妊婦とおりもの~妊娠中のおりもの8つの変化と臭いや色の注意点

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妊娠中は、様々な体の変化が起こります。その1つがおりものです。

帯下とも呼ばれます。

急に増えたり、においがきつくなったり、今までとの違いに驚き心配になってしまう妊婦さんも多いです。

『妊娠中のおりものが増えるのはどうして?』

『妊娠中のおりもののにおいが変わったけど、大丈夫?』

など、妊婦さんだからこそ、体の変化には敏感になりますよね。

こちらでは、

・おりものの基礎知識

・妊娠中のおりものの様子

・妊娠時期別のおりものの変化

・おりものから分かる病気

など、妊婦に是非知っておいてもらいたい、妊娠中のおりものについて8つ解説します♪

おりものって何?

下着が汚れてしまうし、においも気になる…おりものなんかなきゃいいのに、と思ったことがある人もいるでしょう。

でも、おりものは女性の体を守る大事な役目をしています。

・膣内を弱酸性に保つ。

・最近の繁殖を防ぐ。

・悪玉菌が膣内で繁殖しないようにする。

このように、おりものはデリケートゾーンを衛生的な状態に保つためにかかせないものです。

ですので、石鹸で洗いすぎたり、ふき取りすぎたりすると、バランスが崩れ、逆に菌が繁殖したり、感染症にかかりやすくなったりしてしまいます。

おりものにもサイクルがある!?

これは女性なら知っておきたいことです。

おりものをよく観察している人は、妊娠していなくても、月のサイクルでおりものの状態が変化していることが分かるでしょう。

・排卵期→おりものの量が増加する。粘り気が出る。

・排卵後→量は減る。どろっとした状態。

・生理前→量が増える。匂いがきつくなる。

・生理後→通常の状態、無色透明か白色、さらさらしている。

通常の状態を把握しておくことによって、性病や妊娠の有無など、自分の体の変化に早く気づくことができます。

匂いは、正常な状態でも「少し酸っぱい」です。

乳酸菌の仲間が含まれているからです。

妊娠中のおりものはなぜ増える?

わたしも、妊娠が分かって間もない頃、おりものが増えてきているのに気づき、何か病気ではないのかと心配になりました。

でも、妊娠中におりものが増えるのは、当たり前のことです。

次のような理由が挙げられます。

・妊娠継続のためにエストロゲンというホルモンの分泌が増える。

・外部からの菌などから体を守ろうとする。

・その作用で粘液が増加する。

・結果としておりものが増える。

しかし、あくまでも増える傾向があるということなので、今までと量は変わらないという人も、逆に減ったという人もいるようです。

妊娠初期のおりものは?

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妊娠初期は水のようなさらさらとしたおりものです。

これを「水溶性帯下」と呼びます。

2人目の妊娠の際、おりものが水っぽくなって、「妊娠したかも?」と分かるという人もいます。

また、着床の時期に茶色いおりものを経験する人もいます。それは、着床出血といわれます。

これも全ての人に当てはまるわけではありません。

しかし、妊娠判定後、次のようなおりものの変化がある場合は、すぐに産婦人科に連絡してください。

・下腹部痛

・鮮血が混じる。

・茶色のおりものが続く。

これらの場合、切迫流産や子宮外妊娠が疑われます。

妊娠が分かったら、今まで以上におりものの状態をチェックしましょう。

妊娠中期のおりものは?

わたしは、中期におりものの量が減りました。

しかし、一般的には妊娠週数が増えると増加する傾向にあります。

妊娠中は、つわりなどにより匂いに敏感になります。自分のデリケートゾーンの匂いが気になるという妊婦さんもいます。

ナフキンや尿漏れパットをまめに交換し、気持ちよく過ごせるようにしましょう。

また、おりものの変化に気づくためにも、おりものが付く部分が白い生地の下着を選ぶようにしましょう。

妊娠後期のおりものは?

後期は、要注意です。なぜなら、破水が起こるかもしれないからです。

臨月に入ったら、いつ破水や陣痛が起こるか分かりません。

お産の兆候が陣痛から始まった場合は、あわてず間隔を見て病院に行きます。

しかし、最初に破水してしまったら、すぐに病院に連絡し、駆けつける必要があります。

ですが、破水はコップ1杯程度であることが多く、これをおりものと勘違いしてしまう妊婦さんもいます。

事前に、「破水とおりものとの違い」を理解しておく必要があります。

・おりものは、酸性→少しすっぱい

・おりものは少し粘り気がある。

・破水は、あまり匂いがしない。

判断がつかない場合は、産院に連絡し判断を仰ぎましょう。

おりものが匂う時は、要注意!

妊娠中、いつものおりものと比べて、次の様な変化がある場合は、すぐに病院にかかってください。

・悪臭のあるもの。

・白くてボロボロとしている。

・膣にかゆみがある。

これらの症状がある場合、次の感染症が疑われます。

・梅毒

・淋病

・性器クラミジア

・性器ヘルペス

・トリコモナス

・HIV

などです。妊娠中ですから、胎児への影響が気になりますよね。

妊娠初期の検診で検査をしてもらえますが、中期以降にかかってしまう妊婦さんもいます。

自覚症状がある場合は、定期検診を待たずして病院に相談しましょう。

おりもので分かる性感染症!

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妊娠中も夫婦のふれあいは大切です。

しかし、清潔厳守です。

菌が子宮内に侵入すると、流産や早産を引き起こす心配もあります。

性感染症を防ぐには、コンドームの使用が基本ですが、100%予防できるとは限りません。

皮膚や粘膜に異常があった場合は、性的な接触は控えましょう。

また、性行為が原因でなくても、妊娠中は免疫力が下がっているので、膣内にもともといる菌が増加、炎症を起こすこともあります。

出産時に感染症にかかっている場合は、胎児への感染を避けるため、帝王切開になることもあります。

しかし、それ以前に、膣錠やクリーム、軟膏などで治しておけば大事にはなりません。

恥ずかしいとは思わず、変化を感じた時は、すぐにお医者さんに相談しましょう。

まとめ

今回は、妊娠中のおりものについて解説してきました。

伝えたかったのは、次の4つです。

・月のサイクルでおりものの状態は変化すること。

・妊娠中はおりものが増加する傾向にあること。

・妊娠したら、今まで以上におりものをよく観察すること。

・おりものの変化で、破水や感染症が分かること。

おりものは、見えない子宮や膣の状態を知るためのヒントになります。

わたしも妊娠中は、お手洗いに行く度に、まじまじとチェックしていました。

また、下着を手洗いすることでその変化にも敏感になりました。

こちらの情報が、妊娠中のおりものや体の変化について悩んでいる方のお役に立てば嬉しいです。