赤ちゃんの蒸しパンはいつから食べて大丈夫?簡単レシピと4つの注意点

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赤ちゃんの離乳食が進み、食べられるものが増えてくると食の楽しみは増えていきますよね。

そこで気になるのが蒸しパンはいつから食べても大丈夫なのか、です。

蒸しパンは大人からすると柔らかく甘いため、赤ちゃんには食べやすそうですよね。

そこで今回は火ちゃんの蒸しパンについて3つのポイントをお伝えします。

・食物アレルギーと離乳食の進め方
・赤ちゃんの蒸しパンの目安
・蒸しパン4つの簡単レシピと4つの注意点

赤ちゃんに蒸しパンを挙げる時の注意点や、お家で簡単に作れる蒸しパンのレシピなど、赤ちゃんと蒸しパンについて知ることで、楽しい離乳食タイムにしていきましょう。

赤ちゃんの離乳食

赤ちゃんの離乳食の開始の目安は生後5ヵ月~6ヵ月頃とされています。

離乳食を始める時には以下の5つを目安に判断して見ましょう。

①首がしっかり座っている
②お座りができる
③生活リズムが付いている
④スプーンを口に入れても押し出さない
⑤大人の食事を見て興味を示している

離乳食を始めるときには、赤ちゃん自身の首座り、お座りができることが必要になります。

とはいえ赤ちゃんの腰が据わり始めるのは生後6~7ヶ月ごろであり、赤ちゃん自身が自分で座れるようになるのは生後8カ月以降が大半です。

赤ちゃんがベビーチェアや大人の膝などサポートがあれば座れるのであれば離乳食を始めても問題ないでしょう。

赤ちゃんは成長するにつれ昼夜の区別がつくようになります。

そこで大切なのが、生活リズムです。朝起きて、夜寝る、日中活動的に過ごす時間が増える、など生活リズムが付いていることは食事をしていく上で大切になります。

生活リズムがバラバラな場合には、朝早く起こし、夜早く寝かせる、昼間は散歩に行くなどをして生活リズムを付けていくようにしましょう。

離乳食はミルクや母乳とは違い、スプーンで食べ始めます。

乳首以外にものが口に入っても押し出さない、抵抗が少ないことも離乳食を開始する目安になります。

赤ちゃんは成長すると大人の食事に興味を示すようになります。

食事の様子をじーっと見つめている、口を動かしたりしている、とうような素振りがないか観察してみましょう。

離乳食のステップ

離乳食は、いくつかのステップに分けて、食事の形状や、食べ物の種類などを少しずつ増やしていきます。

生後5~6ヵ月頃は離乳食前期「ゴックン期」と言います。
生後7~8ヵ月頃は離乳食中期「モグモグ期」と言います。
生後9~11ヵ月頃は離乳食後期「カミカミ期」と言います。
1歳~1歳6ヵ月頃は離乳食完了期「パクパク期」と言います。

このステップに合わせて離乳食のお粥は10倍粥、5倍粥、軟飯と徐々に硬さを普通のご飯へと近づけていきます。

ビタミン・ミネラル類、タンパク質類はペースト状から始め、徐々につぶつぶ、カミカミへと大きさを変更していきます。

離乳食の注意点

赤ちゃんは離乳食を始めることで、少しずつ、ミルクや母乳以外のものからも栄養を取るようになります。

ですが、離乳食が始まったとはいえ、赤ちゃんは大人と同じようになんでも食べられるようになるわけではありません。

①消化酵素が不十分
②腸内細菌が未発達
③免疫機能が不十分

赤ちゃんの消化機能は主に上記の3つが不十分なため、大人と同じような食事を食べられるようになるまで時間が掛かるのです。

胃の消化に必要な、食べ物を胃から腸へと送る蠕動運動(ぜんどううんどう)は1歳頃までは大人の半分以下のレベルしかありません。

また消化に必要な消化酵素の分泌も不十分です。

腸内細菌が未発達で、細菌に対する抵抗力が不十分なために、免疫機能も未発達なのです。

食中毒にも掛かりやすく、掛かると重症化しやすいのも、まだ成長途中だから、なんですね。

柔らかいから、食べやすそうだから、といった大人独自の基準で判断すると赤ちゃんには負担になってしまうことも。

赤ちゃんのためには十分に注意してあげる必要があるのです。

食べさせる前に確認しよう!5つのチェックポイント

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離乳食を食べさせる前には必ず以下の5つを確認しましょう。

①固さはちょうどいいか
②加熱は十分してあるか
③脂っこすぎないか
④タンパク質は、始めは植物性もしくは白身魚からになっているか
⑤糖分・塩分は控えめか

①固さはちょうどいいか

赤ちゃんには歯がありません。

食べ物を大人と同じように「噛む」という動作はできず、「舌でつぶす」ようにして食べます。

赤ちゃんが食べやすい固さになっているか確認してみましょう。

②加熱は十分してあるか

赤ちゃんは細菌に対する抵抗力が弱い生き物です。

食べ物に付着した細菌は、食中毒を引き起こします。

赤ちゃんに与える食べ物は、野菜と一部の果物、ヨーグルトを除いてしっかり加熱をしましょう。

③脂っこすぎないか

大人が脂っこいものを食べすぎると消化不良や胸やけを起こしますよね。

それは赤ちゃんも同様で、赤ちゃんには脂肪を分解する消化酵素の分泌が不十分です。

過剰な脂肪は体に吸収されにくく、赤ちゃんの場合にはうんちがゆるくなったり、下痢を起こしたりすることも。

離乳食では、大人以上に脂肪には注意が必要です。

④タンパク質は始めは植物性もしくは白身魚からになっているか

タンパク質は炭水化物よりも消化するのに時間が掛かります。

最初は脂肪分の少ない豆腐などの植物性タンパク質や淡白な白身魚から始めましょう。

過剰なタンパク質は腎臓機能への負担になるので気をつける必要があります。

とはいえタンパク質は成長には欠かせない栄養素です。

タンパク質の種類と量に気をつけながら進めましょう。

⑤糖分・塩分は控えめか

生後6ヵ月の赤ちゃんの内臓機能は大人の半分以下のレベルです。

過剰な糖分や塩分は、内臓に大きな負担を掛けてしまいます。

離乳食は基本は薄味で。

大切なのは食材本来の味を教えることですよ。

気をつけたい!食物アレルギー

離乳食を始めると心配になるのが食物アレルギーです。

食物アレルギーとは…

特定の食べ物の成分に対して体がアレルギー反応を起こすことを言います。

気をつけたい食品リストと表示義務

加工食品には特にアレルギーを起こしやすい食品である7つの食品を使用している時には、アレルギー表示が義務付けられています。

・小麦
・乳製品
・卵
・そば
・ナッツ類(ピーナッツ)
・かに
・えび

上記の7品目に続いてアレルギーを起こしやすい食品20種類です。

・あわび         ・さけ       ・さば
・いか          ・大豆       ・いくら
・もも          ・りんご      ・バナナ
・オレンジ        ・キウイフルーツ  ・まつたけ
・牛肉          ・豚肉       ・鶏肉
・ゼラチン        ・くるみ      ・カシューナッツ
・ごま          ・やまいも

上記の20品目は、アレルギー表示義務はありません。

ですが表示が推奨されている食品です。

この表示義務や表示推奨は、あらかじめ個包装された加工食品と添加物のみです。

コンビニなどのお弁当やパン、スーパーで購入するジャムやヨーグルトなどが当てはまります。

飲食店や店頭販売される物、店内調理するお弁当や総菜、パンなどは表示対象外のことがあります。

表示がないから大丈夫だと自己判断しないことが大切です。

表示が無い時には、与えないか、確認してみましょう。

離乳食が進むにつれて赤ちゃんの食べられるものは増えていきます。

市販品を取り入れることも時にはあることでしょう。

そんな時には、アレルギー表示を参考にしていきましょう。

アレルギー反応の種類

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アレルギー反応には、即時型と非即時型の2種類に分けられます。

①即時型アレルギー

アレルギーを起こす食べ物を食べてから、数分から1時間以内でアレルギー症状がでるもの。

症状の多くはじんましん、喘鳴、鼻水、下痢。腹痛。嘔吐などが起こります。

アナフィキラシーの場合は食後約30分以内と比較的早く症状が現われ、重症度が強いです。

また食物依存性運動誘発アナフィキラシーという、食後に運動した時のみに現われるアレルギー反応もあります。

食後の運動時に体調が悪そうな時には注意が必要です。

②非即時型アレルギー

非即時型アレルギーでは、アレルギーを起こす食べ物を食べてから、数時間後に症状がでるものです。

場合によっては二日以上後に症状が現われることもあるため、気づきにくく、原因となる食べ物の特定が難しいこともあります。

下痢、便秘、体重が増えない、アトピー性皮膚炎の悪化、湿疹などの症状が出ます。

アレルギー反応による症状

アレルギーでは以下のような症状がでることがあります。

・目の充血、かゆみ、涙目
・口内、唇、舌の異和感や腫れ
・皮膚のかゆみ、じんましん、むくみ、発赤、湿疹
・下痢、気持ち悪い、吐気、嘔吐、血便
・くしゃみ、鼻づまり、鼻水、せき、息苦しい、ぜんめい(ゼーゼー・ヒューヒュー)、のどのしめつけ
・元気がない、意識もうろう

・アナフィキラシー

アレルギー反応が強く現われ、全身症状がある状態。

呼吸困難や意識障害など、命に関わる状態なのですみやかに病院に掛かる必要があります。

場合によっては救急車が必要になることも。

大切なのは自己判断しないこと

食物アレルギーを心配するあまり、食べ物を勝手に制限するのはよくありません。

自己判断ではなく必ず医師と相談していきましょう。

医師と相談する目安としては

①気になる症状が出た
②両親や兄弟にアレルギーがある

の2つがあります。

不安なときには必ず相談してみましょう。

血液検査による判定

血液検査をすることで何にアレルギーがあるか調べることができます。

血液中のアレルギー反応に関係がある「IgE抗体値」を調べることで分かります。

アレルギーが疑われた時に一度検査してみるのもいいでしょう。

とはいえ検査結果の通りに、必ずアレルギー反応が出るわけではありません。

反対に、検査結果では大丈夫だったのにアレルギー反応がでることもあります。

参考にしながら離乳食を進めていくようにしましょう。

アウト・グローとアレルギー治療

食物アレルギーの治療は2つあります。

①完全除去
②経口免疫療法

①完全除去

完全除去では、アレルギーの原因となる食べ物を食べないことをいいます。

食物アレルギーは成長するにつれ症状が緩やか、あるいは改善されていくことが多くあります。

これを「アウト・グロー」といいます。

完全除去では、一定期間アレルギー食材を食べないことで、アウト・グローになるまで待つという方法です。

②経口免疫療法

経口免疫療法では、医師の管理と指導の元、アレルギーの原因となる食材を少量ずつ食べ、身体が慣れ、食べられるようになるという方法です。

この場合は、実際にアレルギー食材を食べる必要があるため、負荷試験といってどの程度までならアレルギー反応を行さないかなども調べながら行っていきます。

アウトグロー機関を早めるという考え方でもあります。

食物アレルギーはいつまで続く?

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乳幼児期に出た食物アレルギーは3歳頃までには約半数が改善し、食べられるようになる傾向があります。

また6歳頃にはさらに増え、80%程の子が食べられるようになります。

定期的にIgE抗体検査と食物負荷試験をして様子を見ていく必要があります。

難しい?!卵・乳・小麦の離乳食の進め方

離乳食で最もアレルギーを起こしやすいのが卵、続いて牛乳、その次が小麦という順番になっています。

この3つは三大アレルゲン、三大アレルギーとも呼ばれることがあります。

特にアレルギーを起こしやすいこの3つの食材は注意しながら進めていくようにしましょう。

離乳食での卵の進め方

卵は食品の中でもっともアレルギーを起こしやすい食材です。

卵黄よりも卵白の方が、アレルゲン性が高いとされています。

離乳食での卵の進め方は以下のように行うとされています。

①生後7~8ヵ月頃

鶏卵をしっかりと茹で、卵黄だけを取り出し、つぶして細かくしましょう。始めは1さじからです。

パサ付いて食べにくそうな時は、お粥と一緒に与えたり、白湯で伸ばしてもいいですよ。

②生後9~11ヵ月頃

卵黄と同様に、鶏卵をしっかりと茹で、卵白と卵黄に分けて卵白だけで与えてみましょう。

卵白は卵黄に比べて消化・吸収が良くないため、早くても8ヵ月以降に始めるのが良いとされています。

卵黄にアレルギーがなくても卵白にあることも。

注意が必要です。

生後9ヵ月を過ぎると一食で全卵を約1/2個食べられるようになります。

卵は必ずしっかりと加熱するようにしましょう。

食中毒から守るため、また加熱することで食材の分子が変化し、身体に異物と認識されにくくなります。

この加熱による低アレルゲン化は赤ちゃんには大切なことなのです。

半熟卵や、温泉卵は離乳食ではあえて使用する必要はなく、離乳食終了後の1歳6ヵ月以降にした方が安心です。

離乳食での牛乳・乳製品の進め方

離乳食での牛乳・乳製品は小麦粉同様にアレルギーに注意の必要な食材です。

卵に続いてアレルギーを起こす食材です。

①生後5~6ヵ月頃

この時期では、牛乳・乳製品ともに使用はまだ止めておきましょう。

離乳食に使用したい時には、粉ミルクを使用するようにしましょう。

②生後7~8ヵ月頃

この時期になると調理の食材として、少量であれば使用することができます。

またプレーンヨーグルト、カッテージチーズを食べられるようにもなります。

牛乳を使用する時には必ず加熱して使用すること、ヨーグルトはお砂糖が入っていないプレーンタイプを、カッテージチーズは裏ごしタイプを使用するのが良いでしょう。

③生後12~18月頃

1歳を過ぎると、牛乳を飲み物として飲めるようになります。

飲む前にはヨーグルトでアレルギー反応が無いことを必ず確認しましょう。

離乳食での小麦粉の進め方

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小麦粉は食品の中では卵ほどではありませんが、アレルゲン性の高い食材です。

離乳食での小麦粉の進め方は、小麦粉を使用されている製品を始めに使います。

①生後5~6ヵ月頃

食パンをパン粥にして与えます。

食パンに種類によっては、卵や塩分、糖分が多いものなどがあるため、卵不使用や、塩分・糖分控えめのものを選ぶようにしましょう。

1歳までは、耳は取り除いた方がベターです。

②生後7~8ヵ月頃

この時期になると、小麦を使用したうどんやそうめんを使えるようになります。

うどんやそうめんには塩分が含まれているため、必ず茹でて塩分を落とすようにします。

うどん・そうめんは、茹でて細かく切って与えます。

③生後9~11ヵ月頃

小麦粉をお好み焼きやおやきの材料として使用することができます。

小麦粉自体はアレルギーが無ければ、生後6ヵ月頃から使用できますが、調理時には必ず加熱が必要になります。

この調理の点から使用しやすくなるのが9カ月~のため小麦粉としての使用はこの時期からが多いのです。

離乳食でのホットケーキミックスの使用について

市販されているホットケーキミックスの使用は1歳以降から、少量が望ましいとされています。

市販のホットケーキミックスは大人用のため、予め糖分が含まれていることや、保存料などの添加物が入っているためです。

ベビーフードでは和光堂から「赤ちゃんのやさしいホットケーキミックス」が生後9カ月~使用できるものが売られています。

味はプレーン、ほうれん草と小松菜、かぼちゃとさつまいもの3種類になります。

糖分は含まれていますが、麦芽糖のほのかな甘みであることや、着色料・香料が不使用であること、赤ちゃんに不足しがちな鉄分とカルシウムが入っていること、チャック付きで1食分から使用できることができるため、ママ達が使用しやすいようです。

幼児・大人用から選ぶ時は、無糖タイプや、糖分控えめタイプがあるので、それらを選ぶのも良いでしょう。

赤ちゃんの蒸しパンはいつから?

赤ちゃんが蒸しパンを離乳食として使用できるようになるのは商品にもよりますが、早いものでベビーフードでは9ヵ月頃~、市販品では12ヵ月以降が目安となっています。

これは蒸しパンの原材料が関係しています。

ベビーフードの蒸しパン

ベビーフードでは「和光堂」と「ピジョン」から蒸しパンが販売されています。

どちらもお家で簡単につくれることができるものです。

①和光堂の蒸しパン

和光堂の蒸しパンは全部で③種類販売されています。

・手作り応援 チンして蒸しパン
・手作り応援 チンしてコーンパン
・手作り応援 チンしてココアパン

3つの商品とも生後9ヵ月から与えることができます。

粉末に、牛乳や水、野菜ジュースを混ぜて、容器に入れラップなしで、レンジで50秒加熱するだけです。

個包装で4個入っています。

②ピジョンの蒸しパン

ピジョンの蒸しパンは、全部で5種類販売されています。

・ピジョン レンジで蒸しパン りんご&さつまいも
・ピジョン レンジで蒸しパン さつまいも&かぼちゃ
・ピジョン レンジで蒸しパン ほうれん草&小松菜
・ピジョン レンジで蒸しパン かぼちゃ&にんじん
・ピジョン レンジで蒸しパン 4種のバラエティパック

4種のバラエティパックのみ各味1つずつの合計4食入っており、それ以外は2食入りとなっています。

ピジョンの蒸しパンは、カップも一緒に入っているので容器を用意する必要がありません。

付属のカップに粉末を入れ、牛乳かミルク、もしくは水を入れ、よく混ぜたらレンジで加熱します。

和光堂、ピジョンともに、アレルギー物質として「卵、乳、小麦、大豆」が含まれています。

これらにアレルギーがある場合は使用を控えましょう。

蒸しパンを簡単に作れることができるので、時間が無い時のごはんや、おやつ、手づかみ食べの練習に利用するママ達が多いようですよ。

市販の蒸しパンの注意点

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市販の蒸しパンを与える時に注意したい事は2つあります。

①原材料
②糖分

蒸しパンの原材料には、赤ちゃんがアレルギーを起こしやすいとされている、「卵」「乳製品」「小麦粉」が使用されていることがほとんどです。

特にこの3つの食品は強いアレルゲン性を持つため、注意が必要になります。

市販の蒸しパンを与える時には必ず原材料を確認しましょう。

蒸しパンは大人が食べても甘いと感じるため、赤ちゃんには糖分が多すぎることがあります。

早いうちに甘い味を知ってしまうと他の食材を食べなくなることも。

肥満の原因にもなります。

少量を時々あげる程度にしましょう。

蒸しパンを食べる時には…

赤ちゃんが蒸しパンを食べる時には、水分をしっかりと用意してあげましょう。

蒸しパンはパサパサ、フワフワしていて詰まりやすい食べ物です。

食べる時には、口に入れる大きさに注意すること、水分と一緒に食べることで食べにくさや詰まりやすさを和らげながら、が良いでしょう。

与えるときは、大人が必ずそばで見守るようにしましょう。

お家でできる簡単蒸しパンレシピ

赤ちゃんの蒸しパンは意外にもお家で簡単に作ることができます。

手作りが良いとされているのは、添加物や保存料が入らないこと、材料を変えることでアレルギー食材を使用せずにつくることができる点です。

そこでお家でも簡単に作れる蒸しパンのレシピを集めてみました。

米粉でつくる蒸しパン

材料 (8号カップ2つ分もしくは6号カップ3つ分)
米粉 35g
ベーキングパウダー 1.5g
砂糖 6g
牛乳50cc

①フライパンに、型の半分の高さまで浸かる程度水を入れ、火にかけておく。

②米粉、ベーキングパウダー、砂糖をボウルに入れ泡立て器で混ぜる。

③②のボウルに牛乳を入れ、粉っぽさが無くなるまで、全体的にトロリとしたきじなるまで良く混ぜる。

④ココット型を使用する場合は、紙型を敷き、シリコン型はそのまま、生地を入れる。

⑤蒸気の上がったフライパンに入れ、フタをし、中火で12分蒸す

※牛乳にアレルギーがある場合には、豆乳に変更して作ることが出来ます。

ホットケーキミックスでつくる蒸しパン

材料(6号カップ6個分)
ホットケーキミックス 150g
牛乳150cc

①フライパンに、型の半分の高さまで水を入れ火にかける。

②ボウルにホットケーキミックスを入れ、牛乳を少しずついれ粉っぽさが無くなるmでよく混ぜる。

③カップに生地を入れる。

④蒸気のあがったフライパンに型を入れ、フタをして弱火で10分~13分蒸す。中央につまようじを刺して生地がついてこなければ完成。

レンジで蒸しパン

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材料(8号カップ3つ分)
薄力粉 50g
砂糖 10g
牛乳75cc
ベーキングパウダー 4g

①ボウルに薄力粉、砂糖、ベーキングパウダーを入れ、粉類が均一になるように泡立て器でよく混ぜる。

②牛乳を少しずついれて良く混ぜる。

③8号カップに生地を三等分して流し入れる

④レンジ600wで2分30秒かける。表面が乾かないときは様子を見ながら加熱を10秒ずつ追加する。

卵アレルギーでも大丈夫!卵なし蒸しパン

材料(8号カップ2つ分)
薄力粉 40g
ベーキングパウダー2g
砂糖 5g
牛乳 50g

①フライパンにカップの半分程の高さまで水を入れ火にかける。

②ボウルに薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖をいれ粉類が均一になるように泡仇的でまぜる。

③②のボウルに豆乳を入れよく混ぜる。

④型(8号型2つ分)に生地を流し入れる。

⑤蒸気の上がったフライパンに、⑤を入れ、弱火で10分火にかける。

⑥中央につまようじを刺して生地がついてこなければ完成

蒸しパンアレンジを楽しもう!

蒸しパンはプレーン味でも十分美味しいものですが、お野菜や果汁をプラスしてアレンジすることが出来ます。

①お野菜や果物をプラスする

お野菜をプラスする時は、先にお野菜自体を加熱し、適当なサイズにカットしておく必要があります。

ペースト状のお野菜を生地に混ぜ込んで蒸しパン自体の味を変更したり、キューブ状に切ったお野菜をのせるのも良いでしょう。

オススメは甘味が出やすい、かぼちゃ、さつまいも、バナナです。

この味は赤ちゃんが好む味でもあるため、人気があるようです。

②ココアやきな粉などをプラスする

ココアや、きな粉、大人用に抹茶などを使用するときは、混ぜ込む分、薄力粉やホットケーキミックスなどのベースの粉を減らすことで上手くいきますよ。

③粉末状のお野菜などのベビーフードをプラスするときには?

粉末のベビーフードをプラスするときの方法は2つあります。

①粉末のベビーフードをプラスし粉類だけで均一になるようにしっかり混ぜてから、牛乳などの液体を混ぜる

②ベビーフードを規定量のお湯やミルクで戻してから、蒸しパンの生地に混ぜ込む

ベビーフードによって粉のままがいいのか、戻してから混ぜるのが良いのかは異なるので、両方試してみて、美味しい方を選ぶのがオススメです。

自家製蒸しパンの4つの注意点と3ステップ保存方法

自家製蒸しパンのコツは、

①だまにならないように、液体を少しずつ入れよく混ぜること
②牛乳アレルギーの場合は、粉ミルクや豆乳に変更すること
③ホットケーキミックスに含まれている卵などアレルギー食材に注意すること
④ココットやシリコンカップの中におかずカップを使用すると洗う時に楽ちん

の上記の4つです。

お子様のアレルギーの状態や食の進みに合わせて蒸しパンを楽しんでみましょう。

保存方法は、

①粗熱が取れたら、ラップでしっかり包む
②それをさらにジップロックなどのチャック付き保存袋で冷凍する
③冷凍保存の期間は1週間を目安に食べきる)(大人が食べるのであれば1ヵ月)

こうすることで、水分が飛ばずに冷凍することができ、安心して食べることができます。

食べる時は、ラップを外して耐熱皿に乗せ、霧吹きで軽く水を吹きかけてから、ふんわりラップしてレンジでチンすると、ふんわり解凍することができますよ。

レンジ解答では加熱時間に注意が必要です。

蒸しパンはすぐに火が通り、固くなってしまうので、蒸しパンの大きさにもよりますが、600w30秒~様子を見ながら解凍しましょう。

蒸しパンでお誕生日ケーキを作ってみよう!

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材料
ホットケーキミックス 50g
牛乳 30cc~50cc

ヨーグルト
イチゴやバナナなどの果物

①ざるボウルを重ねる。ざるの上にキッチンペーパーを敷き、ヨーグルトをのせて一晩水切りする。

②フライパンに水を張り、型の半分の高さまで水を入れ、火に掛ける。

②ボウルに、ホットケーキミックスを入れ、牛乳いれ良くまぜる。型に流し入れる。(型は丸型などケーキになりそうなお好みの型)

③蒸気の上がったフライパンに入れ、弱火で10分~蒸す。型によって異なるので、中央につまようじを指して生地が付いてこなければ蒸しあがり。

③粗熱が取れたら、型から蒸しパンを取りだし、二枚にスライスする。

④蒸しパン、スライスした果物、蒸しパンではさみ、水きりヨーグルトで塗る。お好みで果物やボーロ、ろうそくなどで飾り付けする。

アレルギーのあるお子様は、米粉でつくるレシピで作ることや、ヨーグルトの代わりに、豆乳・コーンスターチ・砂糖で豆乳クリームを作り、飾り付けるのもオススメですよ。

まとめ

離乳食での蒸しパンは市販の大人用であれば、1歳を過ぎたら少量が目安です。

自宅での手造りやベビーフードなど材料や糖分に注意してつくったものであれば生後9カ月頃から食べさせることができます。

蒸しパンを食べる時には、必ず水分を用意し、喉に詰まらせないように見守るようにしましょう。

お家で蒸しパンを作ると、アレルギーのある食材を他の食材に変更して作ることや、お砂糖の量を調整して作ることができます。

またアレンジしやすいため、バナナやさつまいも、かぼちゃやほうれん草などお好みの食材をプラスして作ることもできます。

蒸しパンは冷凍保存することもできるので、時間のない時のお食事やおやつにもピッタリです。

赤ちゃんの離乳食の進み具合に合わせて蒸しパンを取り入れてみるのが良いでしょう。