赤ちゃんの離乳食でバナナはいつから食べて大丈夫?注意点とおすすめレシピ

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離乳食が進んでくると、お粥や野菜以外に果物の開始時期を悩むお母さんも多いと思います。

果物の中でも、年中お手軽に手に入りやすく甘いバナナ。

子どもに大人気で栄養豊富なイメージがありますよね。

そんなバナナは、赤ちゃんの離乳食として使うのはどうなのでしょうか?

そこで今回はバナナについて。

記事のポイントは3つです。

・赤ちゃんはバナナをいつから食べて大丈夫?
・赤ちゃんがバナナを食べるときの注意点
・赤ちゃんにおすすめのバナナレシピ

それでは解説していきます。

参考にしてみてください。

赤ちゃんはバナナをいつから食べて大丈夫?

赤ちゃんは、バナナを生後5~6か月の離乳食初期から食べることができます。

バナナには、発育を助けるビタミンB2や、たんぱく質の代謝を助けて血液や筋肉をつくるビタミンB6、歯や骨の形成を助けるマグネシウムなどが豊富に含まれています。

また、甘みがあるため高カロリーと思われがちですが、実は中くらいのバナナ1本分(100g)のエネルギーは86㎉で、ご飯だと茶碗1/2杯、食パン6枚切りだと1/2枚程度なのです。

さらに、食物繊維も豊富なので、赤ちゃんでもみられる便秘の改善にも効果が期待できます。

柔らかくて優しい甘さがあり、赤ちゃんの成長に欠かせない栄養素が豊富に含まれているので、離乳食にぴったりな食材です。

赤ちゃんがバナナを食べるときの2つの注意点

赤ちゃんが安心しておいしくバナナを食べるために、気をつけてほしいポイントが2つあります。

アレルギーに注意する

バナナは、アレルギーを起こす可能性のある食材です。

起こりやすい症状としては、口の中や喉にかゆみやしびれ、腫れぼったく感じるなどがあります。

全身に蕁麻疹や消化器症状などがでることもあります。

厚生労働省は、過去に一定の頻度で発症報告があったとして、バナナを含む食品の場合はその旨を表示するよう推奨しているほどです。

初めて食べるときは、万が一症状が出た時すぐ病院へ行けるように、平日の午前中を選ぶとより安心です。

口の中は見えづらく、症状を見逃されてしまうこともあるので、食べた後に口の中を確認してあげると良いでしょう。

保存は冷凍がおすすめ

バナナの食べごろは、シュガースポットという皮に黒い斑点がポツポツと出てきた頃です。

しかし、食べる量の少ない赤ちゃんには、房になっているバナナ全てを食べごろに使うのは難しいですよね。

我が家ではうっかり常温に放置し、気づけば半分以上黒くなっているなんてことが度々ありました。

そんな食べごろを逃さないためには、冷凍保存がおすすめです。

初期の調理におすすめなすりおろしは、冷凍状態の方が取り扱いやすくなります。

皮をむいてすじを取った後、食べやすい大きさに切って冷凍したり、1本丸ごとラップやジップロックなどに入れて冷凍すると、そのまますりおろして使うのにとても便利です。

保存時には皮をむいてしまうため表面が黒ずむこともありますが、レモン汁をまぶしておくと酸化を抑えることもできるので試してみてください。

赤ちゃんにおすすめのバナナレシピ

ここで、離乳食各期に合わせたバナナレシピを紹介します。

離乳食初期

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バナナミルク

材料

・バナナ     1本

・調整したミルク 50cc

作り方

①バナナの皮をむき、すじを取ってから、小さく切る

②①と調整したミルクを小鍋に入れ、潰しながらドロドロになるまで煮込む

③粗熱が取れたらすり鉢ですりつぶして完成

離乳食中期

バナナパンがゆ

材料

・バナナ小       1/2本
・サンドイッチ用食パン 1枚
・調整したミルク    70㏄

作り方

①小鍋に調整したミルク、細かくちぎったパンを入れて煮込む

②バナナは皮をむいてすじを取り、フォークなどで潰す

③①に②を入れてひと煮立ちしたら完成

離乳食後期以降

バナナとほうれん草のおやき

材料

・バナナ   1本
・ほうれん草 10ℊ
・片栗粉   大さじ1

作り方

①バナナは皮をむいてすじを取り、フォークなどで潰す

②ほうれん草は葉の部分を茹でて細かく刻む

③①と②、片栗粉を混ぜ合わせる

④成型し、フライパンで焼いたら完成

バナナの自然な甘みを好む赤ちゃんも多く、離乳食があまり進まない赤ちゃんにもぜひ1度試してほしいレシピです。

生でもおいしいバナナですが、離乳食のはじめの頃は、食中毒予防などのためにも加熱することをおすすめします。

まとめ

赤ちゃんは、バナナを離乳食の初期から食べることができます。

バナナには、ビタミンやミネラルなどの成長に欠かせない栄養素や食物繊維が豊富に含まれており、離乳食にピッタリな食材です。

しかし、バナナにはアレルギーを起こす可能性があり、その中でも口や喉の症状が起こりやすいので注意が必要です。

口の中の症状は見逃されてしまうこともあるので、食後に口の中を確認してあげましょう。

症状が出た場合にすぐに受診できるよう、初めて食べるときは平日の午前中にすると安心です。

バナナは栄養豊富で優しい甘さが離乳食にピッタリです。

ぜひメニューに取り入れてみてください!