赤ちゃんにおすすめの絵本12選~赤ちゃんの絵本はいつから?選ぶときのポイントも紹介!

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赤ちゃんの頃から絵本を読んであげて、絵本が大好きな子に育てたいと思っているママも多いでしょう。

でも、生まれて間もない赤ちゃんが喜ぶような絵本はあるんでしょうか。

赤ちゃんにはどんな絵本を選ぶと良いのかは、なかなか難しく迷ってしまいますよね。

そこで今回は、赤ちゃんにもおすすめの絵本や、絵本を選ぶときのポイントを紹介します。

  • 絵本はいつから読み聞かせると良い?
  • 赤ちゃんに絵本を選ぶときの4つのポイント
  • 赤ちゃんにおすすめの絵本12選

赤ちゃんのうちから絵本に触れることで、聴覚や視覚などいろいろな感覚を磨くことができます。

是非今回の内容を我が子のためや、出産祝いに素敵な絵本を選ぶときの参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんに絵本はいつから読み聞かせると良い?新生児のうちから必要?

赤ちゃんに絵本を読み聞かせてあげよう!と思っても、まだ小さな赤ちゃんは絵本に反応したり、笑顔を見せたりすることも少ないため、「まだ早いのかな?」「楽しくないのかな?」と不安になってしまいますよね。

赤ちゃんにいつから絵本を読み聞かせると良いかと問われると、生まれて間もない新生児のうちからはじめても、早すぎるということは全くありません。

最初はあまり赤ちゃんが反応していないように感じるかもしれませんが、小さいながらにも、聴覚や視覚を精一杯使って赤ちゃんは絵本を楽しんでいます。

新生児期は、ママやパパも慣れない子育てで慌ただしい時期だと思いますので、無理をしてまで絵本を読み聞かせる時間をとる必要はありません。

しかし、ママやパパの負担がない程度に、ゆっくりと絵本を語りかけるように読んであげる時間を持つことができると、新生児の赤ちゃんにとっても良い効果があるでしょう。

赤ちゃんに絵本を選ぶ4つのポイント ~ 絵本を舐めたり噛んだりすることも考えて!

生まれて間もない赤ちゃんのうちから絵本に触れさせてあげるのは良いことですが、絵本を選ぶときは、できるだけ赤ちゃんの発育に合わせて適したものを選ぶようにしましょう。

以下に、赤ちゃんに絵本を選ぶときに意識すると良い4つのポイントを紹介します。

1. いい音の絵本を選ぶ

赤ちゃん向けの本を選ぶときの1番のポイントとも言って良いのが、この「いい音」の絵本を選ぶということです。

0歳の赤ちゃんはまだ視力が低く、目に入るものをぼんやりとしか見ることができていません。

よって、赤ちゃんのうちは目よりも、音で楽しむことができる絵本がおすすめです。

擬音が楽しい絵本や、ゴロやリズムが良い絵本、音の繰り返しが楽しい絵本、聞くだけで内容がわかる絵本などが赤ちゃんにおすすめの絵本と言えるでしょう。

特に、赤ちゃんがまだお座りで遊ぶことができない新生児~生後半年頃までは、絵本を一緒に読むというよりは、ママやパパの読む声を聞くことが中心になってくると思います。

絵本を見なくても、聞いているだけで楽しくなるような「いい音」の絵本で、赤ちゃんを喜ばせてあげましょう。

2. 色や形が大きくはっきりした絵本を選ぶ

赤ちゃんの視力は、生まれて間もない新生児期は0.01~0.02程度、生後半年頃で0.1程度、1歳でようやく0.2程度まで上昇します。

よって、視力が不安定な赤ちゃんには、色や形がはっきりしている絵のある絵本がおすすめです。

特に赤ちゃんは、人間の顔と同じ形である「まる」に反応を良く示します。

また、色は淡い色よりも、鮮やかな赤や青など、はっきりとした色を識別しやすいです。

よって、鮮やかな色のまるがたくさん出てくる絵本や、めくる度にさまざま色や形の変化を楽しめる絵本が赤ちゃんには適しているでしょう。

3. 舐めたり噛んだりしても大丈夫な素材の本を選ぶ

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赤ちゃんは、身の回りのものを何でも口に入れて舐めたり噛んだりすることで、そのものの形や固さを感じて、脳を発達させていきます。

よって、赤ちゃんが絵本を舐めたり噛んでしまったりするのは当然のことで、大人が読むような普通の紙の本だと、すぐに破ったり、食べてしまったりすることもあるかもしれません。

よって、0歳の赤ちゃんには、赤ちゃんが舐めたり噛んだりしても壊れないような、厚紙のボードブックや、ビニールのコーディングがされている本がおすすめです。

中には、赤ちゃんが舐めても安心なように、抗菌加工が施された絵本も売っていますよ。

4. 赤ちゃんが自分で持ちやすいサイズの本を選ぶ

生後6、7ヶ月以降になると赤ちゃんは、絵本をママやパパに読み聞かせてもらうだけでなく、自分で触ったりめくったりして読むようになるでしょう。

そうなると、大きくて赤ちゃんが持ちづらい本よりは、赤ちゃんでも持ちやすい小さめのサイズの本や、めくりやすいように1ページ1ページが分厚めの本が適しているでしょう。

特に生後6,7ヶ月以降になると、ママやパパが絵本を持って読み聞かせていると、自分も真似をして絵本を持ったり、めくったりしてみたくなる時期です。

赤ちゃんが自分の意志のままに、絵本を持って楽しむことができるように、赤ちゃんでも扱いやすい形の絵本を選ぶようにしましょう。

参考:【完全ガイドシリーズ195】ベビー用品完全ガイド (100%ムックシリーズ)  / 晋遊舎 / 2017年10月6日

赤ちゃんにおすすめの絵本12選!赤ちゃんが喜ぶ音・色・形の絵本がたくさん!

赤ちゃんが楽しむことができる音・色・形があり、素材やサイズも赤ちゃん向きの絵本にはどんなものがあるのでしょうか。

元保育士&ベビーシッターとしてたくさんの0歳児と関わってきた筆者が、赤ちゃんにおすすめの絵本を全12冊紹介します。

絵本の紹介内容は、筆者の意見に加えて、Amazon、楽天ブックスのレビューも参考にしています。

ごぶごぶ ごぼごぼ

駒形 克己  (著)

税込:¥864

赤、青、黄、白、水色のマルと、「ぶーん」「ぷくぷく」「ごぶごぶ ごぼごぼ」などの擬音だけの絵本です。

赤ちゃんが大好きな色鮮やかなマルの形と、赤ちゃんの耳が敏感に反応するリズム良い音が繰り返されることで、赤ちゃんが夢中になる構成になっています。

また、各ページに穴が開いているので、そこに指を入れてページをめくることもできます。

はじめて絵本に触れる赤ちゃんから、自分で絵本をめくったり、言葉を口にし始めた赤ちゃんにもおすすめの1冊です。

しましまぐるぐる

柏原 晃夫 (イラスト)

税込:¥950

赤ちゃんが大好きな「しましま」と「ぐるぐる」がいっぱいの絵本です。

黒を中心に、コントラストの強い鮮やかな色を使ったカラフルな絵本なので、視力が低い赤ちゃんもくぎづけになってしまいます。

ストーリーがあるわけではなく、しましまとぐるぐるの絵と、絵にあわせた擬音が少しあるだけですが、0歳の赤ちゃんにはちょうど良い音と、色鮮やかなイラストが魅力の1冊です。

この絵本を見せると泣いていてもご機嫌になったり、毎回足をバタバタさせて笑う赤ちゃんもいるようですよ。

くっついた

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三浦 太郎  (著)

税込:¥864

「くっついた」が繰り返される赤ちゃん絵本です。

ページをめくる度に、ゾウやおさる、アヒル、金魚などいろいろな動物たちがくっついてしまいます。

口や鼻、手などいろいろな場所で「くっついた」をしている楽しい絵があります。

0歳の赤ちゃんでも、何度か読むと「くっついた」を理解し、「くっついた」のタイミングで顔をくっつけてくる子もいますよ。

赤ちゃんの頬っぺたをはさんで、ママとパパが「くっついた」というシーンもあるので、親子3人で読むと楽しく幸せな気持ちになることができる1冊です。

じゃあじゃあびりびり

まつい のりこ  (著)

税込:¥648

自動車は「ぶーぶーぶ」、水は「じゃあじゃあじゃあ」、紙は「びりびりびり」など、身の回りにあふれる音が、色鮮やかなイラストと一緒に表現されている赤ちゃん向けの絵本です。

赤ちゃんに音の響きやリズムで言葉に興味を与え、モノの名前や見た目と、その独特な音を結びつける効果も狙っています。

サイズが小さいため赤ちゃんでも持ちやすく、またハードカバーなので赤ちゃんが口に入れてもぐちゃぐちゃにならずに安心です。

うたえほん

つちだ よしはる (イラスト)

税込:¥1,180

赤ちゃんに歌ってあげたいわらべ歌が26曲載っており、全ての歌に歌詞と楽譜がついています。

視力が不安定な赤ちゃんに、ママやパパが色々な歌を読み聞かせてあげることができる絵本です。

赤ちゃんが成長すると、絵本をめくって「この歌を歌って」とリクエストしてくれることもあるかもしれません。

また、保育園や幼稚園で歌を習うようになると、子どもがよく知っている歌もたくさん載っているので、親子で一緒に歌を楽しむこともできますね。

がたん ごとん がたん ごとん

安西 水丸  (著)

税込:¥864

「がたんごとんがたんごとん」と、真っ黒な汽車が進みます。

駅で止まる度に、「のせてくださーい」と哺乳瓶やリンゴ、バナナ、ネコ、ネズミなどいろいろなものや動物たちが汽車に乗り込んできます。

「がたんごとん」と、「のせてくださーい」の繰り返しのリズムを赤ちゃんも楽しむことができます。

赤ちゃんが成長すると、「次の駅で乗るのはだれかなー?」と親子でコミュニケーションをとりながら読むこともできます。

乗り物好きの男の子へのプレゼントにもぴったりな絵本です。

だるまさん シリーズ 「が・の・と」

かがくいひろし (著)

税込:¥918(1点) / ¥2,754(3点セット)

「だ る ま さ ん が」という見開きの後に、だるまさんが転んだり、伸びたりとコミカルな絵が笑いを誘います。

「だ る ま さ ん が」が繰り返されるたびに、次は何が起こるのかとワクワクが止まらなくなり、ページをめくって親子で大笑いすることができます。

0歳の赤ちゃんでも、リズム感良く読んであげることで楽しむことができます。

『だるまさんが』、『だるまさんの』、『だるまさんと』の3シリーズあり、3点セットでの販売もあります。

いないいないばあ

松谷 みよ子  (著),‎ 瀬川 康男 (イラスト)

税込:¥756

赤ちゃんが大好きな「いないいないばあ」を色々な動物が表情豊かに披露してくれる絵本です。

「ばあ」のときの、目がぱっちりの動物の様子が面白く、ページをめくる度に笑ってしまいます。

発売は約50年前になりますが、何十年たっても愛され続けるシンプルで読みやすい絵本です。

「ばあ」のところで、赤ちゃんを楽しませるように抑揚をつけて読むとより効果的でしょう。

この本を読みながら、親子でもいないいないばあのコミュニケーションをたくさんとって赤ちゃんを楽しませてあげましょう。

しろくまちゃんのほっとけーき

わかやま けん  (著)

税込:¥864

1970年の発売以来ロングセラーの「こぐまちゃんえほん」シリーズの中でも、特に人気の1冊です。

しろくまちゃんが、ママと一緒にホットケーキを作るお話です。

ホットケーキができるまでの過程がワクワクして楽しく、ホットケーキが本当に美味しそうなので、読むたびに親子でホットケーキが食べたくなってしまうでしょう。

ホットケーキを作る描写で「ぼたあん」「ぷつぷつ」「ぺたん」などの擬音も豊富に出てくるので、小さい赤ちゃんから、3歳頃まで長く楽しむことができる絵本です。

はらぺこあおむし

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エリック=カール  (著),‎ もり ひさし (翻訳)

税込:¥1,296

有名なロングセラー本です。小さな青虫が美しい蝶に成長するまでの物語ですが、ストーリーだけでなく、カラフルなイラストに赤ちゃんの視線も夢中になってしまいます。

また、あおむしがフルーツを食べるページでは、絵本に描かれたフルーツに穴が開いているので、穴に指を入れて遊んだり、穴からページをめくるなど、触って遊ぶのにも効果的です。

ハードカバーで丈夫な作りのため、くしゃくしゃになることなく長く家に置いておくことができる1冊です。

さよならさんかく

わかやま けん (著)

税込:¥864

「さよならさんかく、またきてしかく♪」というお馴染みのフレーズを歌いながら楽しむことができる絵本です。

「まるいは なあに まるいは とまと」など、いろいろな形のものが、カラフルでかわいらしい絵で紹介されています。

赤ちゃんのうちは歌のリズムで楽しんで読み、赤ちゃんが成長するにつれて、「とまとはどれ?」というふうに、親子でコミュニケーションをとりながら読むにもの効果的でしょう。

赤ちゃん絵本セット

とだ こうしろう (著)

税込:¥1,944

小さなブックケースの中に、「いきもの」「のりもの」「しぜん」「せいかつ」の4冊の絵本が収まっています。

サイズは手のひらサイズでページも分厚いため、赤ちゃんでも持ちやすく、めくりやすくなっています。

ページをめくるごとに、カラフルな背景に大きなイラストが載っているので、生後6ヶ月頃からの赤ちゃんが、自分でめくって見て楽しむのにも効果的です。

素材も赤ちゃん用にとても丈夫にできているので、舐めたり噛んだりしても安心です。

参考:

amazon.co.jp
Rakutenブックス

【完全ガイドシリーズ195】ベビー用品完全ガイド (100%ムックシリーズ)  / 晋遊舎 / 2017年10月6日

赤ちゃんにぴったりの音・色・形を楽しめる絵本をたくさん読み聞かせてあげよう!

生まれて間もない赤ちゃんは、視力が不安定で絵本を十分に見ることができず、また絵本を与えても舐めたり噛んだりしてしまう子がほとんどです。

それでも、赤ちゃんはママやパパが読んでくれる絵本の音やリズムを楽しんだり、鮮やかな色やはっきりとした絵の絵本であれば、目で見て楽しむこともできます。

赤ちゃんでも楽しむことができる音・色・形がいっぱいで、丈夫な素材の絵本を選んであげて、小さいうちから絵本を通して、親子でたくさんコミュニケーションをとることができると良いですね。