赤ちゃんの離乳食で魚肉ソーセージはいつから大丈夫?3つのポイントとおすすめレシピ

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魚肉ソーセージはサラダに入れたりおつまみとして食べたり、大人でも好きな人は多いはず。

「原料が魚で柔らかくて食べやすそう」ということから、赤ちゃんでも食べられる食材と思われがちです。

赤ちゃんも大人が食べていると食べたがってしまい、つい与えてしまったという人も多いのではないでしょうか。

赤ちゃんに魚肉ソーセージを与える際に押さえておきたい次のポイントを紹介します。

  • 赤ちゃんに魚肉ソーセージを与えるならいつから?
  • 魚肉ソーセージを離乳食早期から与えてはいけない3つの理由
  • 赤ちゃんに魚肉ソーセージを与える際の3つのポイント
  • 赤ちゃんでも安心して食べられる魚肉ソーセージレシピ

与えてから「赤ちゃんに魚肉ソーセージって与えていいんだっけ?」と焦ってしまうことのないように、いつから魚肉ソーセージを与えていいのかしっかり覚えておきましょう。

赤ちゃんに魚肉ソーセージを与えるならいつから?

赤ちゃんが魚肉ソーセージを食べられるようになるのは、離乳食が進み上手にもぐもぐできるようになった1歳以降の離乳食完了期からが好ましいとされています。

先にも触れたように、魚肉ソーセージはかまぼこと比べると柔らかいです。

細かく刻めば赤ちゃんでも問題なく食べることができそうですが、離乳食の早期から与えてはいけない理由がきちんとあるのです。

魚肉ソーセージを離乳食早期から与えてはいけない3つの理由

魚肉ソーセージを離乳食早期から与えてはいけない理由は次の通りです。

  1. 塩分が多い
  2. 食品添加物が多い
  3. アレルギーの心配

塩分が多い

赤ちゃんは消化器官が未熟です。

赤ちゃんの未熟な体にたくさんの塩分が取り込まれてしまうと、体外に排出するまでに時間がかかり、体に大きな負担となってしまいます。

食品添加物が多い

食品添加物には種類がたくさんあり、天然の成分が原料のものもあります。

天然の成分が原料ではない場合、体に悪影響を与えるものも少なくありません。

食品添加物は腸内環境を悪化させる原因のひとつなので、特に消化器官が未熟な赤ちゃんには与えないほうがいいでしょう。

注意したい添加物は次の3つです。

  • 赤色106号や102号などの着色料
  • くん液
  • 亜硝酸ナトリウム

アレルギーの心配

魚肉ソーセージの主な原料は魚ですが、エビなどの甲殻類が含まれているものもあります。

エビやカニなどの甲殻類はアレルギーの出やすい食材として指定されているので、ほかの食材でアレルギー症状が出ている赤ちゃんは特に気を付けましょう。

赤ちゃんに魚肉ソーセージを与える際の3つのポイント

1歳を過ぎたころから赤ちゃんも魚肉ソーセージを食べることができるようになります。

しかし1歳を過ぎたからといって、いきなり丸々1本魚肉ソーセージを与える、なんてことをしてはいけません。

ここでは赤ちゃんに魚肉ソーセージを与える際のポイントを3つ紹介します。

  1. 無添加のものを選ぶ
  2. 薄くカットして少量を与える
  3. 下ゆでして塩抜きする

無添加のものを選ぶ

魚肉ソーセージを購入する際に、原材料名をしっかりチェックしましょう。

最近は着色料や保存料が無添加の魚肉ソーセージも販売されていますし、赤ちゃん用の魚肉ソーセージも増えてきています。減塩タイプもあり、我が家では減塩タイプが定番でした。

薄くカットして少量を与える

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赤ちゃんに魚肉ソーセージを与えるときは、のどに詰まる心配のないよう薄くカットしてから与えましょう。

また、塩分が気になるので1回に与える量は5分の1本から3分の1本を目安に与えます。

下ゆでして塩抜きする

赤ちゃんに魚肉ソーセージを与える際は、もうひと手間かけましょう。

薄くカットした魚肉ソーセージを沸騰したお湯に入れ、1分から2分ほどゆでて塩抜きします。

ゆでることで塩分を減らすだけでなく添加物も減らすこともできますよ。

赤ちゃんでも安心して食べられる魚肉ソーセージレシピ

赤ちゃんでも安心して食べられる魚肉ソーセージレシピを紹介します。

ここで使う魚肉ソーセージは、薄くカットしてから塩抜きしたものを使用しています。

魚肉ソーセージ入りポトフ

ポトフは野菜をたっぷり摂ることができるので、我が家でも定番メニュー。

材料を煮込むだけで簡単にでき、取り分けもしやすいのでおすすめですよ。

○材料(4人分)

  • 魚肉ソーセージ・・・1本分
  • ニンジン・・・半分
  • タマネギ・・・半分
  • キャベツ・・・8分の1玉
  • ジャガイモ・・・1個
  • 水・・・700ml
  • コンソメスープの素・・・1個
  • 塩コショウ(大人用に)・・・少々

○作り方

  1. 鍋にお湯を沸かします。
  2. お湯を沸かしている間に、野菜をすべて1cm角にカットしておきましょう。
  3. すべての野菜を鍋に入れ、柔らかくなるまで加熱します。
  4. 野菜が柔らかくなったらコンソメスープの素と魚肉ソーセージを入れます。
  5. さらに5分ほど加熱したら完成です。
  6. 大人用には食べる前に塩コショウで味を調えてください。

魚肉ソーセージの彩り3色どんぶり

なるべく時間をかけたくないお昼ご飯にぴったりのどんぶり物を紹介します。

お肉のように脂っこくなく、大人でもおいしく食べられる1品です。

○材料(赤ちゃん1人分)

  • 魚肉ソーセージ・・・3分の1本
  • 卵・・・半分
  • ホウレンソウ・・・葉3枚から4枚分
  • ご飯・・・60gから80g

○作り方

  1. ホウレンソウは下ゆでして細かくカットしておきます。
  2. 卵は薄く油をひいたフライパンで炒めていり卵を作ります。お皿にあけておきましょう。
  3. 魚肉ソーセージは塩抜きしたものをさらに細かくカットし、そぼろ状にします。
  4. 卵を炒めたフライパンで魚肉ソーセージを炒めます。
  5. ご飯にホウレンソウ、卵、魚肉ソーセージをきれいに乗せたら完成です。

魚肉ソーセージを上手に取り入れよう

魚肉ソーセージは食べやすく便利な食材ですが、赤ちゃんにとって与えすぎは体にいい影響を与えることはありません。

赤ちゃんが口にするものを選ぶことができるのは、親であるママやパパ。我が家では魚肉ソーセージはサラダやスープなどの具材として、少量を使うように心がけています。

便利な食材は上手に取り入れて、みんなが楽しめるような食事をしたいですね。