赤ちゃんが歩く時期が遅いのや早すぎるのは問題?歩く練習5つのポイント

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子育てをしていて赤ちゃんの成長を大きく実感する場面の一つが、赤ちゃんが「歩く」ときではないでしょうか。

赤ちゃんがつかまり立ちやつたい歩きを覚えると、一人で歩くことができるようになるのはいつだろう?と楽しみでならないと思います。

一方で、赤ちゃんの歩き始めが他の赤ちゃんと比べて遅かったり早かったりすると、大丈夫かな?と不安になりますよね。

そこで今回は、赤ちゃんの歩く時期はいつ頃が平均なのかや、歩く練習をするときのポイントについて紹介します。

  • 赤ちゃんの歩く時期について(遅すぎる?早すぎる?場合についても)
  • 赤ちゃんの歩く練習のポイント5選

歩くようになることで赤ちゃんの世界は大きく広がります。

赤ちゃんが歩く楽しさを知りのびのびと成長できるように、正しい知識を持って赤ちゃんの歩きをサポートしてあげましょう。

赤ちゃんが歩くのは生後何か月頃から?立ち上がってから歩くまでの時期について

赤ちゃんが一人で歩くことができるようになる時期は、平均が1歳~1歳6ヶ月頃の間と言われています。

しかし、赤ちゃんの運動機能の発達スピードには個人差も大きくあるため、もっと早く歩き始める子もいれば、1歳8ヶ月頃に歩くことができるようになったという子もいます。

以下に、平均的な赤ちゃんの立ち上がってから歩くことができるようになるまでの発達段階を時期別に紹介します。

生後7~8ヶ月 支えてあげると短時間立つことができる。

生後7~8ヶ月は、お座りやずり這いができるようになる時期であるため、まだ一人で立つことはできません。

しかし、足腰がしっかりとしてきているので、パパやママが脇を少し支えてあげると、短時間であれば立つことができるようになります。

生後9~10ヶ月 つかまり立ちができる。

生後9~10ヶ月になると、つかまり立ちができるようになります。

この時期はハイハイが得意になり、ハイハイで動き回ることが増える赤ちゃんが多いです。

立って歩くよりはまず、ハイハイで遊ぶ世界を広げながら、歩くための足腰を鍛えている時期です。

生後11~12ヶ月 瞬間的に一人立ちする。

つたい歩きや、片手を持つと歩くことができる。

1歳前後のこの時期になると、つかまり立ちから手をはなして、瞬間的に一人立ちができるようになります。

また、つたい歩きや、片手を持ってもらうと歩くことができるようになるなど、一人で歩く前兆となる動きが増えてきます。

ソファなどにつかまりながら立った姿勢で遊ぶことが多くなります。

生後1歳~1歳6ヶ月 数メートル以上一人で歩くことができる。

片手を持つと階段を上ることができる。

1歳~1歳半頃になると、多くの赤ちゃんが一人で歩くことができるようになります。

また、片手をつないであげると、ゆっくりですが階段も上ることができるようになります。

歩くことで行動範囲が広がり好奇心も旺盛になる時期のため、安全に配慮しながら、赤ちゃんが自由に探索活動を楽しめるようにしてあげましょう。

参考 社会福祉法人 全国社会福祉協議会発行『改定3版・保育士要請講座 第5巻 小児保健』, p73-74

歩く時期が遅い赤ちゃんについて ~ 歩く時期が遅いのは発達障害や病気が原因?

赤ちゃんが歩くことができるようになる時期には個人差が大きくあります。

しかし、多くの赤ちゃんが歩くことができるようになる1歳半を過ぎてもなかなか歩かない場合は、心配になるパパやママも多いのではないでしょうか。

赤ちゃんが歩く時期が遅い原因として考えられる病気や障害について説明します。

自閉症など発達障害が原因

自閉症などの発達障害がある場合、座る、立つ、歩くと言った運動機能の習得が遅れる場合があります。

発達障害の多くは、運動機能の遅れとともに、言葉の遅れもみられます。

ただし、発達障害があっても歩くのはあまり遅くない赤ちゃんもいますので、歩くのが遅い=発達障害、と決めつけることのないようにしましょう。

脳性まひや股関節脱臼などの病気が原因

歩くのが遅い、あるいは足をひきずって歩くなど上手に歩くことができない理由の一つとして、赤ちゃんが歩行を阻害する病気にかかっている場合もあります。

例えば、脳性まひにかかっている場合、脳に損傷があることで、歩くなど体を動かすための神経が機能しないことがあります。

また、股関節脱臼と言って、股関節の脱臼により下半身の自由がきかない症状もあります。

シャフリング・ベビーが原因

知能発達には問題がないが、筋肉の機能が少し低下しているため、ハイハイや歩くのが遅くなる赤ちゃんがいて、シャフリング・ベビーと呼びます。

シャフリング・ベビーの赤ちゃんの特徴は、お座りが好きで、うつぶせ状態や寝返りを嫌います。

ハイハイよりも座ったまま移動をしようとし、歩き始めるのも1歳半~2歳と遅くなる傾向があります。

しかし、歩くことができるようになった後は、問題なく運動機能が発達する赤ちゃんが大部分です。

これらの紹介した障害や病気が原因で歩くのが遅いのか、単なる個人差の範囲内で歩くのが遅いのか、判断するのはなかなか難しいものです。

歩行の遅れが気になるようであれば、1歳半の定期検診の時や、小児科を受診するタイミングで、医師にしっかりと相談してみるようにしましょう。

参考 あいち小児保健医療総合センター / 乳幼児期の健康診査と保健指導に関する標準的な考え方 第3章

歩く時期が早い赤ちゃんについて ~ 歩く時期が早すぎると体の発達に良くない?

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歩く時期が遅いのとは逆で、早すぎることに不安を感じるパパやママも増えていると聞きます。

お座りを覚えた赤ちゃんは、生後9~10ヶ月頃から、立つ前段階としてハイハイで遊ぶようになります。

赤ちゃんがハイハイをあまりせずに、生後8~10ヶ月頃からすぐに立ったり歩いたりし始めると、ハイハイすることで鍛えられるはずの筋肉が発達しないのでは?と不安になるかもしれません。

赤ちゃんが自然と歩き始めたのであれば時期が早くても心配はない

一般的にハイハイをすることは、脚の筋肉を鍛え、立つのに必要な股関節の準備になると言われています。

よって、無理に早く歩かせたわけではなく、赤ちゃんが自らハイハイよりも立ったり歩いたりすることを好んでするのであれば、体は歩く準備が整っているということなので、あまり心配する必要はないでしょう。

それでもハイハイをさせたい場合は、環境を整えて一緒にハイハイで遊ぼう

赤ちゃんが自ら早く歩き始めたのであれば問題はありませんが、もっとハイハイで遊ばせることで肩や背筋を鍛えさせたいと思うパパやママもいると思います。

赤ちゃんがハイハイをしない原因の一つとして、家の中につかまり立ちできるものが多く、逆にハイハイをする広いスペースがないということが考えられます。

したがって、まずは赤ちゃんがハイハイで遊べる広いスペースを整えてみましょう。

そして、パパやママが一緒になって、ハイハイの姿勢でおもちゃを追いかけるなど赤ちゃんと遊んでみてください。

1歳前後の赤ちゃんは、パパやママの真似をするのが大好きな時期なので、一緒にハイハイの姿勢をして遊ぶことで立って歩く以外の楽しさも覚えてくれるでしょう。

赤ちゃんの歩く練習は必要?注意点やおもちゃの使い方など歩く練習のポイント5選

赤ちゃんが歩き始める時期になったら、歩く補助や練習はしてあげたほうが良いのでしょうか。

早すぎる時期の練習は、赤ちゃんの筋肉や関節を痛めてしまう可能性があるので、おすすめできません。

逆に歩くのが遅いからと言って、赤ちゃんが嫌がるのに無理に練習をさせるのも、病気などが原因で赤ちゃんの体が歩く準備ができていない可能性もあるので危険です。

赤ちゃんが立って、歩こうとする意思が見られるのであれば、歩くのを少し手助けしてあげるのも良いでしょう。

以下に、赤ちゃんの歩く練習をする際のポイントを5つ紹介します。

1. 転倒しても良いように周囲に危険なものを置かない

歩き始めの時期の赤ちゃんは、体の使い方が不安定なため、思わぬ方向に転倒してしまうことがあります。

歩く練習をするときは、周囲にぶつかるものがないかや、かたいおもちゃが落ちていないか確認しましょう。

また、かたい床の上ではなく、カーペットやマットの上などやわらかいところで練習するとより安全です。

2. 赤ちゃんの片手を持ってあげて歩いてみる

一人歩きの前段階として、つたい歩きがあります。

ソファや壁などに手をかけてつたい歩きができるようになったら、今度はパパやママが片手を持ってあげて歩く練習をしましょう。

手をつないで歩くことで、ソファや壁など物に手をかけるよりも、自然と自分でバランスをとって歩く力が身につきます。

3. 少し離れた場所からおもちゃで赤ちゃんを誘う

赤ちゃんがつかまり立ちをしたら、少し離れた場所からパパやママがおもちゃを持って、おいでおいでと誘ってみましょう。

おもちゃやパパやママにつられて、赤ちゃんが手をはなして自然と歩き出すきっかけになります。

4. 手押し車や歩行器で遊びながら歩き方を覚える

赤ちゃんの歩く練習ができるグッズとして、手押し車や歩行器があります。

歩くとカタカタと音が鳴ったり、おもちゃがたくさんついていたりと、赤ちゃんがの興味をひくものが多くあります。

赤ちゃんは新しいおもちゃで遊ぶのが大好きなので、楽しく遊びながら歩き方も覚えるグッズとして活用してみるのも良いでしょう。

5. 赤ちゃんが嫌がるのに無理に練習をしない

赤ちゃんが嫌がる場合は、まだ体の準備が整っていないと考え無理に練習するのはやめましょう。

また、何かしらの要因で関節や筋肉が損傷しており、歩くのを嫌がっている可能性もあります。

歩き始めが極端に遅かったり、急に歩くのを酷く嫌がったりするようであれば、医師に相談をしてみると良いでしょう。

参考 社会福祉法人 全国社会福祉協議会発行『改定3版・保育士要請講座 第7巻 保育原理』, p124-131

赤ちゃんが歩く時期の個人差を理解し、安全に楽しく歩くサポートをしてあげよう

赤ちゃんが歩く時期の個人差は大きいため、早すぎても遅すぎてもパパやママは心配になってしまうと思います。

赤ちゃんが自然と歩き始める時期が、その赤ちゃんにとって適切な歩き始めの時期です。

赤ちゃんが歩くまでの発達の段階をしっかりと理解して、くれぐれも無理な練習はしないようにしてください。

赤ちゃんが歩くためのお部屋の環境を整えてあげて、おもちゃなどを使い赤ちゃんが安全に楽しく歩く喜びを感じられるようにサポートしてあげましょう。