離乳食の裏ごしはいつまでするの?初期におすすめの食材を紹介♪

スポンサードリンク

赤ちゃんが生後6か月ぐらいになると離乳食を始めるママも多いでしょう。

今まではミルクしか飲んでいなかったので、まずは飲み込む練習から始めます。

そのため食材は柔らかくして裏ごしをする必要があります。

初めは10倍粥から始めて、飲み込むのができるようになってきたら徐々に食材を増やしていくのが基本の離乳食の進め方です。

ここでは裏ごしはいつまでするのか、おすすめの食材、便利グッズもご紹介します。

離乳食を始めるのはいつ?

育児書などでは生後5〜6か月ごろから離乳食を始めると書いてあります。

ですが、赤ちゃんの成長には個人差があるので「6か月が来たから始めなくては!」と焦る必要はありません。

赤ちゃんを見て始められそうな様子が見えてからにしましょう。

「始められそうな様子」というのが難しいかもしれませんね。

見極め方としては以下のようになります。

・おすわりができる
・大人が食べているものに興味を示す

おすわりができないと上手に食べさせてあげることができません。

ぐらついてスプーンで喉を突くのも怖いです。

バンボやベビーチェアなどある程度固定できるものを使用してでもいいので、おすわりができるようになってから始めるようにしましょう。

また離乳食を始めるのなら食べ物に興味を持ってからの方がやりやすいです。

大人が食事をしていたらジッと見つめる。

よだれを出す。

手を出して触ろうとするなど、食べ物に興味を示したら始め時です。

離乳食の裏ごしはいつまでするの?

離乳食の初期はまず食べ物を飲み込めるようにすることが大切です。

初めは1日1回、午前中の機嫌の良い時にスポーン1杯から始めます。

まだ胃や腸など消化器官が十分発達していないので、初めは1日1回から始めます。

そして午前中にするのは、もしアレルギーなどの症状が出た場合でも病院に行きやすいからです。

裏ごしはまず食材を柔らかく茹でて潰し、ザルなどを使ってペースト状にします。

ヨーグルトのような状態です。

離乳食の初めは10倍粥です。

水10に対してお米1の割合で炊きます。

塩などでの味付けする必要ありません。

10倍粥が炊けたらすり鉢ですり潰し、ザルでこしたら完成です。

この裏ごしの作業がなかなか面倒です。

すり鉢とザルを使ってもきれいにペースト状にしようと思えば30分くらいかかります。

できるだけペースト状にした方がいいですが、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。

多少粒があっても飲み込むことはできます。

裏ごしは手間がかかるので「いつまで裏ごししないといけないの?」と思うママもいるでしょう。

ですが、厳密に「いつまで」というのはありません。

赤ちゃんの成長がそれぞれ違うように、食べるのも上手な赤ちゃん、苦手な赤ちゃんがいます。

ミルクしか飲んでいなかった赤ちゃんは唇の使い方、舌の使い方が上手くありません。

初めは口に入れてもほとんど出てきてしまうでしょう。

何度も繰り返すことで、だんだん口から出てくる量が減り、上手く飲み込めるようになります。

赤ちゃんの様子を見ながら上手に飲み込めるようになったら、裏ごしを止めてもいいでしょう。

目安としては1か月程度になります。

離乳食初期のおすすめ食材は?

離乳食はまずお米から始めて、それから他の食材を増やしていきます。

新しい食材は必ず午前中に、スポーン一杯から始めるようにしましょう。

色々な食材をあげてみたくなるかもしれませんが、初めはアレルギーが起こる心配もあるので、一品ずつ与えます。

同時に複数与えるとどれで症状が出たのかわかりません。

10倍粥が上手に飲み込めるようになったら他の食材も試してみましょう。

離乳食初期におすすめの食材
にんじん、大根、カブ、ほうれん草、小松菜、白菜、キャベツ、トマト、かぼちゃ、ジャガイモ、サツマイモ、うどん、そうめん、食パン

野菜はペースト状にしてもあまりとろみがつかないため飲み込みにくいことがあります。

その場合には10倍粥を加えてとろみを足してあげましょう。

うどんやそうめん、食パンも食べられますが、ペーストにすると何だかよくわからないものになります。

こす手間を考えるとわざわざうどんやパンを使わなくてもおかゆで良いんじゃないかなと思います。

また小麦はアレルギーが起きやすい食材でもあるので注意してください。

また、甘味があり、栄養価も高いので与えてみたくなる「ハチミツ」ですが、1歳未満の子供には絶対に与えてはいけません。

1歳未満の赤ちゃんはハチミツを食べるとボツリヌス菌に感染する恐れがあり、命に関わる重篤な症状が出ることもあります。

市販のケーキやパンなどにはハチミツが含まれている可能性もあります。

ボツリヌス菌は加熱しても死滅しませんので、加工品に含まれたハチミツにも注意が必要です。

赤ちゃんに与える時にはよく確認するようにしてください。

ハチミツは絶対にダメですが、そのほかにもアレルギーが起きやすい食材があります。

アレルギーを起こしやすく重篤な症状が現れる恐れがある食材は「特定原材料」と呼ばれていて、7品目あります。

卵、乳、小麦、落花生、エビ、かに、そば

ほかにもアレルギーを起こしやすい食材として「特定原材料に準ずる18品目」があります。

牛肉、鶏肉、豚肉、鮭、サバ、イカ、あわび、イクラ、オレンジ、キウイ、りんご、バナナ、もも、山芋、大豆、
松茸、くるみ、山芋

アレルギーは時には命に関わるほど重篤な症状が出ます。

赤ちゃんは自分の言葉で異変を伝えることができないので、大人が十分に注意してあげましょう。

離乳食の裏ごしに使える便利なグッズは?

スポンサードリンク


食材の裏ごしはとても手間がかかります。

多少粒が残っていても飲み込むことはできますが、それでも最初はできるだけペースト状にしてあげたいですね。

基本は柔らかく茹でた食材をすり鉢で潰し、ザルでこすという手順です。

言葉だけなら簡単なのですが、やってみると意外とペースト状にはならないもので、私は10倍粥をきれいにペースト状にしようと思うと30分ほどかかりました。

毎回こんなに時間がかかると離乳食作りが億劫になってしまいます。

そこで活躍したのがブレンダーです。

ジャーっとブレンダーにかけるだけであっという間にトロトロです。

離乳食作りにはかなり役立ちましたし、お料理が好きなママならその後も活躍することでしょう。

また離乳食はまとめて作って冷凍が便利です。

その時に使えるのが製氷機です。

今の冷蔵庫は自動製氷機がほとんどだと思いますが、100均にも売っているので見に行ってみてくださいね。

大きさも色々あるので離乳食初期からずっと使えますよ。

まとめ

離乳食の進み具合は赤ちゃんによってそれぞれです。

この時期の赤ちゃんの栄養はまだ母乳やミルクから摂っています。

育児書と比べて遅れているからと焦る必要はありません。

赤ちゃんが乗り気じゃない時には中断しても良いんですよ。

赤ちゃんのペースに合わせて進めてあげましょう。