母乳相談室はいつまで使えるの?特徴や使い方まとめ♪

スポンサードリンク

哺乳瓶にはたくさんの種類がありますが、その中でも他の哺乳瓶と違った特徴を持つのが母乳相談室です。

「今は母乳の出が悪いけど、いつか完全母乳に移行したい」というママにオススメの哺乳瓶。

ここでは母乳相談室について、特徴やいつまで使えるのかをご紹介します。

母乳相談室の特徴

母乳相談室はビジョンが販売している哺乳瓶です。

故桶谷そとみさんが考案した「桶谷式母乳育児相談室」でも授乳の訓練用に使用されています。

「桶谷式母乳マッサージ」と言う言葉は母乳育児について考えたことのあるママなら聞いたことはあると思います。

おっぱいをスムーズに出すことを目的とした独自のマッサージ法です。

その効果の高さや痛みがないことから多くの指示を集めています。

「赤ちゃんを産んだらおっぱいは出る」と思っている人が多いと思います。

私もそう思っていました。

でも実は産んですぐにおっぱいが出るわけではありません。

出産後はおっぱいはカチカチに張って痛いのにおっぱいは出ないというのが普通なんです。

母乳は赤ちゃんがおっぱいを吸うこと出るようになるのです。

産後たくさん吸ってもらうことが母乳が出るようになるポイントですが、カチカチに張ったおっぱいは吸いにくく、特に乳首が陥没している場合や短い場合は赤ちゃんがうまく吸い付くことができません。

赤ちゃんがおっぱいを吸う力が弱い場合もあります。

赤ちゃんがおっぱいを吸うことで母乳が出るようになると言いましたが、赤ちゃんがおっぱいをうまく吸えなかった場合にはなかなか母乳が出るようにならないのです。

母乳相談室は、扁平や陥没といったおっぱいのトラブルで一時的に直接母乳を飲むことができない赤ちゃんが、今後母乳哺乳に移行することができるようにトレーニングができる哺乳瓶なのです。

一般的な哺乳瓶とのとの違い

完全母乳育児を目指している人、混合育児を考えている人には、母乳相談室がオススメです。

一般的に哺乳瓶の方が飲むのに力が入りません。

おっぱいを飲むほうが吸う力が必要なのです。

そのため哺乳瓶に慣れてしまうと飲むのに力がいるおっぱいを嫌がってしまう赤ちゃんがいます。

これを乳頭混乱と言います。

乳頭混乱になると、おっぱいを飲ませようと近づけただけで泣いて全力で拒否をすることがあります。

母乳育児を頑張りたいと思っているママにとっては大変ショックを受けるものです。

母乳相談室の乳首はお母さんの乳房に似ています。

大きな口を開けて深く加えないとうまく吸うことができず、母乳を飲むときと同じような唇や舌の動きをさせる必要があります。

また、乳首が固く、小さい穴でミルクが出にくいことから母乳を飲むときと同じように吸う力が必要なのです。

母乳相談室を使うことで、赤ちゃんのおっぱいを吸う力を養うこともできます。

混合育児の場合にも乳頭混乱を起こしにくい母乳相談室はオススメです。

母乳相談室はいつまで使えるの?

母乳相談室は、本来トレーニング用の哺乳瓶として開発されたものなので、使用期間はいつまでというのは決まっていません。

しかし乳首のサイズはSSで丸穴のみで、哺乳瓶の容量も160mlのみです。

そのため乳頭のトラブルを起こしやすい生後2〜3ヶ月までの赤ちゃんが使用することが多いです。

160ml以上飲むようになった場合には、母乳実感などピジョンから発売されている哺乳瓶には乳首を付け替えることができます。

赤ちゃんの飲む量に合わせて交換してあげると良いでしょう。

また、哺乳瓶の乳首には寿命があります。

繰り返し使っていると見た目に変化は見られなくても劣化しています。

使用頻度にもよりますが、目安としては1〜2か月ごと交換するようにしましょう。

また1つの乳首を繰り返し使っていると、その乳首しか受け付けなくなってしまうことがあります。

乳首は2、3個準備して毎回同じものを使わないようにしましょう。

使い方は?

スポンサードリンク


赤ちゃんは本能的におっぱいに吸い付いて飲むという力がありますが、最初から上手に吸い付ける赤ちゃんばかりではありません。

うまく吸い付くことができない子もいます。

赤ちゃんはストローで飲むように吸うわけではありません。

乳首に舌を巻き込んで飲むので慣れるまではママもうまく口に入れてあげることができませんよね。

うまく吸い付けないと赤ちゃんは舌で押して乳首を口から出し、嫌がって泣くこともあります。

赤ちゃんが飲みやすいようにするためには、まず母乳をあげるときと同じように赤ちゃんをしっかりと抱いて安定させましょう。

赤ちゃんが口を大きく開けたら舌の上に乳首を置きます。

先っぽだけ加えないように深く入れるようにします。

そして唇を巻き込んでいるとうまく吸えないので指で出してあげましょう。

まとめ

母乳相談室は、母乳育児を目指すママにオススメの哺乳瓶です。

「うまくおっぱいを飲ませてあげられないなんて。」と悲しくなってしまうママもいますが、ママになってすぐに上手にできる人なんていないんですよ。

毎日赤ちゃんと過ごす中で、赤ちゃんも飲むのが上手になっていきますし、ママもお世話に慣れていくものです。

ストレスを感じると母乳の出も悪くなるそうです。

母乳マッサージなども行いながら徐々に慣れていきましょう。