妊婦は魚卵は食べちゃダメ?妊娠中の魚卵の栄養素とおすすめレシピ

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妊婦は魚卵を食べちゃダメ?妊娠中の魚卵の栄養素とおすすめレシピ

カズノコ、タラコ、イクラ、キャビアなど。

魚卵は季節を感じたり、ちょっとした贅沢を感じたりできる美味しい食材ですよね。

ただ「カロリーが高い」「コレステロールが気になる」といった理由で妊娠中は避けた方がいいと言われがち。

この記事では、魚卵に含まれている栄養素と妊婦さんが食べる時に本当に注意すべきこと、そしておすすめレシピについて、次の4つの項目にまとめました。

・魚卵はタンパク質、脂質、ミネラル、ビタミンの宝庫!
・プリン体やコレステロール値を気にする必要なし?!
・注意すべきは塩分
・魚卵を使ったおすすめレシピ

妊婦さんでも魚卵を食べて大丈夫!

どう食べれば良いのか、ひとつずつ見ていきましょう。

魚卵は栄養の宝庫!

魚卵とは、そのまんま魚の卵のこと。

稚魚が生まれてくるものであり、生まれたばかりの稚魚が一定時間、育つための栄養が詰まったものです。

つまり、命が生まれ、育つ源!

栄養の塊なんです。

タンパク質はもちろん、脂質、ミネラル、ビタミンなど。

体を作り、成長させるあらゆるものが詰まっています。

さらに、魚卵に多く含まれている脂質には、DHAやEPAといった、血液や血管の状態をよくしたり、脳や神経細胞の維持・神経伝達物質の働きをサポートする物質が豊富!

妊婦さんが積極的に取りたい成分が多く含まれているのです。

妊娠中でも妊婦さんは魚卵を食べて大丈夫!

美味しい栄養源にしましょう。

食べる量が少なければ、プリン体やコレステロール値を気にする必要なし

よく「魚卵はプリン体が多く、コレステロール値が高いから妊婦さんNG!」「妊婦さんが食べると、高血圧・高脂血症・痛風になるよ!」といわれます。

確かに魚卵のコレステロール値は高いです。

牛肉(肩ロース)とイクラを比較してみると、イクラの方がタンパク質は約1.5倍、脂肪は約1.3倍、コレステロール値は約7倍含まれています。

ただ、これは牛肉もイクラも100gで比較した場合。

実際にイクラを食べる時、肉のように100gや200gといった量を食べるでしょうか?

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一度に食べる量を考えると、摂取するコレステロールは肉と大差ありません。

すでに高血圧や高脂血症、痛風、糖尿病になっていて医師に指導されている方は特別な注意が必要ですが、そうでない健康な妊婦さんが普通に魚卵を食べるのは問題なし!

常識の範囲内であれば、プリン体もコレステロール値も気にする必要はありません。

とはいえ、「魚卵にご飯が合うから」と、何膳もご飯をガツガツ食べながら魚卵を食べたり、塩っ辛い魚卵にしょう油をダバダバかけて食べたり、

「明らかに体に悪いでしょう!」というような食べ方は止めてくださいね。

注意すべきは塩分!

妊婦さんでも魚卵は食べてOKですが、塩分だけは注意してください。

カズノコ、タラコ、カラスミ、キャビアなど。

大抵の魚卵は臭みを抑えたり、長期保存のために塩漬けされています。

この塩分、私たち日本人は世界的に見ても過剰に摂取しているんです。

世界の基準では、1日に摂取していい食塩は1日6g未満。

しかし、日本人の平均摂取量は10.7g!大幅にオーバーしています。

「日本人の食事摂取基準」においては男性の1日の食塩摂取量の目標値が8g未満,女性が7g未満という目標値があげられています。
これは血圧が正常の人では減塩はそれほどしなくてもいいということではなく,平均食塩摂取量は1日10.7gの日本人が1日6g未満にするのは現状では無理だろうからということで決まったものなのです。

(引用元:日本高血圧学会

塩分を取り過ぎると体内の塩分濃度を調節するために、水分を多く取り込むようになり、血液量が増えて血圧が上がります。

高血圧状態が続くと血管はいつも張りつめた状態におかれ、次第に厚く、硬くなってしまいます。これが、高血圧による動脈硬化です。動脈硬化は脳梗塞、心筋梗塞などの原因になります。また、高血圧状態を続けることは、心臓に無理な負担をかけることになり、心臓肥大が起こり、心不全になることもあります。

(引用元:国立循環器病研究センター

妊娠中は、体内の水分量が増え、血液量も多くなっている状態です。

胎盤を通して胎児に大量の血液を送っている妊婦さんの体は、血管も心臓もフル稼働の状態!

そこに塩分が大量に入ると塩分濃度調節のため、さらに血管や心臓に負担がかかることに!

結果的に妊娠高血圧症候群になる可能性があり、重症化すると妊婦さん自身が脳出血や肝臓や腎臓機能低下の危険が及びます。

胎児も成長が遅れたり、胎盤が剥がれてしまって胎児に酸素や栄養を送れなくなったり、流産や死産のリスクがあります。

日本人は日常的に塩分を取り過ぎる傾向にあるので、妊婦さんは特に注意しましょう。

魚卵はプリン体やコレステロール値よりも、塩分に注目して少しの量に留めておきましょう。

関連記事:妊婦の塩分摂り過ぎに注意!妊娠中に摂っていい塩分量や影響と6つの注意点

魚卵を使ったおすすめレシピ

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塩分が多い魚卵は、ほんの少しで十分美味しいもの。

ちょっとでも心が満たされる魚卵レシピを紹介します。

クラッカーパーティ

これは簡単!

クラッカーに魚卵を乗せるだけのパーティメニューです。

キャビア、カズノコの切れ端、タラコなど。

なんでもOKなので、ほんの少量を乗せて食べましょう。

他にも果物、野菜、ヨーグルト、チーズなど。

なんでも乗せられる物を準備して、出来上がったものをお皿に並べるだけで、クラッカーを使ったパーティーメニューが完成です。

自家製減塩タラコ

魚卵は塩分が多いので控えめに、と紹介しました。

塩分が多いなら水に浸して塩抜きしちゃいましょう!

方法は氷水にタラコを10~15分浸けるだけ。

取り出したタラコは水気を拭き取り、焼いてからご飯に乗せていただきましょう!

自家製減塩タラコで美味しいご飯が食べられますね。

ただし、薄皮が破れておらず中身が出ていないタラコを水に浸けてください。

焼く時は片面だけ薄皮をカットするのがコツですよ。

チヂミ

お正月にカズノコが余った時におすすめしたい魚卵レシピ「チヂミ」は、大人も子どもも食べられる魚卵レシピです。

【材料】
塩抜きしたカズノコ           50g
万能ネギ                            100g
卵                                       1個
小麦粉                                30g
片栗粉                                3g

【作り方】
(1)数の子は1cm角くらいにカットする。
(2)万能ネギは3cmくらいのざく切りにする。
(3)材料を全部混ぜ合わせる。
(4)フライパンに(3)を薄く伸ばして焼く。

卵と魚卵、両方を利用するので、あくまでおかずのひとつとして考えてくださいね。

まとめ

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魚卵は、ひとつの命を生み出し育むためのものなので、栄養の宝庫です。

タンパク質・脂質・ミネラル・ビタミンが抜群に多く含まれているので、多くの栄養素が必要な妊婦さんにピッタリの食材!

一度に食べる量が少ないので、医師から特別に注意を受けていない限りプリン体やコレステロール値を気にする必要はありません。

ただし、塩分には要注意!

ほとんどの魚卵が塩漬けされているものなので、食べる量を減らしたり、塩抜きしたりして食べましょう。

クラッカーに乗せたり、チヂミといった形で食べると楽に美味しく食べられます。

妊娠中でも効率良く栄養を取れる魚卵を美味しく食べましょう♪

関連記事:妊婦は白子を食べちゃダメ?妊娠中の白子の栄養素や効果とアニサキスの危険性や影響

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