白菜の冷凍・保存方法や賞味期限って?日持ちする日数や作り置きメニュー

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冬の旬の野菜として有名な白菜。
鍋や漬物などには欠かせない葉野菜ですよね。

カットで売っているものもありますが、お得なのは実がぎっしり詰まった白菜を丸ごと1個買って、上手に保存する事。カットしたものより丸ごとのほうが安く売っている場合が多いです。
白菜の賞味期限、保存方法、美味しいメニューなどを紹介します。

白菜はどのくらい日持ちする?賞味期限は1ヶ月!

白菜は色々な保存方法があります。
一番長持ちする方法で保存すると1カ月はもつ野菜です。

消費期限といった観点から考えるともうちょっと伸びても平気でしょう。

まずは、白菜を長く美味しく食べるためにも、美味しい白菜の選び方を紹介します。

白菜は、葉の先まで巻きついていて、中身がずっしりと詰まっているのが美味しいです。
持ってみてずっしりとした重さを感じるなら、美味しい白菜ですね。

カットされた白菜を買うなら、切り口の葉が隙間なく詰まっているものを選びましょう。
また、切り口が平らなものが新鮮な白菜の特徴です。

旬の11月~2月の白菜は、美味しく、そして長持ちします。
長持ちさせるためにも、正しい白菜の保存方法を紹介します。

白菜の保存方法!

白菜の保存方法はいくつかあります。
一番長いものでは1ヶ月も持つという保存方法、詳しく紹介します。

白菜の冷凍保存

白菜は冷凍して保存すると2~3週間は鮮度を保って保存することが出来ます。
カットして生で冷凍保存する方法と、ゆでて冷凍保存する方法があります。

生の場合、使いやすい大きさにざく切りして、冷凍用保存袋に入れます。
金属のトレイに寝かせて冷却させ、完全に冷凍されたら、袋を立てて保存。

冷凍庫の場所をとることなく保存することが出来ますね。
ゆでて冷凍する場合は、硬めにゆでて水けをしっかり取ってから、袋に入れましょう。

白菜は、ざく切りにしてゆでてもいいですし、白菜を一枚ずつはがしゆで、冷ましてから一枚ずつラップでくるんで袋に入れてもいいです。
一枚ものの白菜は、ロール白菜などを作るときに有効な保存方法です。

冷凍した白菜を解凍する場合は、冷蔵庫で自然解凍するか、流水で解凍。
凍ったまま調理する方法も有効です。

白菜の冷蔵方法

白菜は冷蔵保存で、8~10日間持つ野菜です。
カットされた白菜を冷蔵保存する時は、白菜が成長しないように芯部分に包丁で切りこみを入れましょう。

白菜の切り口から水分が抜けるのを防ぐために、全体をキッチンペーパーで覆います。
その後、保存袋に入れて、切り口を下に向けて冷蔵庫の野菜室で保存します。

その他の方法

白菜の保存方法で一番長持ちするのは、実は冷凍ではありません
まず、濡らした新聞紙を、1玉まるまるの白菜に巻き付けます。

そしてそのまま冷暗所でたてて、保存します
冷暗所で保存する時のポイントは、白菜の芯を下にする事。

使うたびに白菜の葉を一枚ずつとるので、だんだん小さくなると思いますが、小さくなったら冷蔵庫の野菜室に移動させます。
この保存方法で1カ月以上は、持ちますし美味しく食べられます。

冷暗所とは、具体的にわからない方もいるかもしれませんが、基本的には、日光が入らないで気温が一定にたもたれているところ。
農家の家での昔からの保存方法で、冷暗所としての床下収納があったかもしれませんが、最近ではなかなかないですよね。

収納の棚で、あまり温度や湿度が上がらない場所なら、シンクの下も収納に使えます。
湿気がたまらず日が当らず、温度の変化のない場所に保存して下さい。

ワンポイントアドバイス

白菜は大きい野菜なので、冷凍庫や冷蔵庫で保存する場合は、場所をとってしまいます。
しばらく冷暗所で保存して、少なくなってきたら冷蔵庫、冷凍庫で保存するのがおすすめ。

また、使う料理によって切り方を変えて保存するととても便利。

一番外側の葉は、変色や傷んでいる場合捨ててしまいがちですが、保存する時にラップ代わりになるので、そのままつけて保存しましょう。
また白菜は、芯部分に切れ目を入れないと、どんどん成長します。

成長すると、切れ目が盛り上がってきて鮮度も落ちますので、保存する時に芯部分に包丁で切れ目を入れて下さい。

冷凍しておいた白菜を使った4つのメニュー

冷凍した白菜を美味しく食べるためのおすすめメニューを紹介します。

和風ロール白菜

ロールキャベツの白菜バージョン。
クリーミーに味付けするのも美味しいですが、和風の味付けも美味しいです。

【材料】
冷凍した一枚ものの白菜の葉6~8枚
豚ひき肉300g
玉ねぎ1/2個
しょうが ひとかけ
片栗粉 大匙
出汁 1カップ
★ 薄口しょうゆ 大1
★ 酒 大2
★ みりん 大1

① 玉ねぎはみじん切り、ショウガはすりおろして汁を使う。
② 豚ひき肉に玉ねぎとショウガを混ぜ合わせ、つなぎの片栗粉もよく混ぜ合わせる。
混ぜ合わせたら八等分にして手で丸める。

③ 自然解凍した1枚ものの白菜に、先ほどの豚肉を入れて白菜が破れないように巻く。
④ 白菜の巻き終わりを下にして、鍋に並べる。
⑤ 鍋に出汁を入れ沸騰したら火を弱め、★の調味料を入れます。
そのままアクをとりつつ強火で煮て、しばらくしたら落としブタをして弱火で30分煮る。

和風仕立てのさっぱりとしたロール白菜です。
ポイントは、鍋に並べる時に、大きな鍋にしないで、敷きつめて隙間なく並べられる鍋の大きさで作ること。
そうすることで、白菜が動くことなく、煮崩れ防止にもなります。

ミルフィーユ鍋

簡単なのに凄く美味しい冬の定番の鍋です。

【材料】
白菜 半分
豚バラ肉 300g
たしのもと 大2

① 白菜はざく切りした生の白菜を使用。解凍しないで冷凍のまま鍋に入れる。
② 白菜と豚バラ肉を交互に並べ鍋いっぱいに敷き詰めます。調理過程はこれだけです。
③ 出汁のもと、水を入れて、肉に火が通るまで煮る。

そのままでも旨みがたっぷり出ているので美味しいですが、味噌を入れても美味しいですし、食べる時にポン酢やごまだれ、柚子胡椒でも美味しく食べられる、冬の定番の鍋ですね。
コツは、鍋にぎっしりと隙間なく敷きつめること。見た目もキレイですし、崩れることなく食べられます。

冬におすすめの、簡単でおいしい鍋です。

白菜と肉団子のスープ

寒い時期に温まる、白菜のスープ。
肉団子も入れているのでボリューム満点!主食にもなるスープです。

【材料】
白菜 8枚分
豚ひき肉 300g
玉ねぎのみじん切り 半個
とき卵 半分
片栗粉 大3
万能ねぎ 適量
① 白菜はざく切りで生冷凍したもの、冷凍のままでもOK。
② しいたけは半分に切る
③ 豚ひき肉、玉ねぎみじん切り、とき卵、片栗粉と塩コショウを混ぜて、粘りがでるまでこねる。2~3cmくらいのボールに丸める。
④ 鍋に4カップ飲み水を沸騰させて。肉団子を入れる、5分茹でたら、白菜とだしを入れる
⑤ 中火でコトコト煮て、肉団子に味が通ったら塩コショウで味を調える。
⑥ 器に盛り、万能ねぎをちらす

ポイントは、肉団子を入れる時に十分沸騰してから入れること。
肉団子が煮崩れせずに、キレイにでき上がります。

白菜の中華風炒め

美味しくてご飯がすすむ、白菜の中華風炒め、強火で手早く仕上げるのがコツです。

【材料】
白菜 400g
豚バラ肉もしくは薄切り肉300g
片栗粉 小1
きくらげ お好みで6~8個
ねぎ 半分
しょうが ひとかけ
★ 中華風たしのもと 小さじ1
★ 水 大4
★ 酒 大4
★ 片栗粉 小1
★ 塩コショウ少々

① 冷凍のざく切り白菜を解凍、芯と葉に分ける。
② ねぎは1cm位に切る、ショウガは薄切り、きくらげは戻して食べやすい大きさに切る。
③ 豚肉は、塩コショウを振って切り、片栗粉をまぶす。
④ フライパンに油を入れショウガを香りがでるまで炒める。
⑤ 豚肉を色が変わるまで炒め、きくらげ、白菜の芯、白菜の葉の順に入れて炒める。
⑥ 炒めすぎず、葉がしゃきっとしているうちに、★の調味料を混ぜて加える。
⑦ とろみがついたら、ごま油で香り付けをして完成。

ポイントは、白菜を炒めすぎないこと。
きのこ類を入れても美味しいです。

白菜の作り置きメニュー

白菜の作り置きメニューといえば、やはり漬物類です。
たくさん作っても、漬物なので毎食ごとに出すことができます。
常備菜として作り置きするのがおすすめですね。

白菜の浅漬け

簡単に作れて、つけておく時間も短いのが浅漬けの特徴です。
【材料】
白菜1/4玉
塩 小2
昆布 8cm
柚子の皮(お好みで入れて下さい)
① 白菜はざく切り、昆布はキッチンバサミで細切り。
ポリ袋に材料をすべて入れ、軽くも見込みます。白菜から水分がでるので、それで漬け込み。
② 袋の空気を抜いて、15分~30分漬ける
③ 水分を絞って盛りつけ

キュウリを一緒につけても美味しいし、柚子ではなく鷹の爪を入れても違った味になります。
好みの味付けで作って下さい。

まとめ

今は一年中出回っている白菜ですが、はやり旬の時期冬の白菜は甘みがあって、とても美味しいです。
白菜は黒い点々がついていることがありますが、古くなったからつくわけではなく、ポリフェノールが蓄積したものなので、品質に問題なく食べることができます。

一玉買って、冷暗所に保存すると1カ月はもつ白菜。
冷凍しても美味しく食べることができるので、上手に保存して下さいね。