生後1か月の赤ちゃんが寝ない理由は?寝かせる方法と注意点

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生後1か月の赤ちゃんはミルクを飲んで寝ての繰り返しのようなイメージがありますよね。

1日のうちの大体14時間から17時間寝ているそうです。

睡眠に関しては個人差があって、特にまだ昼夜の区別が付いていない赤ちゃんの場合には、昼夜逆転してしまう子、細切れで起きてしまう子、寝付きの悪い子もたくさんいます。

まだ産後の体力も回復しきっていないママにとっては、慣れない赤ちゃんのお世話も加わって疲労が溜まっているかもしれません。

ここでは、赤ちゃんが寝ない原因をご紹介します。

生後1か月の赤ちゃんがなかなか寝ないのは珍しいことではない

赤ちゃん=寝るというイメージがありますし、育児書を見ても生後1か月頃の赤ちゃんというのはミルクを飲んで寝てを繰り返すようなことが書かれています。

ですが、赤ちゃんも個性がありよく寝る子、寝ない子というのがもちろんあります。

昼夜逆転や、夜泣き、抱っこしていないと寝ない、授乳していないと寝ないなどママの手がかかる子ほど、ママの睡眠時間や家事をする時間もなくなってしまいます。

そのため細切れながらもトータルではよく寝ているものの、ママから見るとあまり寝ないと感じてしまうこともあります。

生後1か月といえば床上げの時期ですね。

里帰り出産をした人も自宅に戻り赤ちゃんのお世話だけでなく、家のこともしなくてはいけなくなる時期です。

まだ体力的に体調が戻っていないママにとっては疲れもピークに達してしまうこともあるでしょう。

家事は最低限にして、赤ちゃんが寝ているときは少しでも一緒に横になって休息を取るようにしてくださいね。

育児はこれからもずっと続きます。

無理をすると体が持たなくなってしまいますよ。

生活のリズムができてくれば、赤ちゃんも自然と寝られるようになっていきます。

とても辛い時期だとは思いますが「今はそういう時期だから仕方ない」と諦めると気持ちも楽になります。

うちの子の場合ですが、一人目も二人目も思うように寝ませんでした。

もう成長した今だから「あの頃は大変だった」と懐かしく思えますが、当時は地獄でしたね。

特に一人目は抱っこじゃないと寝ませんでした。

立って抱っこで寝かせて、寝たと思ったら気づかれないようにそ〜っと座ろうとすると起きる。

おっぱいを飲みながら寝たからそ〜っと布団に降ろそうとすると起きる。

何か高感度なセンサーでも付いているのかな?!と思うくらいすぐ起きてしまうんですよね。

離れると起きてしまうからあまりよくないと言われていますが、夜は添い乳や私のお腹の上にうつ伏せで寝かせていました。

こうなるとママはなかなか寝られないんですよね。

毎日寝不足。

あんなに寝られない日は今までなかったなあとと思います。

赤ちゃんが寝ない原因は?

赤ちゃんが寝ない原因は色々なことが考えられます。

昼夜の区別が付いていない

赤ちゃんはまだ昼は起きて夜は寝るというリズムが付いていません。

そのため昼夜逆転ということもよく起こります。

昼夜の区別がつくのは生後4か月以降と言われています。

私の経験や周囲のママさんの話を聞くと、第一子の方が昼夜逆転しやすい傾向があると思います。

第一子は日中家の中でママと二人っきりで過ごすということが多いでしょう。

ママも生後間もない赤ちゃんが寝ているときにわざわざ出かけようとはしませんよね。

日中でも寝ているときは起こさないように静かに過ごすでしょう。

すると赤ちゃんは昼間でもぐっすり寝られてしまうので、夜に寝られなくなってしまうということが起こります。

第二子以降の場合には、日中は上のお子さんに付き合ってお外遊びに連れ出されたり、寝ているときも部屋の中で賑やかにされてしまいますよね。

そのためうるさくて日中は寝つきが浅く、夜は静かになるので眠りやすいという環境から夜ぐっすり寝ることが多いようです。

お腹が空いている

生後1か月の頃はまだ3時間おきの授乳をするという人が多いでしょう。

まだまとめて飲むことができませんし、母乳の場合にはミルクよりも消化が早いためお腹が空きやすく授乳間隔が短くなりがちでもあります。

お腹が空いて寝られないのかもしれません。

母乳だけで足りないような場合にはミルクを足してみましょう。

ミルクは母乳よりも腹持ちがいいので、夜寝る前だけミルクにするのもよく寝させるためには効果があるそうですよ。

オムツが汚れている

生後1か月の赤ちゃんはまだおしっこもうんちも回数が多いです。

ぐずって寝ないのはオムツが汚れている不快感が原因かもしれません。

室温が不快

赤ちゃんはまだ気温の変化に対応できません。

そのため、室温や湿度が不快で寝られないということもあります。

赤ちゃんに最適な温度は夏は25度〜28度、冬は18〜22度とされています。

冷えるといけないからとつい着せすぎたり、お布団をかけ過ぎたりしてしまいがちです。

しかし、赤ちゃんは大人よりも体温が高く、とても汗かきです。

お布団に寝かせていると、寝返りが打てない赤ちゃんの背中はとても暑くて汗びっしょりになっていることもあります。

赤ちゃんにとって快適な温度かどうか確認してあげましょう。

お腹に空気が溜まっている

赤ちゃんはミルクを飲むときに空気も一緒に飲み込んでしまいます。

授乳後は背中をトントンしてゲップを促してあげないとうまく出すことができません。

しかし、しばらく背中をトントンしてもなかなか出ないこともありますよね。

ゲップが出るまでトントンを続ける必要はありませんが、ゲップが出ていないと吐き戻ししやすくなります。

寝かせるときにはタオルや枕で頭を少し高くしたり、横向きにするなどして吐いた時に詰まらないようにしてあげましょう。

まとめ

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赤ちゃんのお世話は育児書通りには進みません。

10人いれば10人それぞれに個性があります。

大変な時ほどつい育児書通りにいかないことが気になったり、周りと比べてしまったりしてしまうものです。

頑張り過ぎないことが大切ですよ。