離乳食の三回食はいつから?授乳やおやつとのバランスとおすすめ献立教えます!

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初めはひと口から始める離乳食。

成長とともに量や回数を少しずつ増やしていくのですが、このタイミングがなかなか難しいところです。

二回食まではスムーズに進んでいても、三回食に進めるタイミングがわからないという人も多いのではないでしょうか。

私も娘が離乳食期には、三回食に切り替えるタイミングが難しく感じました。

・離乳食はいつから三回食にすればいい?
・三回食でも授乳をしても大丈夫?
・おやつや授乳とのバランスを知りたい!
・三回食におすすめ♪バランスの良い献立を紹介!

離乳食が三回食になると、食事の量もそうですがおやつや授乳とのバランスも難しくなります。

スムーズに三回食に切り替えられるように、三回食への進め方やポイント、おすすめの献立などを紹介します。

離乳食の参考にしてみてくださいね。

離乳食を三回食に切り替える時期はいつ?

離乳食が三回食になると、いよいよ『離乳食後期』に突入です。

離乳食後期は大人とほぼ同じ食事の取り方となり、朝・昼・夜と離乳食を食べるようになります。

生活のリズムが整い始めるのも離乳食が三回食になったころと重なり、起きる時間やお昼寝の時間、寝る時間なども定まってきます。

ではいつから離乳食を三回食に切り替えればいいのでしょう。

離乳食を三回食にする目安は9か月頃!

離乳食の進み具合には個人差がありますが、目安としては生後9か月頃から三回食に切り替えます。

生後9か月から1歳になるまでが離乳食後期となります。

9か月を過ぎたころに、赤ちゃんの様子を見て三回食に切り替えてみましょう。

<三回食に切り替える目安>

・1回の離乳食で食べる量が増えている
・総量が子ども茶碗1杯分程度である
・舌でしっかり食材をつぶして食べている
・食に関心があり食べることを楽しんでいる
・離乳食の時間を楽しみにしている様子がある

体調の良い日を選んで三回食にシフト!

赤ちゃんの様子が上記のポイントに当てはまっているようなら、ぜひ三回食に切り替えてみてください。

赤ちゃんの体調が良い日を三回食スタートの日に選びましょう。

離乳食を三回食にするときは、基本『朝・昼・夜』の三食となります。

二回食のときのタイミングはあまりずらさずに、ミルクや母乳だけを与えていたところを離乳食に切り替えてみてください。

離乳食が三回食になった時の授乳は?

離乳食が二回食のときは、離乳食と授乳の量が大体半々くらいだと思います。

二回食のときはまだミルクや母乳を飲む量も多く、離乳食と離乳食の間にも授乳が必要なこともありますよね。

三回食になると単純に食事量が増えるので、今までと変わらず授乳をしてもいいのか不安になってしまう人もいるかもしれませんね。

ここでは三回食と授乳について詳しく見ていきましょう。

離乳食のあとでも欲しがれば授乳してOK

離乳食が三回食になると、食事量が増えるので今までよりもミルクや母乳を飲む量は自然と減っていきます。

離乳食をたっぷり食べていても、赤ちゃんがミルクや母乳を欲しがれば飲みたいだけ授乳させてあげましょう。

母乳の場合は赤ちゃんが満足するまで飲ませても大丈夫です。

ミルクの場合、どのくらい作ればいいか迷ってしまうという人もいるでしょう。

ミルクの量も個人差がありますが、離乳食のほかに150~200mlほど飲む赤ちゃんが多いようです。

1歳目前になると、授乳の量も徐々に減っていきます。

時にはミルクや母乳を欲しがらなくなる赤ちゃんもいますが、無理に授乳をする必要もありません。

赤ちゃんのペースに合わせて授乳をするといいでしょう。

三回食の1日のスケジュール

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三回食をスタートさせるときは、1日の離乳食のスケジュールを大まかに決めておくとお母さんも楽ちんです。

大体『朝・昼・夜』になるように離乳食の時間を決めます。

<三回食のスケジュール例>

午前7時・・・離乳食+授乳
午前11時・・・離乳食+授乳
午後3時・・・授乳
午後6時・・・離乳食+授乳

上記は一例です。

お母さんのライフスタイルに合わせて、上手に離乳食を組み込んでいくことが大切です。

朝起きてすぐに離乳食を食べさせることが難しい場合は、朝は授乳のみにして3時に離乳食を取り入れてもいいでしょう。

離乳食と授乳やおやつとのバランスは?

三回食=おやつも必要と思う人もいるかもしれませんが、離乳食が三回食に切り替わったばかりの生後9か月頃は、まだおやつは必要ありません。

おやつが必要になるのは、三回食が安定する生後12か月以降からです。

おやつは食事のひとつとして考える

赤ちゃん用の市販のおやつにも、9か月頃から食べられるものもたくさんありますよね。

甘みがあるクッキーやボーロなどは、赤ちゃんにとっても食べやすくおいしく感じるものです。

赤ちゃんせんべいなども10か月頃から与えられるものが多いです。

こういったいわゆる嗜好品のお菓子は、三回食に切り替わったばかりの赤ちゃんにはあまり必要ないものです。

赤ちゃんに泣かれては困るというときや、お出かけのときのお楽しみなど、特別なものとして与えるようにすることをおすすめします。

また、おやつは赤ちゃんにとっては一食と考えます。

12か月を過ぎたら三回の離乳食のほかに補食としておやつを与えます。

与えるものはお菓子ではなく、

・小さなおにぎり
・サンドイッチ
・蒸かしたサツマイモ
・蒸しパン
・フルーツ

など腹持ちが良く食べごたえのあるものを与えることが理想です。

授乳とのバランスは?

離乳食と授乳のバランスがわからないという人もいると思います。

先にも触れましたが、授乳に関しては赤ちゃんが欲しがるだけ与えましょう。

特に離乳食の量と授乳の量のバランスを考える必要はありません。

9か月頃の赤ちゃんは、離乳食からすべての栄養を摂取することは難しいです。

ミルクや母乳から不足した栄養を摂取しているので、赤ちゃんが飲みたいだけしっかり飲ませてあげてください。

離乳食と離乳食の間にミルクや母乳を欲しがった時にも飲ませてあげましょう。

三回食に進めた時の3つの注意点

離乳食を三回食に進めたはいいけれど、どんなことに気をつけたらいいかわからないという人もいるでしょう。

ここでは三回食に進めた時の注意点を3つ紹介します。

1. 体重が増えているかチェック!
2. 量は徐々に増やして!
3. うんちの様子もチェック!

三回食後の体重の増え方もしっかりチェック!

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離乳食が三回食になると、体重の増え方が一時的に緩やかになるケースもあります。

その後順調に増えていけば問題はありませんが、ひと月経っても体重の増え方が少ないという場合は、かかりつけの医師に相談してください。

反対に、離乳食が三回食になったとたんに体重が急激に増えてしまったというときも、医師に相談することをおすすめします。

赤ちゃんに合った離乳食の進め方のアドバイスをもらいましょう。

離乳食の量は少しずつ増やすのがおすすめ!

離乳食の回数が一回増えることで、必然的に食事の量が増えます。

1日に食べる食事量が増えることになりますから、赤ちゃんがあまり食べたがらないこともあるかもしれません。

そんな時はあせらずに、一回の離乳食の量を減らしてみてはいかがでしょう。

離乳食後期の主食の量は80g程度が基本ですが、50g程度から始めても問題ありません。

赤ちゃんのペースに合わせて増やしていくことが大切です。

うんちの様子も毎日チェック!

離乳食の回数が増えるたびに、便秘気味になる赤ちゃんも少なくありません。

離乳食を食べたあとに正常なうんちが出ているか、毎日しっかりチェックして健康状態を把握しておくことも大切です。

離乳食後期になると、食べたものがそのままうんちと一緒に出てくることもありますが、柔らかく加熱した食材ばかりですから気にする必要はありません。

気になるようなら、もっと量を減らしたり、柔らかく加熱したり細かく切ったりするなどして、赤ちゃんに食べさせるといいでしょう。

三回食の離乳食の献立はコレ!

離乳食が三回食になると、栄養バランスにもしっかり気を付けたいところです。

しかし離乳食の回数が一回増えるだけで、献立を考えるのも大変になってしまいますよね。

私も離乳食が三回食になったとたんに大変さを実感しました。

離乳食後期の献立は、

『主食(80g程度)+おかず①+おかず②(汁もの)』

が基本です。ここでは三回食の離乳食におすすめの献立をいくつか紹介します。

一回目(朝)におすすめ!時短献立

一回目の離乳食は朝や午前中に与えることが多いと思います。

何かと忙しい午前中ですから、離乳食作りはなるべく時短で済ませたいですよね。

そんな一回目の離乳食におすすめなのがこちら!

・5倍粥
・豆腐と小松菜のあんかけ
・トマトのすり流し

豆腐と小松菜のあんかけは、レンジアップで簡単に作ることができますよ。

細かく切った小松菜と豆腐をだし汁に加えてレンジアップします。

水溶き片栗粉を加えてとろみがつくまでさらにレンジアップ。

これで完成です。

トマトのすり流しも、トマトを冷凍しておけば皮を剥くのも簡単ですし、凍ったまますりおろして加熱すればとっても簡単にすり流しを作ることができますよ。

二回目(昼)におすすめ!しっかりたっぷりメニュー

お昼頃に食べることが多い二回目の離乳食は、簡単に作れてしっかりたっぷり満足できるメニューがおすすめです。

うどんなどの麺類や、ワンボウルのご飯ものもおすすめ。

野菜や肉、魚もプラスして栄養バランスをよくすることがポイントです。

そんな二回目の離乳食におすすめなのがこちら!

・野菜たっぷりあっさりうどん
・ホウレンソウのシラス和え
・フルーツ

だし汁で柔らかく煮た野菜とうどんは、あっさりとしながらも食べごたえがあるので二回目の離乳食におすすめ。

おかずでタンパク質を摂れればなお良いですね。

シラスではなく卵や納豆などでもOKです。

三回目(夜)におすすめ!肉や魚を味わう献立

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三回目の離乳食は夕方から夜にかけて食べることがあるでしょう。

家族で一緒に食べるときは、取り分けメニューで時短することもできますね。

肉や魚などもしっかり味わえるメニューにするのがおすすめです。

そんな三回目の離乳食におすすめなのがこちら!

・5倍粥
・生鮭のソテー
・ミネストローネ

鮭は必ず生鮭を使いましょう。

フライパンでソテーをすれば簡単に離乳食として取り入れることができますね。

ミネストローネは味付けをする前に赤ちゃんの分を取り分けておけば、大人と同じものを楽しむことができるのでおすすめです。

まとめ

離乳食が三回食になると、いよいよ卒乳にも近づいて行っているような気がしますよね。

でもまだまだ授乳が必要な時期でもあります。

しっかり食べてしっかり飲む、これが離乳食後期の大切なことです。

卒乳に関しても赤ちゃんが欲しがるうちは飲ませていて問題ないとされています。

・体重が増えているか
・もぐもぐ上手に食べているか
・うんちの様子は正常か

など赤ちゃんの様子をしっかり見ながら、離乳食を三回食に切り替えてみてくださいね。