妊婦の背伸びは危険?妊娠中の背伸び5つの注意点と胎児への影響

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妊娠をして”してはいけないこと”の中に、『背伸び』というワードを目にします。

しかし、ストレッチを兼ねて背伸びをされる人もいますよね。

実際に、妊娠中期あたりから背伸びをするとどこかつる、お腹が張り痛むことはあります。

それらの経験もあり、背伸びをしない妊婦さんはたくさんいるでしょう。

実際に筆者も背伸びをしなくなり、出産後の背伸びがとても気持ちよくできたことを覚えています。

「なぜ背伸びをしてはいけないの?」

「ストレッチの時の背伸びで気を付けることは?」

「妊娠中でも背伸びがしたい!」

などお悩みの人も多いのではないでしょうか?

他のサイトを調べてみると、「背伸びは切迫流産や早産、逆子になりやすい。」「へその緒がからまる」など示してあるものもあります。

これらは実際のところ医学的な根拠はありません。

しかし、背伸びには注意が必要です。

なぜ注意をしなくてはいけないのか、次の5つのポイントを見ていきましょう。

・高いものをとるときの背伸び

・お腹が張るときがある

・背伸びはしたほうがよい

・転倒に注意

・気にしすぎはNG

妊活中・妊娠中・背伸びについて不安のある人に、少しでも参考になれば幸いです♪

<高いところに手を伸ばすのは要注意!>

洗濯物や棚の上に置いてある高いものをとるときに、背のびをしながら取る場合は注意が必要です。

脚立や踏み台に立って取るときは、なおさら注意しましょう。

というのも、ものを下から上に持ちあげる時よりも、上から下におろすほうが危険!

急に重いものをもつことで、バランスを崩しやすくなるのです。

心当たりありませんか?

高いところにあるものを取るときには、可能であれば家族の人にお願いするようにしましょう。

難しければ、背伸びをしない工夫をします。

例えば、洗濯物の物干しさおを低い位置に吊り直す、高い棚の上のものを下に置くようにするなど。

事前に工夫をしておくことで、万が一に備えることができ安心に生活ができますね♪

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<お腹が張る場合もある>

冒頭で切迫流産や早産するという医学的な根拠はないとお話したのですが、

背伸びをすることでお腹が張ることがあります。

背伸びのときに、手を上に伸ばすことで子宮を支えるじん帯が引っ張られ、そのときに強く引っ張りすぎてしまうとお腹が張って痛みを感じる時もあります。

背伸びの時だけでなく、お腹が張ったり痛みがあるときには、椅子に座ったり横になったりして、休憩をとるようにしてくださいね。

無理に続けて活動してしまっては、ずっとお腹が張って辛く、体力も消耗してしまいます。

少し時間を置いて、落ち着いてからまた動いてくださいね。

関連記事⇒36週目!お腹の張りが頻繁に続く時にすべき4つの事と注意点

<ストレッチも兼ねて背伸びはしたほうがよい!?>

背伸びはしちゃダメ?というテーマですが、結論で言えばNOです。

つまり、背伸びをしても大丈夫。

ご存知の方もいると思いますが、実はマタニティヨガの中に背伸びをするポーズがあります。

マタニティヨガで推奨されているのだから、「背伸びはダメ」というわけではありません。

逆に、妊娠中はお腹も重たくなり、背中や肩もこりやすくなってくるので、背筋を伸ばすストレッチは必要なのです。

ただし、このときにふくらはぎや足をつる人もいます。

一旦つってしまうと怖くてできなくなってしまいますよね…。

そんな時は、どこまで伸ばしても平気なのかゆっくりと伸ばしてみて限度を覚えておくとよいですよ!

限度を理解しておくことで、マタニティヨガのときや、ストレッチのときにも役に立ちます。

<背伸びで一番怖いのは転倒!!>

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妊婦でも背伸びをして大丈夫とお話ししましたが、気をつけてほしいことがあります。

それは、転倒です。

まだ妊娠を経験されていない人や、妊娠初期の人は「え?」と思うでしょう。

しかし、妊娠後期あたりのお腹が大きくなってきた頃は、身体のバランスがとりにくいのです。

自分の身体じゃないような感じがするときがあります。

思ったように走れない、歩けない、座れない、足の爪を切れない、靴下が履けない・・など。

妊娠後期や臨月の身体はいろいろと不自由なのです。

お腹が大きな状態で背伸びをしてみると、バランスを崩してヒヤッとすることがあります。

転倒してお腹を打つと、赤ちゃんにとっても大変危険ですよね。

背伸びなどのストレッチやヨガをするときには、周りの様子を確認し、ふわふわのマットの上で行うように注意してください。

関連記事⇒妊婦は背伸びをしちゃダメ?妊娠中の背伸びの言い伝えと効果や影響と注意点

<背伸びを気にしすぎたらよくない>

人は眠っているときにも背伸びをします。

しかし、妊娠中に背伸びをして足をつったりお腹を痛めたりしてしまうと、背伸びすることを気にしすぎてしまいがちです。

筆者もですが、のちには睡眠中の背伸びもしなくなり身体のあちこちが凝ってしまいました。

背伸びが原因で嫌な思いをすることもあるかもしれませんが、あまり気にしすぎないことをおすすめします。

<まとめ>

妊娠中でも背伸びがしたい方はどんどんしていってくださいね。

ただし無理をしないように、自分の限界も知ったうえでゆっくりと行うようにしましょう。

ストレッチやマタニティヨガなど、安産やお母さんの身体の健康のためによいものがたくさんあります。

背伸びなどのストレッチができると、背中の凝りもなくなって、気持ちもすっきりしますよね♪

お腹が張ったり、足がつったら休憩して、素敵なマタニティライフを送ってください。