妊婦と冬~妊娠中の冬の過ごし方で注意するべき7つのこと

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妊娠して冬を迎えるのがとても不安…

妊娠中は、体調不良や情緒不安定など心身ともにストレスを抱えやすくなります。

暑い夏や寒い冬など日本の季節は、

妊娠の10ヵ月の間には通らなければならない道で、乗り越えていかなければなりません。

その寒暖差もまた妊娠中の身体には想像以上に負担になりますよね。

今回は寒い冬に妊婦さんに気を付けてほしいことをご紹介していきます。

・冷えは禁物

・厚着の時に気を付けること

・感染症に注意

・雪や氷で滑りやすくなる

・室内外の寒暖差は身体にひびく

・冬は乾燥する季節

・冬は太りやすい?

妊娠中の冬にはこの7つに注意して過ごしてほしいです。

これから迎える冬に向けて準備できるものもあるので、ぜひ参考にしてくださいね♪

では詳しくみていきましょう。

①身体の冷えは禁物

まず、第一に気を付けてほしいのは妊婦さんの身体を寒さから守ることです。

元から冷え性の方もいらっしゃるのですが、妊娠すると身体が冷えやすくなります。

では、なぜ身体が冷えたらいけないのでしょうか?

簡単に説明すると、

身体が冷える⇒血流が悪くなる&子宮も冷える⇒赤ちゃんに栄養が届きにくくなる

となり、お腹の赤ちゃんに負担がかかってきます。

また、お腹が張る原因にもなります。

外出時にはいつもより1枚多く羽織物をする、使い捨てホッカイロを持っておく、

手袋や靴下で手足先を温める、マフラーで首元を温める、温かい帽子をかぶるなど

身体を守ってから出かけるようにしましょう。

また、家の中でも身体が冷えていたときには、ぬるま湯にゆっくり浸かる、

ごぼうや人参などの根菜類や、生姜やにんにくなど体の芯から温まる食べ物を食べましょう。

たくさんのお野菜を一気に取りたい時には野菜スープや豚汁などの汁物系がおすすめです。

妊娠中は特に身体を冷やさないように注意しながら過ごしてくださいね。

②洋服でお腹を締め付けないようにしよう

夏に比べて冬になると何枚も重ね着をします。

その際に、厚着をしたときにズボンやシャツでお腹を圧迫していませんか?

「なんだかお腹がきついな…」

というときには、無理をせずお腹を締め付けないワンピースやマタニティ服を着ましょう。

お腹を冷えから守るため、腹巻を巻く方も多いです。

妊娠後期にお腹を圧迫すると、お腹が張りやすく痛みを感じることもありますので

購入の際には試着できるなら試着をして、圧迫感がないものを選びましょう。

また、着るものはあたたかい素材のものを選びましょう。

ウールやカシミア、アンゴラの素材が暖かいので、洋服の素材もチェックしてみてくださいね♪

③冬は感染症が流行るので注意

冬は乾燥し、風邪やインフルエンザ、ノロウィルスが流行する季節です。

そのためできるならば人混みは避けることをおすすめします。

風邪を引きやすい季節です。引かないようにするには・・

1.人混みに出るのを控える。外出時にはマスクの着用。

2.帰宅時はうがい、手洗いの励行。

3.室内温度に気をつけ、加湿器・空気清浄機の設置。

―引用 ひさまつ産婦人科医院

と言っても、外出をしないとそれこそストレスになる可能性もあります。

ショッピングモールや映画館など人が密集し、かつ乾燥しやすい場所を避けて、

日中の温かい時間に公園を散歩する、ドライブに行くなどして外出する場所に気を付けて移動すればよいのです。

どうしても、人が多い場所に行かなければならないときには、マスクを着用するようにしましょう。

そして、家に帰ったらうがい・手洗いでしっかり消毒・殺菌してくださいね。

インフルエンザにかかったとしても、産院やかかりつけ医に相談し薬をもらうことはできますので、

ものすごく神経質にならずに、「気を付けよう!」と思ってもらえるだけでも予防につながります。

④雪が降った後は外出に気を付けて!

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雪や氷が降っているときや降り終わってやんだ後、

地面がとても滑りやすくなっています。

いままでは、ツルっと滑っても体勢を立て直すことができていたかもしれません。

しかし、妊娠中はバランスがとりにくく転倒しやすくなります。

転倒して、お腹を打ったら大変危険です。

外出時には注意してくださいね。

よく雪や氷が降る地域でしたら、滑りにくい靴やブーツも販売されているので参考にされてくださいね。

靴の裏に滑り止めシートを貼るタイプもありますよ♪

⑤室内外の温度差には要注意

暖房のきいた部屋から寒い戸外や風呂場の脱衣場などに移動すると、血圧が急に上がり、人によっては脳卒中や心筋梗塞を起こす危険も出てくる。寒いからといって熱い風呂にどっぷりつかれば、今度は温まったことで血圧が急降下し、脳貧血の恐れも生じる。こうした血圧の急変動を起こさないように冬は用心が必要だ。

-引用 日経電子版 より―

夏も同様、冬も室内と室外の温度差が10度以上異なり、身体がついていかなくなります。

室内の設定温度はいつもどのくらいにしてありますか?

できるのであれば、室内の設定温度を20℃にし、寒ければ上からもう1枚着て体温調節をしましょう。

温度差をできるだけ縮めて、かつ身体に負担がかからないような暖房・冷房の利用に心がけてください。

⑥乾燥から身体を守ろう

冬はとにかく乾燥し、手のひび割れやあかぎれ、唇が切れる、肌が荒れる、乾燥してかゆくなる

などの症状が出てきます。

妊娠中はお腹の乾燥も心配です。

お腹の肌を乾燥したままにしておくと妊娠線ができやすくなります。

お風呂上りや乾燥が気になったときには、保湿力の高いクリームでお腹周りや太もも、お尻を保湿しましょう。

ベビーオイルも効果があり、余ったら赤ちゃんのお世話にも使えて無駄がないのでおすすめです。

お部屋が乾燥しているときには、加湿器の利用する、浴室のドアを開けておく、濡れたタオルを部屋にかけておくと、加湿効果が高まり乾燥から身体を守ることができます。

空気が乾燥していると、風邪などのウィルスも飛沫しやすいので、空気も保湿が大切ですね。

⑦気が付けば体重がかなり増加していた!?

冬は太りやすい季節と言われています。

寒いので外出の機会も減り、その分運動不足になります。

妊娠中はなおさらですよね。

さらに、クリスマスやお正月などイベントも多いので食べる機会が多くあります。

「妊娠中だから、赤ちゃんの分も栄養をとらなきゃ!」

とたくさん食べてしまっては大変です。

ちょくちょく体重計にのりながら体重管理もしっかりと行うようにしましょう。

まとめ

妊娠中の冬を乗り越えるために気を付けることをご紹介しました。

寒さ対策のために今からマタニティ服や小物を買いそろえる、マスクを多めに準備しておく、アルコール消毒を常備しておく、加湿器を備える、保湿クリームを購入するなどできることがたくさんあります。

冬に備えて、ばっちり準備をしておきましょうね♪

また、あれはだめ、これもだめと制限されやすいのですが、我慢ばかりしていると身体にも毒なので、身体の調子と相談しながら、ストレスを溜めないように素敵なマタニティライフを送ってください♡