新生児の鼻くそが気になる!嫌がる赤ちゃんにおすすめの取り方

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我が家の赤ちゃん、「なんだか呼吸が苦しそう・・・」と鼻穴を見てみると、

・納豆粒ほどの大きな鼻くそが詰まっていた
・鼻穴にフタしたような量の鼻くそ
・呼吸と一緒にヒラヒラと鼻くそがついている

など、「窒息死するんじゃないか?」と心配になるほどの鼻くそがありました。

まだ新生児の赤ちゃんは、自分で鼻をかめず鼻穴の空間が狭いので鼻くそが溜まりやすいんです。

寝ている間に取ってあげたいけど大泣きしてしまうため、どうやって取ればいいのか悩みますよね。

今回は、赤ちゃんの鼻くそを一瞬で取るおすすめな5つの取り方や、安全に鼻くそを取るための準備などについてご紹介します。

なぜ新生児は鼻くそが多いの?原因を知り減らそう!

鼻くそって風邪を引いた時やアレルギーで鼻炎になっている時に多くできますが、健康な状態でも毎日作られているんです。

鼻の役割は、

・呼吸をする時に空気を通す
・吸い込んだ空気を加湿
・ゴミやホコリ、ウイルスの侵入を防止

など、たくさんの働きがあります。

エアコンでたとえるなら“フィルター”のような役目ですね。

新生児も温度差や湿度、ホコリなどの環境により、鼻水や鼻くそが毎日作られます。

また赤ちゃんの鼻の奥は、大人と違って空間が狭いため、鼻水が乾燥して鼻くそに変化しやすいんです。

一日中、仰向け状態の赤ちゃんは、鼻水が下へ流れることが少ないため、大人よりも鼻くそが目立つのは当然です。

新生児の鼻くそを取る前に!作らせない環境づくりをしよう

新生児の鼻くそは取り方がむずかしく、毎日大変な作業ですよね。

鼻くそと毎日格闘する前に、“作らせない環境”を整えることも大切です。

新生児に鼻くそを作らせない環境

・温度を20度~25度に調整
・湿度を約60度に保つ
・部屋にホコリを溜め込まない
・窓を開けて空気を入れ替える
・ウイルスを寄せ付けない

上の子がいると、保育園や学校などでウイルス感染し、下の子にも感染ってしまうケースが多いでしょう。

新生児以外の家族には、

・家に帰ってきたら手洗いうがいを習慣づける
・咳や鼻水が多い時はマスクをつける

自宅にウイルスを持ち込まないように、徹底して注意しましょう。

新生児は鼻くそ掃除が大嫌い!安全に取るために準備をしよう

新生児の鼻くそを取る時、手足をバタバタさせたり、大泣きして顔を動かしたり・・・と、本当に大変な作業ですよね。

動く赤ちゃんを相手に無理に鼻くそを取ってしまうと、粘膜を傷つけてしまい大変危険です。

新生児の鼻くそを安全に取るために、まずは準備をしましょう。

明るい位置へ赤ちゃんを移動

赤ちゃんの鼻穴って小さいため、奥まで光が届かず見えません。

電灯などを利用するのもいいのですが、日中の明るい時間に陽の光を利用するのもおすすめです。

直射日光が新生児の目に入らないように、明るい位置へ赤ちゃんを移動しましょう。

大きなタオルで体全体を包む

赤ちゃんの手足が動くと、ママやパパが抑えながら鼻くそを取るのは大変!

大判のバスタオルを用意し、赤ちゃんの肩からしっかり包み込む「お雛巻き」をしましょう。

鼻くそを取る時、抑えるのは頭だけになるので取りやすくなりますよ。

鼻くそをやわらくしておく

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新生児の鼻くそは、粘り気が強いというよりカピカピと乾燥している事が多いです。

ついつい指で摘んで取りたくなってしまいますが、新生児の鼻穴はとても小さくて繊細なので絶対にやってはいけません。

カピカピした鼻くそは、前もってやわらかくしておくと取りやすくなります。

・入浴後に鼻くそ掃除をする
・母乳やミルクを少し鼻穴へ入れる
・部屋を加湿する

新生児の鼻穴へ母乳やミルクを入れる?と驚かれるママやパパも多いでしょう。

母乳が出るならミルクより優先して利用してください。

母乳は血液から作られているため、赤ちゃんの鼻穴へ入れて吸い込んでしまっても大きな問題はありません。

ただし、量が多いと赤ちゃんにとって負担が大きくなるので、1滴点鼻してやわらかくなるのを待つようにしましょう。

新生児の鼻くそを一瞬でキレイに!5つのおすすめの取り方

新生児の鼻くそは、できるだけ一瞬でキレイにしたいですよね。

赤ちゃんがぐずってしまう前に、おすすめの取り方を5つご紹介します。

粘着タイプの綿棒を使う

ベビー用綿棒で鼻くそを取る方が多いのですが、途中で取れなくなったり、逆に奥に鼻くそが行ってしまったりすることがありませんか?

新生児の鼻くそ取り用の綿棒を選ぶ時は、綿玉部分が粘着質なタイプがおすすめです。

粘着タイプの綿棒は、カピカピ鼻くそややわらかい粘土質であっても、ピタッと吸着して取れます。

奥に詰まってしまった鼻くそも取れないことはありませんが、無理に綿棒を押し込むとさらに奥へ行ってしまう可能性も・・・。

そんな時は別な取り方で挑戦しましょう。

ピンセットで取る

新生児にピンセットを使う時は、鼻の粘膜を傷つけないように先が丸くなっているもの、プラスチック製のものを利用しましょう。

ピンセットはカピカピ鼻くそに効果的で、粘り気の強いものだとキレイに取れない場合があります。

何度も抜き差しすると赤ちゃんも不快が強まるので、ピンセットを使う時は一瞬で取るようにしましょう。

くしゃみをさせる

鼻くそが取れそうで取れない・・・。

そんな時は、赤ちゃんの鼻くそが詰まっている反対の鼻穴へ、ティッシュを細かく裂いてコヨリを作り、こちょこちょとしてみましょう。

くしゃみにより一瞬で鼻くそがポロッと出てきます。

新生児はホコリなどの影響で、くしゃみを何度もするんです。

鼻くそが詰まっているとくしゃみをする回数が減るため、ママやパパがお手伝いしてあげるのも、鼻くその詰まり解消できますよ。

鼻吸い器で吸う

新生児の取りづらい鼻水や鼻くそは、鼻吸い器を使用するのがおすすめです。

市販の鼻吸い器は電動ではなく手動タイプが主流で、大きく分けると2タイプあります。

・大人が口で吸い込むタイプ
・スポイトのようにシュッと吸引するタイプ

我が家は両方使ったことがありますが、カピカピの鼻くそであれば「口で吸うタイプ」。

粘り気の強い鼻くそであれば「スポイトタイプ」がおすすめです。

口で吸い込むタイプの方が吸引力が強いので、一瞬で鼻くそが取れました。

少し泣かせてみる

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赤ちゃんの鼻くそが、なにをやっても取れない!

そんな時は少し赤ちゃんを泣かせてみるのもポイントです。

新生児は泣いて意思表示をしますが、鼻水と一緒にカピカピ鼻くそが流れ出てくるので、一瞬で解決できますよ。

新生児にカピカピ鼻くそを作らせないためのケア

新生児は1歳児や2歳児に比べると、カピカピ鼻くそができやすいんです。

どうしても仰向け状態で過ごすため、鼻水が乾燥して鼻くそが作られてしまいます。

そんなカピカピ鼻くそが作られやすい新生児ですが、ママやパパのサポートで「作らせない」環境へ整えることもできます。

・鼻穴にベビーオイルを塗る
・眉間部分を温めてあげる

乾燥したカピカピ鼻くそを作らせないためには、鼻穴を湿らせることがポイントです。

ベビーオイルなどで鼻の穴(手前部分)に保湿してあげて、鼻くそで鼻穴が塞がらないようにやわらかくしてみてはいかがでしょうか。

新生児の鼻くそが詰まり苦しそう!無理に取れない時は病院へ

新生児の鼻くそ、鼻穴が埋まるぐらい大きいと「呼吸できないんじゃないか?」と心配ですよね。

いろんな取り方に挑戦していると思いますが、無理に取ってしまい鼻の仲の粘膜が傷つき出血してしまう可能性もあります。

どうしても取れない、奥に鼻くそがあって取るのが怖い時は、小児科や耳鼻科で医師に取ってもらいましょう。

まとめ

今回は、新生児の鼻くそを一瞬で取るための準備と、おすすめの取り方についてご紹介しました。

新生児の鼻くその取り方を、再度まとめます。

・粘着タイプの綿棒を使う
・プラスチック製のピンセットを使う
・くしゃみをさせ自然に出させる
・鼻吸い器で吸う
・泣かせて鼻水を出させる

この方法でも鼻くそが取れない場合は、病院を受診して相談しましょう。

日頃から新生児が眠る部屋の温度や湿度管理をして、鼻くそを作らせないことも大切です。

取れそうで取れない鼻くそ、今回お伝えした方法でぜひ試してみてはいかがでしょうか。