赤ちゃんはチョコレートをいつから食べて大丈夫?7つの注意点とおすすめレシピ

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赤ちゃんに食べさせてはいけないものや、食べさせない方がよい食べ物、月齢によって食べさせ始めて良いものなど、赤ちゃんに食べさせるときに、お母さんはたくさんの注意を払っていかなければなりません。

疲れたときやホッとしたいとき、パーティなどではお菓子の定番「チョコレート」。

お母さんや兄弟が目の前で美味しそうに食べていたら、赤ちゃんも欲しがることありますよね。

「赤ちゃんはいつからチョコレートを食べてもいいの?」

「赤ちゃんが間違ってチョコレートを食べてしまったけど大丈夫かな。」

「チョコレートを食べさせるときに、気を付けることって?」

と、疑問や不安に思う人も多いですね。

食べさせない方がよいとされているチョコレートですが、実際にはいつから食べさせて良いのか、またなぜ食べさせてはいけないのか、知っておきたいものです。

  • 赤ちゃんがチョコレートを食べられる時期
  • 赤ちゃんがチョコレートを食べたらいけない理由や注意点7つ
  • パクパク期のおすすめレシピ

今回は、赤ちゃんとチョコレートに注目して、詳しくご紹介していきます。

これから赤ちゃんのおやつが本格的に始まって、どうすればよいのか悩んでいる人や、赤ちゃんにチョコレートを食べさせている人も、参考になれば嬉しいです♪

赤ちゃんはチョコレートをいつから食べても大丈夫なの?

「チョコレートは虫歯になりやすいから、まだ子どもが小さい頃は食べさせない方がよい。」というのは、

なんとなく知っている人が多いかと思います。

そのため、チョコレートは食べさせないようにしているご家庭もたくさんあります。

実際に、赤ちゃんがチョコレートを食べ始めて良い時期というのは、明確には定まっていません。

しかし、歯科医に勧められたのは、3歳以降に少量をたまにあげる程度は大丈夫と言われました。

一般的には、3歳以降であればチョコレートを食べさせ始めても良いとされています。

その理由は後ほどご紹介しますね。

そうは言っても、おじいちゃんやおばあちゃんが赤ちゃんにチョコレートを食べさせてしまった、バレンタインや誕生日などのお祝いごとで赤ちゃんがチョコレートを食べたという機会もよく耳にします。

チョコレートは嗜好品なので、赤ちゃんは食べられないわけではなく、1歳以降であれば、一口サイズのチョコレートの2かけほどまで食べてもよいとされています。

毎日のおやつで食べさせてしまうのはNGですが、お誕生日などの特別な日に、ちょっとだけなら良いという認識でよいでしょう。

しかし、赤ちゃんにチョコレートを食べさせる機会がないのであれば、3歳までは食べさせない方がよいですね。

では、その理由などをご説明していきます。

赤ちゃんがチョコレートを食べたらいけない理由と気を付けること

チョコレートに含まれている糖が虫歯菌の好物

チョコレートのカカオには虫歯を抑える働きがあるのですが、市販のチョコレートには、たくさんの糖が入っているので、それが虫歯菌の餌となり、虫歯が進行してしまいます。

乳歯(特に2歳後半までの生えてきたばかりの乳歯)は、大人や子どもたちの歯に比べると、エナメル質がとても弱く、虫歯になりやすくなっています。

お父さんやお母さんの口にいる虫歯菌は、生後10~31ヶ月の間に感染しやすい時期なので、自覚と注意が必要です。

進行も早く、1本虫歯になって周りに広がり、あっという間に虫歯が増えていたケースもあります。

乳歯が虫歯になってしまうと、その虫歯菌は口のなかにずっと住み続けるので、永久歯も虫歯になりやすい状態になってしまいます。

そのため、まずは乳歯の虫歯予防が大切になってくるので、赤ちゃんや3歳未満の子どもは、チョコレートを食べない方がよいと言われているのです。

赤ちゃんの味覚形成に影響を与える

離乳食を作っていると気付くのですが、赤ちゃんの食事には最低限の味付けしかしません。

野菜や魚そのものの味を楽しませるように、少しずつ食べさせていきます。

チョコレートは、大人が食べても「甘いなー!」と思うほど甘さの刺激が強い食べ物です。

味の薄いものを食べている赤ちゃんには、刺激が強すぎてしまいます。

また、濃い味に慣れてしまうと、今度は薄い味付けのものを食べなくなる傾向もあり、食生活の乱れやご飯を食べなくなることにも繋がる可能性があるのです。

寝つきがわるくなることがある

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チョコレートに含まれているカカオの成分であるテオブロミンには、カフェインに近い効果があります。

大人が、眠気覚ましにチョコレートを食べることもありますね。

しかし、赤ちゃんや小さな子どもにとっては、ごく少量の成分でも、寝つきが悪くなることがあります。

そのため、夜目が覚めてしまって、ご機嫌が悪くなることもあり、激しくなると、睡眠障害を引き起こす原因になってしまうのです。

チョコレートに依存してしまう

赤ちゃんにも好きな食べ物や嫌いな食べ物があるように、味覚が発達していきます。

チョコレートを初めて食べた赤ちゃんや子どもたちの顔を見ると、目をキラキラさせて、新しいものを発見した喜びに満ち溢れているようです。

そのため、ちょっとでもチョコレートの袋などが目に入ると、食べたい!とせがんできます。

お母さんも周りの家族も大変ですよね。お買い物などでも駄々をこねる原因になります。

赤ちゃんがチョコレートに依存してしまうと、赤ちゃんだけでなく、周りの人も大変になるので、食べさせて良い時期を、家庭であらかじめ決めておくとよいですね。

アレルギー食品が含まれている

「チョコレートを食べたら湿疹が出たけど、アレルギーなの?」と、チョコレートとアレルギーの関係に疑問を思う人も多いようです。

チョコレートに含まれているカカオ、乳成分、卵、ナッツなど、市販のチョコレートには、様々なアレルゲンの可能性がある成分が含まれているので、注意が必要です。

湿疹やかゆみなどが肌に出てしまうことがあります。

まずは、乳製品や卵、ナッツ類のアレルギーが無い事を確認したうえで、カカオアレルギーがないか、初めてチョコレートを食べさせるときに確認し、赤ちゃんの様子を見る必要があります。

誤飲してしまった場合の対策

机の上に置いておいたチョコレートを赤ちゃんが食べてしまうなど、お母さんが知らない間に赤ちゃんが食べてしまうこともあります。

お母さんが気を付けていても、親戚や兄弟、祖父母が食べさせてしまうこともありますよね。

アレルギーの心配もあるので、初めてチョコレートを食べてしまったり、誤飲したりしたときには、赤ちゃんの口の中に、まだチョコレートが入っていれば取り除いてあげましょう。

もし飲みこんでしまったら、お口の中のケアを十分にして、一時間は慎重に赤ちゃんの様子をみておいてくださいね。

赤ちゃんの前では、チョコレートを食べないようにする

赤ちゃんはお母さんや兄弟が美味しそうに食べているものに興味をもち、口に入れてみたいと泣いたり触ったりして行動します。

お母さんや兄弟などがチョコレートや赤ちゃんがまだ食べられないものを食べる時には、出来るだけ赤ちゃんの目につかないところで食べるように心がけましょう。

また、見つからないようにチョコレートのお菓子は、赤ちゃんの手や目に届かない場所においておきましょうね。

チョコレートだけでなく、グミやキャンディーラムネなどの糖質の多いお菓子も同じですよ。

パクパク期(1歳~1歳半頃)のおすすめレシピ

特別な日に♡バナナのシフォンケーキ

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<材料>

  • 薄力粉 50g
  • 卵 2個
  • バナナ 1本
  • 牛乳 20g
  • チョコレートの飾り お好みで

<作り方>

1.オーブンを170度に予熱しておきます。

2.バナナと卵黄と牛乳をブレンダーでなめらかにしておきます。

3.2に薄力粉を加えて泡だて器でよく混ぜます。

4.他のボウルで卵白を泡立てて、3に3回に分けて加えていき、さっくりと混ぜ合わせます。

5.シフォンケーキの型に流しいれて、軽くトンっと落として空気を抜きます。

6.型を天板に乗せたらオーブンで30分焼き、粗熱が取れたら、軽くトントンとします。

7.型を逆さまにして、完全に冷めたところで型から抜きます。

8.最後にチョコレートの飾りでデコレーションしたら出来上がりです。

クリスマスに♪いちごのサンタクロースケーキ

<材料>

  • 市販のスポンジ5号 2分の1枚
  • ホイップクリーム 1つ
  • いちご 7粒程
  • バナナ 1本
  • チョコレートのデコペン 1本

<作り方>

1.直径7㎝くらいのものでスポンジを丸くくり抜きます。お皿などを使っても大丈夫です。

2.包丁でスポンジを半分の薄さにスライスします。

3.スポンジの片面にクリームを薄く塗り、バナナを並べて、上にまたスポンジを重ねます。

4.重ねたスポンジの上と横にクリームを薄く塗って、薄くスライスした一度を側面にくっつけます。

5.苺の先端を上にして3分の1のところで上下に切り分けます。

6.下の一度の上にホイップクリームを絞り、上に残りのいちごをのせます。

7.ホイップクリームの部分がサンタクロースの顔になるので、チョコペンで顔を描きましょう。

8.苺の帽子の上に、クリームを小さく絞ったら完成です。

まとめ

甘くて幸せな時間をくれるチョコレートですが、赤ちゃんが食べない方がよい理由には、虫歯の心配だけでなく、依存症や味覚異常、夜眠れなくなる、アレルギーの心配があるなど、多くの心配が付きまとうからです。

食べる機会がないのであれば、3歳までは我慢させて、お母さんも食べさせることを一緒に我慢して、3歳以降に少しずつ、楽しんでいけるようになるとよいですね。