赤ちゃんはコーヒーをいつから飲んで大丈夫?4つの注意点とおすすめレシピ

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コーヒーを飲む習慣がついているママやパパは多いのではないでしょうか。

私もそんなひとりで、妊娠中や授乳中は、飲めないことがとても辛かったです。

ノンカフェインの商品を飲んでなんとか乗り切りましたが、なんとも表現しがたい物足りなさを感じながら飲んでいました。

コーヒーは習慣性がある飲み物だと知っていましたか?

私の物足りなさは、カフェインの量が原因だったのです。

コーヒーに含まれるカフェインは、中毒性と言いますか、またコーヒーを飲みたい気持ちを促すのだそうです。

そんな大人には大人気のコーヒーですが、赤ちゃんの離乳食には適している飲み物なのでしょうか?

答えから先に伝えますと、NGの飲み物です。

では、なぜそうなのか。コーヒーについて詳しく紹介するとともに、お伝えしていきます。

ポイントは7つです。

  • コーヒーってどんな飲み物?
  • コーヒーの栄養価
  • 離乳食に使用するコーヒーの選び方
  • 赤ちゃんはコーヒーをいつから飲んでもいい?
  • コーヒーを飲ませる時の4つの注意点
  • 赤ちゃんの水分補給6つのポイント
  • 離乳食時期別オススメレシピ

最後まで記事を読んでいただければ、コーヒーについて詳しくなっているはずです。

ぜひ、参考にしてくださいね。

コーヒーってどんな飲み物?

コーヒー豆を焙煎して挽いた粉末を、お湯や水などで成分を抽出して作る飲み物です。

嗜好飲料として、日本でも人気が高く、専門店も数多くあります。

軽度の習慣性があるとされていますが、これはカフェインによる作用だと言われています。

コーヒーの栄養価

カフェイン、ポリフェノール、ピラジンが豊富です。

カフェインは血液の循環をよくしたり、頭痛の改善、集中力を高めてくれる効果があります。

ポリフェノールは感染症予防や老化防止、ストレス軽減や細胞損傷の予防などの効果が期待できます。

ピラジンは、気持ちを落ち着かせる効果があります。

離乳食に使用するコーヒーの選び方

コーヒーは赤ちゃんの飲み物としては適していないので、与えないでください。

赤ちゃんはコーヒーをいつから飲んでもいい?

コーヒーを離乳食で飲ませるのはNGです。

カフェインの刺激や、添加物、アレルギーの心配などがあり、甘味も強く赤ちゃん向けの飲料とは言えません。

甘味を一度覚えてしまうとくせになり、お茶を飲まない、離乳食を食べなくなってしまう場合があります。

どうしても飲ませるときは、パクパク期(1歳~1歳半)から、コーヒーを牛乳で薄めた「コーヒー牛乳」をごく少量、水などで薄めて与えましょう。

コーヒーを飲ませてはだめな4つの理由

急性カフェイン中毒を起こす危険がある

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赤ちゃんがカフェインをたくさん飲むと、急性カフェイン中毒になってしまうことがあります。

症状としては、興奮して眠らなくなったり、じっとしていることができなくなります。

動悸が激しくなったり、いつもよりも感情の起伏が激しかったりすることも。

アレルギー症状が出る可能性がある

コーヒーやコーヒー牛乳には『乳製品』が含まれている場合があります。

『乳』はアレルギーになりやすい代表的な食べ物ですので、飲ませるときは注意が必要です。

初めて飲ませるときは、注意深く子供の様子を見守る必要があるでしょう。

まずはスプーン一杯から。アレルギー症状が出ていないかを見ながら量を増やすようにしてください。

目の充血や痒み、鼻水や身体の発疹などが現れましたら、アレルギーを疑いましょう。

重篤な症状になると、呼吸困難などになってしまうこともあるのでくれぐれも注意してください。

たとえ呼吸困難などの症状がなく緊急性が低くても、アレルギー反応が出た場合は、かかりつけの小児科を受診するようにしましょう。

カフェインや甘味をとり過ぎてしまう場合がある

コーヒー牛乳は甘味が強いので、飲ませすぎると胃腸の負担になります。肥満になるリスクもあがるため、注意が必要です。

甘くて美味しいので、お子さんが『もっとちょうだい』とおねだりするかもしれませんが、カフェイン中毒も気になりますので、ごく少量に留めておいてください。

食事の際の飲み物としてコーヒー類を出すと、麦茶などをその後飲んでくれなくなる恐れがありますので、あくまでも『おやつ』という位置づけにするのがオススメです。

カフェインを摂りすぎると、刺激が強すぎて夜なかなか眠ってくれなくなったり、興奮状態になってしまう可能性が高まります。

どうしてもという時でなければ、コーヒー類は子供には与えないことが賢明です。

身体を冷やしすぎてしまう可能性がある

アイスコーヒーをたくさん飲ませてしまうと、身体を冷やしてしまいます。

下痢などお腹を下す原因になるので、飲ませすぎには注意しましょう。

カロリーやカフェインの摂りすぎも気になりますので、飲ませるときはひとくちふたくち程度にしたほうがよいでしょう。

赤ちゃんの水分補給6つのポイント

いつから与え始めればいい?

赤ちゃんの水分補給の基本は『湯冷まし』です。

生後1か月ごろから、お風呂上りや汗をかいたときなどに『湯冷まし』を少しずつ与えてもいいでしょう。

果汁は離乳食前に与える必要はありませんが、ミルク育児などで便秘気味なときは、3か月が過ぎたころから少々を与えても大丈夫になります。

その際は、湯冷ましで薄めて飲ませてあげるようにしてください。

温度はどれぐらいがいい?

『常温』が基本です。

冷たい飲み物を飲ませると、胃腸に負担がかかり下痢を起こしてしまうことがあります。

氷が入ったものはNG。冷蔵庫から出したら少し時間を置くか温めるかして飲ませてあげましょう。

飲ませる量は?

湯冷ましや麦茶は、おしっことして出るので1日の制限はありません。

いくらでも飲ませて大丈夫ですが、ミルクや母乳、離乳食の妨げにならないよう与えすぎには注意しましょう。

果汁やイオン水など糖分を含むものは、ゴックン期(生後5、6か月)モグモグ期(生後7、8か月)ごろは50ml、

カミカミ期(生後9~11か月)パクパク期(1歳~1歳半)ごろは100mlまでにしましょう。

『日常』での与え方。

外出した後やお風呂あがりに、水分補給として湯冷ましや麦茶を与えるようにすると、水分不足になることはないでしょう。

授乳や食事の前に与えてしまうと、食べなくなってしまう可能性があるので、その時間は注意が必要です。

『食事』での与え方。

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湯冷ましや麦茶を大量に与えてしまうと、水分でお腹が満たされてしまい、離乳食を食べなくなってしまう可能性があります。

食事中の水分補給は、味噌汁やスープなど、食事の一品でとることがオススメ。

しかし、赤ちゃんによっては上手く汁ものを飲めなかったりするので、食べ物を詰まらせたりした時のために、麦茶などは傍に置いておいたほうがいいでしょう。

『病気』のときの与え方。

嘔吐や下痢、熱を出したときは、身体から水分が失われていきます。

脱水症状を起こす危険があるので、水分補給は普段より多くとらせるようにしましょう。

汗と共に塩分も失われてしまいますので、赤ちゃん用のイオン水や麦茶、湯冷ましなどを小まめに少しずつ飲ませてあげてください。

離乳食時期別オススメレシピ

何度も言いますが、離乳食でおすすめできる飲料ではありません。

飲ませる際は、飲ませすぎなどの注意が必要です。

パクパク期(1歳~1歳半)

・コーヒー牛乳の蒸しパン

材料:ホットケーキミックス40g、コーヒー牛乳小さじ1、牛乳70cc

↓作り方↓

①ホットケーキミックスとコーヒー牛乳をよく混ぜ合わせましょう。

②牛乳を加え、再びよく混ぜ合わせます。

③カップケーキやシリコンの容器に入れて、電子レンジで1分半~2分加熱してできあがりです。

コーヒーはあくまで大人の嗜好飲料です。

記事でお伝えしたように、赤ちゃんにはコーヒーは百害あって一利なしといったほうがいいのかもしれません。

大人には効果的に作用するカフェインも、赤ちゃんには危険因子になります。

しかし、パパやママが飲んでいるものを赤ちゃんって飲みたがるんですよね……。

私の息子も、私が毎朝コーヒーを飲んでいるので興味津々。

手を伸ばして飲みたがります。

なんとか気を反らして阻止していますが、子供の好奇心は一筋縄ではいきません。

あの手この手で交わしつつ、パパやママはコーヒーを楽しんでくださいね。

赤ちゃんにはまだ早い飲み物ですので、くれぐれも与え方、飲ませすぎには注意しましょう。