元を使った名前30選~元の意味や由来と読み方を徹底解説!

スポンサードリンク

「元」という漢字について

音読み:げん、がん
訓読み:もと
字画数:4画

名前の読み方は他にもある

名前に使われる場合は、「あさ」、「ちか」、「つかさ」、「とも」、「なが」、「はじむ」、「はじめ」、「はる」、「まさ」、「もとい」、「もとし」、「ゆき」、「よし」という読み方でも使われます。

「元」の意味や由来や成り立ちと特徴

「元」の意味については、主に5つあります。

・組織の一番上に立つ者・・・元首など
・一番最初のもの・・・元祖など
・原因、基本となるもの・・・元素など
・以前の段階・・・復元など
・新しい時期の最初となる区切り目・・・紀元など

「元」の漢字の成り立ちには、諸説あるようですが、主な2つを紹介します。

・冠をつけた人の形の象形文字という説。
・人の頭(首)のところに「二」を書いて、人の首の場所を示した形という説。

体の最上部をあらわすことから、「もと、はじめ」の意味として使われたと言われています。

特徴としては、先頭字や止め字どちらでも使うことができる漢字です。

比較的に男の子の名前で使われることが多いようです。

「元」を使った熟語

次に、元を使った熟語を紹介していきます。

体元居正

善や徳を身に着けて、いつも正しい立場に自分自身を置くことを意味しています。

「元を体して正に居る」とも言います。

黄裳元吉

「こうしょうげんきつ」と読み、忠誠を尽くす家臣が主人に仕えると、必ず良い結果をもたらすという意味があります。「黄裳は元吉なり」とも言います。

元気溌剌

魚が飛び跳ねるように生き生きとしていて、生命力に満ちあふれている様子を意味しています。

元の木阿弥

昔亡くなった領主の声と似ていた木阿弥が、影武者を務めていたものの、役目が終わるともとの庶民に戻されたという意味。

1度よくなったものが、再び元の悪い状態に戻ることを意味しています。

損と元値で蔵を建て

商人が、商売相手にこの値段で売ったのでは損をするとか、仕入れ値を割ってしまうなどと言いながら、いつの間にか蔵が建ってしまうほどお金持ちになっていることを意味しています。

「元」の説明の仕方

電話でのやり取りの際、あなたの名前がどの漢字を使っているか聞かれることがありますよね?

そういったシーンで「元」を説明する例を紹介しておきます。

例えば、

A「名前は、○○元基といいます。」
B「○○もときさんですね。「もとき」はどういった漢字を使いますか?」

と聞かれた場合、元の部分の説明の仕方としては、

A「もとは、元気のげんです。」
A「もとは、毛利元就のもとです。」

などが挙げられます。

いくつかパターンを持っておくと、説明しやすく、確実に相手に伝えられます。

「元」を使った有名人・芸能人

スポンサードリンク


佐野 元春さん
須藤 元気さん
高橋 元太郎さん
和泉 元彌さん
出光 元さん
舟橋 元さん
深水 元基さん
塙 元輝さん
原口 元気さん
大河 元気さん
大前 元紀さん
佐野 元哉さん

「元」を使った名前候補

元稀(げんき、もとき、あさき)
元陽(あさひ)
元吾(げんご)
元汰(げんた)
元聖(げんせい)
元希(げんき、もとき)
元志(げんし、もとし)
元治(げんじ)
元彰(もとあき)
元哉(もとや)
元亮(もとあき)
元就(もとなり)
元展(もとのぶ)
克元(かつもと、かつはる)
寛元(かんげん)
晴元(せいげん)
次元(じげん)
駿元(しゅんげん)
真元(しんげん)
唯元(ただもと、ただはる)
大元(だいげん)
翔元(しょうげん)
奏元(そうげん)
泰元(たいげん)
陽元(ようげん、はるもと)
凌元(りょうげん)
智元(ともちか)
夢元(むげん)
基元(もとはる、ともちか)
依元(よりもと)

「元」を選ぶ親の気持ちとは?

さまざまな響きや漢字の中から選んで、子どもには最高の名前をプレゼントしてあげたいものです。

名前に使う漢字それぞれには、どんな想いが込められるのでしょう。

そこで、「元」の漢字に込める親の想いについて紹介しましょう。

チャレンジ精神のある人に

始まりを意味することから、どんなことにもチャレンジ精神を持って取り組めるような勇敢な男の子に育ってほしいと願うこともよいですね。

リーダーシップを発揮できるに

元首と呼ばれる人のように、組織の一番上に立てるような、責任感があり、リーダーとして多くの人々のお手本となるような人になるようにとの願いにつなげることもできますね。

元気ではつらつとした人に

元気という言葉がそのまま合うような、健やかに育ち、自分が持っている元気を多くの人に与えられるような、明るく活発な人になるようにとの想いもよいでしょう。

まとめ

同じ漢字でも読み方によっては、印象がずいぶんと変わってきます。

例えば、「げん」の読み方で始まる場合は、元気の「げん」なので、快活で迫力と偉大さ、同性からも好かれる愛嬌を持った人という印象を持ちます。

「はる」の読み方で始まる場合は、「春」を連想させ、心温かく、スポーツも勉強も軽やかになんでもこなす器用さを感じます。

「もと」で始まる読み方の場合は、責任感が強く、頑張り屋で、伝統を守り、良い後継者となる印象を感じます。

愛おしいわが子には、明るく元気に育ってほしいと思うのはどこの親御さんも同じでしょう。

その親御さんの想いをストレートに名前に込めてあげるのもいいかもしれません。