高温期20日目!妊娠の可能性は?陰性から陽性になることもある?受診するタイミングは?

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妊活をしている人の多くは基礎体温をつけて、毎日自分の体と向き合っていることと思います。

高温期と低温期の推移を見ながら、

「体温が下がってしまった・・・」

「高温期が続いているからもしかしたら・・・」

と一喜一憂している人も多いでしょう。

生理予定日を超えて高温期が続けば、それだけ妊娠への期待も高まりますよね。

高温期20日目にもなれば、その期待はより一層高いものに!

妊娠の可能性がある一方、妊娠していない可能性もあるので気が気ではありません。

高温期20日目の体はどんな状態なのか、詳しく調べてみました。

妊娠していた場合、胎嚢の確認はできるのか、つわりなどの症状があるのかについても調べてみましたよ!

高温期20日目の体ってどんな状態?

冒頭でも触れましたが、妊活中の女性にとって高温期20日目ともなると、妊娠への期待が大きく膨らみますよね。

しかし高温期20日目では、妊娠している可能性は半々といってもいいでしょう。

なぜそう言えるのかを3つのポイントでみていきましょう。

1.高温期20日目は生理予定日から6日目

生理が始まった日を1日目とし、14日目くらいまでは低温期が続きます。

生理開始から2週間ほどすると排卵があり、この日を境に高温期に突入します。

性交や受精が行われなければ、排卵日から2週間ほどで生理がきます。

生理周期が28日の人をサンプルにすると、高温期20日目は生理予定日から6日目。

生理が1週間ほど遅れていることになりますね。

2.生理周期が安定している人は妊娠の可能性も

前の項目では生理周期が28日の場合で紹介しました。

このサンプルのように28日周期であれば、高温期20日目は生理予定日から6日経っていることになります。

生理周期が安定している人は、高温期20日目は20日も続けば妊娠している可能性はグッと高くなります。

高温期20日目は、通常の妊娠であれば着床しホルモンバランスが急激に変化する時期と重なります。

もし妊娠していれば、『妊娠4週6日』となります。

3.生理が遅れているだけのこともある

生理周期が安定している人でも、その時に限って生理が遅れている可能性も十分に考えられます。

生理が遅れる理由はたくさんあり、ちょっとしたことでも遅れてしまいます。

・ストレス
・体の疲れ
・生活習慣の乱れ

など

「生理こないし高温期も続いている!」

と思っていた翌日に生理が来た!というのも実はよくあることです。

また、生理周期が28日以上の人は、高温期20日目でも生理が遅れて3日目というケースもあるでしょう。

この場合もただ単に生理が遅れているだけの可能性があります。

高温期20日目なら妊娠検査薬を使ってもいい?

生理が1週間ほど遅れると、すぐに妊娠検査薬を使ってみたくなります。

私も子どもが欲しいと思ってからは、生理がちょっとでも遅れると妊娠検査薬を使っていました。

そのたびに落ち込むことも・・・。

高温期20日目なら妊娠検査薬は使ってもいいのでしょうか?

生理予定日1週間後から使える

妊娠検査薬はさまざまなメーカーから販売されています。

・チェックワン
・ドゥーテスト
・クリアブルー
・P-チェック
・ウーマンチェック

ドラッグストアやネットショッピングで購入できるのは上記の5つが主ですね。

どの妊娠検査薬も生理予定日の1週間後から使用することができるとされています。

高温期20日目だとまだ早い

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生理予定日28日の人なら、高温期20日目だと生理予定日から6日目となります。

妊娠検査薬は生理予定日から1週間後から使うことが好ましいですから、高温期20日目だとまだちょっと早いかもしれませんね。

その理由は妊娠検査薬の仕組みにあります。

妊娠検査薬の仕組みについては次で紹介します。

【妊娠検査薬の仕組み】ホルモンの量で判断される

妊娠検査薬で妊娠したかどうかを判断するには、『ヒト絨毛性ゴナドトロピン』というホルモンの数値がカギとなります。

このホルモンは着床後に胎盤の絨毛から分泌されるため、妊娠していないと数値が低いことが普通です。

尿中のホルモン量が50mIU/ml以上になることで陽性反応を示します。

高温期20日目で陰性・・・その後陽性に変わることはある?

高温期が続いていると、

「ちょっと早いけど妊娠検査薬を使ってみようかな」

と思う人も多いでしょう。

しかし結果は陰性。

フライング検査で陽性が出る人がいる一方、高温期20日目でも陰性を示すことも珍しいことではありません。

しかし、がっかりすることはありません!

高温期20日目で陰性が出たとしても、

・生理が来ない
・高温期が続いている

という場合は妊娠していることもありますよ。

ホルモンの分泌量が少ないと陰性になる

前の項目で、妊娠検査薬は尿中のホルモンの量で判断することを紹介しました。

このホルモンの分泌量や分泌量が増える時期に関しては、個人差が大きいことがわかっています。

妊娠検査薬の本来の使い方は、『生理予定日から1週間後から』となっています。

生理予定日28日より長い場合はまだホルモンの分泌が少なく、陰性を示すケースもあります。

生理が来なければ妊娠の可能性大◎

高温期20日目に妊娠検査薬を使って陰性が出た場合でも、

・生理が来ない
・高温期が続いている
・妊娠初期症状がある

という場合は、妊娠している確率がアップします。

2~3日おいてから再び妊娠検査薬を使ってみてください。

陰性だった反応が陽性に変わるかもしれませんよ。

生理不順の場合もある

高温期20日目に陰性反応だった場合、そのまま陰性であることも、もちろんあります。

高温期が続いても生理が来ない場合は、ただ生理が遅れているだけの可能性が高いです。

低温期になっても生理がこない場合は排卵していないこともありますから、かかりつけの産婦人科を受診することをおすすめします。

関連記事⇒生理不順は妊娠しにくい?妊娠確率を上げるためにやりたい3つの妊活ポイント

高温期20日目で陽性!産科にはいつ行ったらいい?

高温期20日目で妊娠検査薬を使用したところ、「陽性になった!」という人も少なくありません。

「すぐに受診したほうがいいの?」

「早すぎると赤ちゃんが確認できないこともあるって聞くけど・・・」

という疑問が出てきますよね。

結果から言うと、妊娠検査薬を使って陽性が出た場合、早めの受診をおすすめします。

受診するまでは妊娠確定ではない

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妊娠検査薬の精度は年々高く放っているものの、100%ではありません。

妊娠検査薬を使ってもホルモンバランスが崩れていると陽性や陰性を示すことだってあるのです。

「陰性だったのに、実は妊娠していた」

「陽性だと思ったのにホルモンバランスが崩れているだけだった」

ということも珍しくありません。

早めの受診がおすすめ

妊娠検査薬を使って陽性が出た場合、なるべく早めに受診をすることをおすすめします。

受診をし、胎嚢が確認できたところで初めて『妊娠した!』と言えるのです。

それまでは、周りの人にも妊娠の報告は控えておきましょう。

また、妊娠検査薬で陰性だった場合でも、しばらく生理がこない場合は妊娠していることもあります。

普段と生理周期が明らかに違う場合は、一度医療機関を受診してください。

高温期20日目で胎嚢の確認はできる?

高温期20日目に妊娠検査薬を使い陽性が出た場合、ほとんどのケースでは妊娠が確定ということになります。

次は差婦人科を受診して妊娠しているのかをきちんと見てもらう必要があります。

ここで気になるのが、胎嚢(たいのう)の確認です。

胎嚢が確認できないと、はっきりと

「妊娠しています」

と告げられることはありません。

では、フライング検査で陽性でも胎嚢は確認できるのでしょうか?

また、いつから胎嚢や心拍の確認ができるのかも気になりますよね。

それぞれ見ていきましょう。

妊娠が順調であれば胎嚢を確認できる

胎嚢とは、赤ちゃんのもととなる細胞を覆っている袋のことです。

胎嚢が確認できるということは、

・子宮内膜への着床が完了している
・赤ちゃんが育ち始めている

以上のことが分かったということです。

妊娠検査薬で陽性が出た場合、順調に妊娠していれば病院でも胎嚢を確認することができます。

まだ胎嚢を確認できないこともある

妊娠検査薬でも病院の尿検査でも陽性が出たとしても、胎嚢が確認できないこともあります。

・順調に妊娠していてもまだ確認ができないケース
・子宮外妊娠をしているケース

大きく分けてこの2つの理由で胎嚢を確認することができません。

胎嚢の大きさは個人差がありますが、

・妊娠5週・・・10mm程度
・妊娠6週・・・18mm程度

というように妊娠の期間に合わせて少しずつ大きくなっていきます。

高温期20日目では妊娠週数にすると4週ほど。

この時期の胎嚢は5mm以下ということもあり、エコー検査で確認できないこともあります。

また、子宮内ではなく

・卵管
・子宮頸管
・卵巣

などに着床していて、胎嚢が確認できないこともあります。

この場合、妊娠を継続することは難しいとされています。

心拍が確認できるのはもう少しあと

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胎嚢が確認できても、

「心拍の確認ができないから来週もう一度来てね」

といわれることもあります。

私も受診するのが少し早かったのか、胎嚢は確認できても心拍が確認できませんでした。

一般的に心拍が確認できるのは妊娠6週頃から。

高温期20日目ではまだちょっと早いですね。

心拍が確認できるまでは不安感が強くなることもありますが、あせらずゆっくり待ちましょう。

高温期20日目陽性でその後体温が下がったら・・・

高温期が続き、妊娠検査薬を使ったら陽性で喜んだのもつかの間、その後高温期が続かずに低温期になってしまったという人もいるかもしれません。

その場合、

・一時的に体温が下がっている可能性
・流産の可能性

この2つの可能性が考えられます。

1.ストレスや緊張が原因で一時的に体温が下がる

妊娠初期の基礎体温は高いまま推移します。

胎盤が安定する頃になると基礎体温は徐々に下がり、低温期と高温期の間くらいを推移することが多いようです。

高温期20日目で妊娠していたとすると、『妊娠超初期』ですよね。

妊娠初期に体温が下がると心配になってしまいます。

妊娠初期に体温が下がるのは、

・ストレス
・気温の低下
・測り間違い

などが考えられます。

妊娠をするとホルモンバランスが大きく変わり、知らず知らずのうちにストレスがかかっていることがあります。

体温の下がり具合が急激なものでなければ、特に心配はいらないでしょう。

2.流産の可能性もある

妊娠初期に体温が下がると、流産をしている可能性も考えられます。

特に高温期20日目だとまだ胎嚢や心拍が確認できる前です。

この時はもっとも流産する確率が高く、受精はしたものの着床することができずに流産してしまった、ということも考えられます。

体温が下がることに加え、

・腹痛がある
・出血がある

などの症状がある場合は、流産の可能性が高いです。

早めに受診しましょう。

関連記事⇒妊娠超初期は体温が下がる?基礎体温が下がる時の妊娠や流産の可能性

まとめ

高温期20日目になると、妊娠の可能性がグッと高くなり妊活中の女性にとってはワクワクドキドキの時期だと思います。

私も「もしかして妊娠してる?」と考え始めたのは、ちょうど高温期20日目くらいでした。

高温期20日目では、

・妊娠している
・生理が遅れている

と、どちらの可能性もまだある時期です。

生理が遅れると、

「妊娠したかも!」

と期待してしまいますよね。

これで妊娠していなかったら、やっぱり落ち込んでしまいます。

あまり早い段階から妊娠を期待せず、『心はドキドキ、頭ではセーブ』というようにコントロールするといいですね。

関連記事⇒妊娠超初期症状はいつからはじまる?20個のチェックポイント