わさびの冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と6つのメニュー

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お刺身やおそば、お寿司には欠かせない、ぴりっと辛いわさびは、日本の代表的な薬味ですよね。

はじめからすりおろしているチューブのわさびは、簡単に食べることができて便利ですが、やはり風味は食べる直前にすりおろしたわさびのほうがおいしいですね。

栽培方法によって、種類がわかれ、ワサビ田で育てられている水ワサビと、畑で栽培される畑ワサビにわかれ、水ワサビは畑ワサビより品質がよくおいしいといわれています。

わさびの独特の辛さは、とうがらしなどの辛さとまったく違います。

これはわさびに含まれているシニグリンという物質が、すりおろすときに酵素と触れて反応することで辛くなります。

つまり、すりおろすときに酵素に触れなければ辛味が出てこないので、すりおろす道具も細かく磨酔できる、サメの皮で作られたおろし気が一番わさびの辛さや風味を出します。

でも、家庭ではなかなか用意できないので、細かくすりおろせる金おろしがいいでしょう。

わさびは生のワサビとチューブのワサビとありますが、どちらも正しく保存しないとせっかくのワサビの風味が落ちてしまいます。

ここでは、わさびの正しい保存方法、消費期限、おすすめのわさびを使ったメニューを紹介します。

わさびはどのくらい日持ちする?賞味期限は1ヶ月!

わさびは他の薬味と比べると、冷蔵庫で1ヶ月と長持ちする食材です。

購入するときはどんな状態のわさびを選んだらいいのでしょうか?

新鮮で味がいいわさびは、緑の色が濃くて太さがあるもの。

また、太さはどの部分でも均等にあるものがいいですね。

しわの間が埋まっているもので、先端はやや薄い緑のものがいいわさびといわれています。

持ったときに重みを感じるものは、水分が多いので新鮮なのでおすすめ。

またチューブのわさびは開封前だと、常温でも8ヶ月と長い期間保存が可能です。

購入するときは、記載されている賞味期限が遠いものを購入してください。

わさびの保存方法!

わさびは、正しく保存しないと風味が抜けてしまい、おいしさも半減してしまいます。

正しいワサビの保存方法を紹介します。

わさびの正しい冷凍保存方法

わさびは冷凍保存すると、風味が飛ぶことなく保存することができるのでおすすめ。

わさびを冷凍するときは、ラップでぴったりと包んで保存袋に入れて保存します。

使うときは凍ったまますりおろすことができるので、便利ですね。

わさびは皮の部分に旨み成分がありますので、少しぐらい黒ずんでも削らないでおろしてくださいね。

冷凍したわさびは、1ヶ月の保存が可能です。

わさびの正しい冷蔵保存方法

わさびは冷蔵庫で保存しても、1ヶ月は保存が可能です。

保存するときは、乾燥しないように新聞紙やラップなどに包んで、ポリ袋に入れて保存。

温度の低いチルド室で保存してください。

少しくらい黒くなっても大丈夫です。

またすぐに使うとき、使いかけの状態だったら、保存容器に水を入れてわさびを入れて保存。

水は2日ごとに交換して、なるべく早く使い切ってください。

またチューブのわさびは、開封後冷蔵庫で保存します。

チューブのわさびは、すりおろしてあっても風味がある優れものですが、開けた直後が一番おいしいので、なるべく早く使い切るといいですね。

チューブのわさびも開封後は冷蔵で1ヶ月保存が可能。

あけたら空気を抜いてキャップをしめて、冷蔵庫で保存します。

キャップ部分に汚れがついていると、きちんとしまらないので注意してくださいね。

その他の方法

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チューブのわさびは、未開封の状態の場合常温で保存が可能。

高温多湿にならない冷暗所で、8ヶ月は保存が可能です。

記載されている賞味期限を参考に、開封した場合はなるべく1ヶ月以内で使い切ります。

ワンポイントアドバイス

わさびは、冷凍保存も冷蔵保存も同じ1ヶ月の保存が可能な食材です。

冷凍するときはぴったりとラップをして保存します。

凍ったまますりおろすことができるので、使いやすいですね。

冷蔵で保存するときは、乾燥しないように新聞紙やラップに包んで保存しましょう。

チューブのわさびは、未開封の場合は長期保存が可能ですが、開封した後は生のわさびと変わらない冷蔵で1ヶ月の保存期間。

空気が入るとわさびが酸化して、味も風味も落ちるので、1回使うごとに空気をしっかり抜いて保存してくださいね。

冷凍しておいたわさびを使った4つのメニュー

冷凍したわさびは、そのまますることができるので通常のわさびと変わることなく使うことができます。

おすすめの冷凍わさびを使ったメニューを紹介します。

アボカドとえびのわさび醤油

【材料】

冷凍むきえび 15個くらい
アボカド 1個

★ 醤油 大さじ1

マヨネーズ 大さじ1
冷凍わさび 適量

① 冷凍わさびはすりおろして小さじ1になるくらい。

冷凍したまますりおろします。

② すりおろしたわさびと醤油、マヨネーズを混ぜます。

③ アボカドは角切りにしてむきえびは解凍します。

④ ③に②を混ぜ合わせて出来上がり。

わさびドレッシング

色々な食材にあうわさびドレッシング。

【材料】

醤油 小さじ2
砂糖 小さじ1
酢 小さじ4
ごま油 小さじ1

冷凍わさびのすりおろし 小さじ1/3

① 冷凍わさびは凍ったまますりおろして、小さじ1/3になるくらい。

② 材料を全部混ぜ合わせて出来上がり。

牛ステーキ わさびソース和え

【材料】

牛肉 ステーキ用 2枚
塩コショウ 少々
にんにく 2かけ
サラダ油 少々

★ 米酢 大さじ2
★ 醤油 大さじ2
★ 砂糖 大さじ1
★ わさび 小さじ1/2

① 牛肉に塩コショウを振ります。

② フライパンに油とスライスしたにんにくを入れて炒めます。

にんにくから香りが出たら、にんにくを取り出します。

③ 牛肉を両面焼いて、好みの焼き加減になるまで焼きます。

④ ★の材料を混ぜてソースを作ります。

わさびは冷凍したものをすります。

⑤ フライパンににんにくを戻して、④のソースをいれて、中火で軽く煮詰めソースをステーキにかけて出来上がり。

豚肉の和風パスタ

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わさびの辛さがおいしい、和風のパスタです。

【材料】

パスタ 100g
オリーブオイル 大さじ1
豚こま肉 100g
のり 適量
冷凍わさび 小さじ1/2

① パスタはたっぷりの熱湯に塩を入れてゆでます。

② オリーブオイルをフライパンに入れて熱し、豚こまを炒め、冷凍わさびはすりおろします。

③ ②のフライパンにパスタのゆで汁を大さじ1/2を入れて、わさびを入れて、パスタに絡めて盛り付けます。

④ のりをちぎって盛り付けて出来上がり。

わさびの作り置きメニュー

わさびは、薬味に使われることが多いですが、どんな作り置きメニューがあるのでしょうか?

おすすめのわさびを使ったメニューを紹介します。

わさびのねぎだれ

お肉にのせてもお魚にのせてもおいしい便利なねぎだれです。

【材料】

ねぎ 適量
ごま油 大さじ1
岩塩 ひとつまみ
穀物酢 小さじ1

わさびすりおろし 小さじ1

① ねぎは洗ってしっかり水気をきり、小口切りにします。

② ねぎ以外の材料を全て器に入れて混ぜます。

わさびがしっかりとけるまで混ぜてください。

③ ②にねぎを混ぜ合わせて出来上がり。

茗荷とオクラのわさび合え

茗荷の爽やかさとわさびの辛さがぴったり。

あると嬉しい副菜です。

【材料】

オクラ 1パック
みょうが 3本

★ わさびすりおろし 小さじ1/2
★ めんつゆ濃縮 大さじ1
★ アマニオイル大さじ1

① オクラは塩を入れた熱湯でさっとゆでてザルに上げ水気を切ります。

② 茗荷は千切りにします。

③ ★の材料を混ぜて、オクラと茗荷と混ぜたら出来上がり。

まとめ

食卓に登場する機会が多いわさびですが、やはり自分ですりおろして食べるのが一番おいしいです。

わさびは、冷凍でも冷蔵でも同じ期間保存が可能で、冷凍しても使いやすいので、便利な食材でしたね。

皮が黒くなっても、皮の部分にわさびの旨みや辛味が詰まっていますので、多少なら気にせずすりおろしてください。

食事のアクセントになるわさびを、正しい保存方法で楽しんでくださいね♪