妊婦は外食をしちゃダメ?妊娠中の外食、食べて良いもの悪いもの

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妊娠中はお腹の赤ちゃんのことも考えて食事にも気を使う妊婦さんが多いのではないでしょうか。

妊婦さん向けのレシピ本などをみたりネットで検索したりして妊婦に良い食事を自炊しようと頑張っている方もいるでしょう。

その一方、妊娠中は疲れやすかったりつわりで体調がすぐれないなど、家事をするのも大変なときがあります。

毎日毎日自炊をするのは大変!と言う妊婦さんはたまには外食を取り入れるのも良いでしょう。

妊娠中に外食をしてはいけないということはありません。

しかし妊婦の外食は妊娠前と比べて気をつけて欲しいことが5つあります。

・外食ばかりに偏らない

・バランスの良いメニューを選ぶ

・脂分やカロリー、塩分、糖分は控えめに

・食べない方が良いものは避ける

・カフェインの摂りすぎに注意する

この5つの注意点を守れば妊婦さんも安心して外食ができますよ。

気分転換に友達とランチに行ったり、パパとちょっと贅沢なディナーに行くのも良いですね。

赤ちゃんが生まれたらなかなか行けないお店も増えますので、今のうちに大人な雰囲気のお店を楽しんでおきましょう。

○外食の頻度どれくらい?妊婦の食事は外食に偏らないようにしよう

妊娠中にも外食を楽しんで大丈夫なのですが、あまりにも頻繁に行くのはやめましょう。

外食はどうしても家での自炊と違って、塩分や脂分をコントロールできません。

レストランの料理などは妊婦さんには味付けが濃いものが多いです。

また、どうしてもお肉やお魚中心のメニューになりがちなので、野菜が不足してしまうなど、栄養バランスが良くないのです。

たまに外食をするくらいなら、多少塩分や油分の摂りすぎになるくらいであまり心配いりません。

しかし、頻繁に外食に行き過ぎると、塩分や糖分の摂りすぎで妊娠高血圧症や妊娠糖尿病になったり、体重が増えすぎてしまったりとトラブルが起きてしまいます。

妊婦の食事は基本自炊にして、月に数回外食に行く程度に止めておきましょう。

○妊婦の外食、選ぶと良いオススメのメニューは?

妊娠中の外食ではどんなものを食べるのがオススメなのでしょうか。

妊娠中は塩分や油分、カロリーを抑えた栄養価の高いバランスの良い食事が求められます。

妊娠中の外食でオススメなのが和食です。

和食は洋食よりも脂っこくなく、カロリーも抑えられて妊婦さんにオススメ。

しかし、妊娠中はお寿司やお刺身などの生ものは控えましょう。

和食の定食などがオススメ。

定食はメインだけでなく副菜もついているのでバランスの良い食事が摂れます。

焼き魚や、煮魚、煮物などはカロリーも低く栄養価も高いので妊婦さん向きですね。

和食でも、カツ丼や牛丼などの丼物は野菜不足になるので、食べる場合は副菜やサラダなども頼むと良いですね。

ファーストフードなどはカロリーも塩分も油分も高くバランスも悪いためオススメしません。

しかし妊娠中はなぜか無性にた食べたくなるのもファーストフードです。

私は妊娠中、某ファーストフード店のフライドポテトにハマって良く食べていました。

毎週のように食べるのは良くないですが、月に1回など回数を決めてなら食べたいものを食べた方がストレス発散になって良いですよ。

○妊娠中の外食、油分、糖分、塩分、カロリーは控えて

妊婦さんに良くないのが油分、糖分、塩分、カロリーの摂りすぎです。

カロリーを摂りすぎてしまうと体重が増えすぎて難産になることがあります。

塩分の摂りすぎは妊娠高血圧症などのトラブルを引き起こし、むくみがひどくなってしまいます。

また、早期胎盤剥離などの重篤なトラブルを引き起こすこともあります。

外食ですと、どうしてもカロリーや塩分の強いものが多いですよね。

減塩メニューやタレや醤油をかけないなどして対応しましょう。

ラーメンやうどんなどの麺類のスープは飲みほすと塩分の摂りすぎになるので残すようにした方が良いですね。

外食の後のデザートも糖分の摂りすぎになるので注意が必要です。

なるべくカロリーの低そうなデザートにしておきましょう。

ケーキやパフェよりも、あんみつやお団子などの和のスイーツの方がオススメです。

しかしそれも食べ過ぎは禁物です。

全然食べてはいけないということはありませんがほどほどの量で我慢しておくと良いでしょう。

○妊娠中の外食。妊婦が食べてはダメのもの

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妊娠中に外食に行くことは問題ありません。

しかし、食べない方が良いメニューもあるのでお店は選んでいきましょう。

・生もの・・・

妊婦はなま物は食べない方が良いです。

生の魚も肉も抵抗力の落ちている妊娠中は食中毒になりやすく、避けるべき。またトキソプラズマと言う寄生虫や食中毒の原因菌が潜んでいることもあります。

妊婦がトキソプラズマに感染すると胎児にも悪影響があります。

トキソプラズマや食中毒菌の多くは熱に弱いので火を通したものは大丈夫ですが生のものは妊婦さんは食べない方が良いでしょう。

・生卵・・・

生卵はサルモネラ菌に感染する恐れがあります。

妊娠中は特に注意が必要です。

トッピングに生卵がある場合などはつけない方が良いですね。

・魚介類・・・

魚介類には水銀が含まれています。

特にマグロは水銀の含有量が多いでうす。

水銀を大量に摂取すると胎児に悪い影響を与えてしまいます。

魚介類は食べ過ぎなければ問題ないので、適度な量を守って食べてください。

・うなぎ・・・

うなぎにはビタミンAが豊富に含まれています。

妊婦はビタミンAの摂りすぎには注意が必要なんです。

妊娠中のビタミンAの過剰摂取は胎児の先天性異常を引き起こすことがあります。

うなぎを食べるのなら蒲焼の場合は1日に50g以下に止めましょう。

・辛いもの・・・

辛すぎるものは妊娠中は控えましょう。

辛いものを食べすぎると胃腸に負担がかかり下痢などを引き起こします。

妊娠中は普段と違って胃腸の働きも弱くなっているため注意が必要です。

○食後のコーヒ、妊婦の外食はカフェインの摂りすぎにも注意

妊娠中はカフェインは控えた方が良いですね。

外食に行くと食後のコーヒーがついていることもあります。

1杯飲むくらいなら問題ありませんが、ついつい友達と話が弾んで2杯、3杯とお代わりしていませんか?

妊娠前なら問題なかった量のコーヒーでも妊娠中は控えた方が良いです。

妊婦さんが1日に100mg以上のカフェインを摂取すると自然流産率が増加するというデーターが出ています。

妊娠中のコーヒーは1日1~2杯までとしておきましょう。

○妊娠中の外食。注意点を守って楽しもう

妊娠中だって外食したいですよね。

赤ちゃんが生まれたら落ち着いて外食もしていられなくなります。

妊娠中がゆっくり外食をするチャンスです。

妊婦が外食をする時は5つの注意点があります。

・外食ばかりに偏らない

・バランスの良いメニューを選ぶ

・脂分やカロリー、塩分、糖分は控えめに

・食べない方が良いものは避ける

・カフェインの摂りすぎに注意する

この注意点を守って外食で上手に気分転換しましょう。