加を使った名前25選~加の意味や由来と読み方を徹底解説!

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「加」という漢字について

音読み:カ
訓読み:くわ(える)、くわ(わる)
画数:五画

姓や名前に用いられる場合には、他にも読み方があります。

「かず」「くわえ」「のぼる」「ます」「よし」「また」などです。

「加」の意味や由来や成り立ちと特徴

漢字の由来は、「力強く言葉を言う」。

成り立ちは、「力強い腕」と「口(ことば)」のふたつが組み合わさった象形。

特徴は、「力」と「口」を合わせたことから「強い意志を持った祈り」を表しています。

本来は「言葉」を表す漢字でした。

それがいつの頃からか、数量を「増す」という意味の「加」に変わりました。

意味は、「加える」「足して増やす」「加わる」「新しいものを作る」「護る」。

「加える」という意味は日本特有の意味

古代中国から日本にこの漢字が伝わった時は、「言葉」の意味を持っていました。

少し複雑になりますが、当初の意味が変わったのは、日本がアジアを統治した時代。

それを境にして中国でも「加」が「加える」という意味を持つようになりました。

「加」の本来の意味

中国では「頑張れ!」と仲間に声援を送る時に「加油」と言います。

「火に油を注ぐように気力を出して頑張って」という願いを持った言葉です。

また自分が頑張ると決意して「頑張ります!」と言う時にも「加油」を用います。

日本の「加える」の意が混ざりながらも本来の意味の本質は変わらなかったのです。

「加」を使った熟語

「加」は、やはり「加える」という意味が多数でした。

「護る」や「新しいものを作る」の意味の熟語も見られましたが、数的には少数でした。

一部書き出してみます。

二字熟語・・・加圧、加害、加給、加級、加減、加工、加護、加算、加重、加速、加点、加水、
加熱、増加、加年、加入、参加、加配

まだ多数ありましたが、意味が重複するので省きました。

三字熟語以降は二字熟語に一字を足して意味を強調したり否定したりする程度の熟語しか見受けられなかったので書き出しませんでした。

三字熟語以降は、表現や格言や言い回しに用いられることが多いようです。

「加」の説明の仕方

口頭で名前を伝える際、どういった漢字を書くのか聞かれる時があります。

例えば、あなたの名前が「加奈(かな)」だとします。

その場合、「加」をどのように説明すればよいのでしょうか。

ここで例を挙げてみます。

・「かなのかは、加えるの加です」
・「かなのかは、力(ちから)に口(くち)の加です」

「加える」は「咥える」と誤解され、相手の思考を瞬間的に混乱させてしまうこともあります。

そんな時に、2つ目の例を伝えると、わかってもらえると思います。

「加」を使った名前の有名人・芸能人

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夏川 加奈子さん(なつかわ かなこ・女優、声優、画家)
岡村 多加江さん(おかむら たかえ・女優、舞台、テレビドラマ、映画等)
菊池 沙也加さん(きくち さやか・女優)
三井 悠加さん(みつい ゆうか・芸能プロダクション代表取締役)
小栗 由加さん(おぐり ゆか・女優、ラジオレポーター)
しのはら 実加さん(しのはら みか・舞台女優)
米倉 斉加年さん(よねくら まさかね・昭和から平成の俳優、演出家、絵本作家、絵師)
河内屋 加兵衛さん(かわちや かへい・江戸時代中期の興行師)
竹内 加賀之介さん(たけのうち かがのすけ・日本柔術竹内流の三代)
入船 加澄実さん(いりふね かすみ・元グラビアアイドル、タレント)
森下 加奈さん(もりした かな・元グラビアアイドル、女優)
岩崎 加根子さん(いわさき かねこ・女優、声優)
宇山 玲加さん(うやま れいか・女優、声優)

「加」は女の子の名前に最適!

「加」は「か」と読まれることが多く、その響きから女性の名前に使われることがほとんどです。

男性の名前にも見受けられましたが、「加」の形の可愛さから、あまり用いられることはないようです。

「加」を使った名付け候補

加緒梨(かおり)
加代子(かよこ)
佐奈加(さなか)
友加(ゆか)
茉奈加(まなか)
佳加(よしか)
結加(ゆうか)
尹都加(いつか)
加美(ますみ)
加湖(かこ)
加深(よしみ)
加雅里(かがり)
加葉(ますは)
陽加(ようか)
優加(ゆうか)
耶々加(ややか)
加須美(かすみ)
彩加(あやか)
苑加(そのか)
茉由加(まゆか)
瑠加(るか)
奈々加(ななか)
加寿子(かずこ)
永加(はるか)
此ノ加(このか)

「加」はどの漢字と組み合わせても可愛い名前になる

「加」は、その形から、女の子の名前に用いたい漢字の№1です。

それは漢字の形と響きにあります。見て可愛い、聞いても可愛い名前になるからです。

それでも平成以前は、名前の意味を重視する傾向にあったので、この漢字を用いてもどこかパターン化していました。

つまり、同じ名前の人が近くに何人もいたという感じです。

けれども、平成になり、意味よりも見た目や響きを重視するようになってからはバリエーションの幅が広がり、可愛くて個性的な名前が多くなって行きました。

国語辞典に載っている漢字は多数あります。

何個か候補を挙げて、画数で吉になるよう占い師に調べてもらって女の子の名付けに用いてみてはどうでしょうか。

将来きっと本人にも喜んでもらえるはずですよ。