続きします。

容量が20gと少量なので、日常用と分けてレジャー用として持っておいても良いでしょう。

もちろん紫外線吸収剤不使用、無着色、無香料の安心成分です。

3. ベビーUVクリーム(ドクターシーラボ)

スポンサードリンク


価格:1,296円(税込)

内容量:30g

紫外線防止程度:SPF30・PA++

対象:生後1.5ヶ月から2ヶ月頃~

日焼け止めでありながら、化粧品メーカーであるドクターシーラボらしく、コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドという3大保湿成分も含む商品です。

赤ちゃんの肌は敏感で且つ、日焼け止めを塗ると乾燥しやすいですが、この商品なら紫外線を防止しながら、肌のバリア機能も高めることができます。

紫外線吸収剤不使用、無香料、無着色、アルコールフリーで成分も安心です。

4. DHCベビー&ママ サンガード(DHC)

価格:1,234円(税込)

内容量:30g

紫外線防止程度:SPF30・PA++

対象:赤ちゃん~

DHCのベビー用日焼け止めクリームです。

紫外線吸収剤を使用せずに、天然由来の成分でしっかりと紫外線を防止します。

クリーム状の日焼け止めなので肌によくのび塗りやすいのが特徴です。

また、肌にもともと存在する天然保湿因子(NMF)を配合しているので、肌の潤いを保つ効果もあります。

5. パックスベビーUVクリーム(太陽油脂株式会社)

価格:648円(税込)

内容量:60g

紫外線防止程度:SPF17・PA+

対象:生後0ヶ月~

無香料のシンプルなUVクリームで、紫外線吸収剤不使用のため、赤ちゃんでも安心して使うことができます。

特徴は、植物油の中で最も人間の皮脂に近く、肌馴染みが良いと言われているパルミトオレイン酸が豊富な「マカデミアナッツ油」が使われている点です。

肌がしっとり潤い、塗り心地も抜群です。

6. アロベビー UVクリーム(ALOBABY)

価格:2,592円(税込)

内容量:30g

紫外線防止程度:SPF20・PA+~++

対象:赤ちゃん~

アロベビーのUVクリームは、100%天然由来成分、安心の純国産、世界的オーガニック基準処方が売りの商品です。

少し値段は高くなりますが、新生児の赤ちゃんから安心して使用することができます。

紫外線吸収剤不使用、無着色、無香料ですが、天然オイルのアロマ効果があるため、ママも心地よく使うことができます。

7. アロベビー UV&アウトドアミスト(ALOBABY)

価格:2,538円(税込)

内容量:80ml

紫外線防止程度:SPF15・PA++

対象:赤ちゃん~

アロベビーのUVクリーム同様、100%天然由来成分でできたスプレータイプの日焼け止めです。

特徴は、1本で日焼け止めと、虫よけなどのアウトドアスプレーとしてのダブルの効果があることです。

アウトドアのときはもちろん、公園など虫が多い場所でも活躍します。

スプレータイプなので、外での塗り直しが簡単なところもポイントです。

8. UVライトベール(ママ&キッズ)

スポンサードリンク


価格:2,592円(税込)

内容量:90ml

紫外線防止程度:SPF23・PA++

対象:赤ちゃん~

ママや赤ちゃん用のスキンケアグッズを多数販売しているママ&キッズの日焼け止めです。

乳液タイプでベタつかないので、毎日のお出かけはもちろん、日常的に使うことで室内でうっかり日焼けしてしまうことを防止するのにも役立ちます。

紫外線吸収剤が含まれますが、直接肌に触れない仕様になっており、無香料、無着色、アルコール無添加で、しっかり紫外線を防止しながら肌にも安心な商品です。

9. デイリーUVケア / キスフォータウン(ウェリナ)

価格:3,024円(税込)

内容量:45ml

紫外線防止程度:SPF20・PA++

対象:赤ちゃん~

ウェリナは、「大切な家族のために、産まれたての赤ちゃんが使えるものを」をコンセプトに、厳選素材のオーガニックにこだわった商品を開発しているブランドです。

キスフォータウンはデイリー用の日焼け止めで、海洋深層水と100%天然植物主成分の美容液ベースのため、紫外線をブロックしながらお肌に潤いも与えます。

10. UVケアミスト アロマイン(ママバター)

価格:1,836円(税込)

内容量:90ml

紫外線防止程度:SPF20・PA++

対象:- ※小さなお子様はパッチテスト後使用してください。

天然の保湿成分のシアバターを配合し、潤いとUVカットの機能を兼ね備えた日焼け止めです。

ミストタイプのため、赤ちゃんにも広範囲にさっと塗ることができます。

アウトドアスプレーとしての機能もあるため、虫よけ効果も高いのが魅力です。

紫外線吸収剤や着色料やシリコン、鉱物油も不使用のため、小さい子でも安心して使用することができます。

11. エーデルワイス UVプロテクト(ヴェレダ)

価格:2,484円(税込)

内容量:50ml

紫外線防止程度:SPF38・PA++

対象:赤ちゃん~

オーガニックのスキンケア商品を幅広く展開するヴェレダの日焼け止めです。

紫外線吸収剤、合成保存料、合成香料、鉱物油不使用ですが、SPFは38でしっかりと紫外線をカットします。

赤ちゃんから使うことができますが、美肌に良い成分や保湿成分も含むため、ママの化粧下地としての使用もおすすめです。

12. チルドレン サンスクリーン (エルビーバ)

価格:3,240円(税込)

内容量:75g

紫外線防止程度:SPF30・PA+

対象:6ヶ月~

「未来の子どもたちのために」ピュアでナチュラル、オーガニックなスキンケア製品を展開するエルビーバのベビー用日焼け止めクリームです。

伸びが良く白浮きしにくいので、小さな赤ちゃんにも不快感なく使うことができます。

紫外線吸収剤は不使用で100%ナチュラル成分ですが、オーガニックラベンダーとカモミールのエッセンシャルオイルが配合されているので、穏やかな香りも楽しむことができます。

赤ちゃんでも安心の日焼け止めを使って、赤ちゃんとのお出かけを楽しもう!

赤ちゃんにとって紫外線の刺激は、日焼けにつながるのはもちろん、将来皮膚がんになってしまうリスクも高めるため、小さいうちからしっかりと日焼け止めで対策をする必要があります。

小さな赤ちゃんに日焼け止めを塗ることは、肌への刺激などが心配な方もいるかもしれません。

しかし、赤ちゃん用の日焼け止めであれば、赤ちゃんの肌にもやさしい天然由来の成分のみでできた商品がさまざまあります。

デリケートな赤ちゃんの肌にも安心の日焼け止めを見つけて、赤ちゃんを紫外線の刺激から守りながら、楽しいお出かけの経験をたくさんさせてあげましょう。