妊娠初期にげっぷが出ない!いつから出る?出ないときの6つの対処法

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妊娠中は体調も様々に変化し、今まででは考えられなかったようなことでトラブルが起こったりします。

特に妊娠初期は妊婦の体の変化が大きく、妊娠している状態に妊婦本人も慣れていないので、困ったことも多くおきます。

妊娠初期に起こるトラブルの一つに「げっぷ」があります。

やたらとげっぷが出てしまう人、なかなかげっぷが出ない人、げっぷが出そうな感覚がずっと続く人と様々なげっぷに関する不快な症状が妊娠初期にはあるのです。

げっぷが出ない状態になってしまうとお腹が張ってしまって苦しいですよね。

妊娠初期にげっぷが出ないときの対処法を6つご紹介します。

  • 背中をトントン叩く
  • 深く深呼吸する
  • ツボを押す
  • 炭酸飲料を飲む
  • 消化の良いものを食べる
  • 体の角度を変えてみる

妊娠初期にげっぷが出なくてこまてしまった時はこの6つの対処法を試してみてください。

□妊娠中にトラブルになる、げっぷってそもそも何?おならとの関係は?

げっぷに悩む妊婦さんは多いですが、そもそもげっぷとはなんなのでしょうか?

げっぷとは胃の中に溜まった空気が口から出る生理現象です。

食事や呼吸、会話などをしていると人間は無意識に胃の中に空気を取り込んでいます。

その空気は胃にたまった後体内に吸収されます。

しかし、胃に溜まった空気が多すぎると空気が食道に逆流しげっぷとなって体外に排出されます。

これがげっぷの仕組みです。

それではげっぷとおならは関係があるのでしょうか。

げっぷがあまり出ない人はおならが多くなると言われています。

げっぷは胃の中に溜まった空気が口から出て行くのですが、おならは腸内で発生したガスが肛門から出て行くので別物です。

しかし、げっぷが出ずに胃の中に残された空気はそのまま腸まで進んでおならになると言われています。

げっぷが上手に出せないとおならが多くなってしまうのは嫌ですね。

□妊娠中のげっぷ、出そうで出ない原因とは

妊娠初期にげっぷのトラブルに悩む妊婦さんは少なくありません。

げっぷが出すぎて困る方や、出なくて困る方など様々です。

それではなぜ、妊娠初期にはこのようなげっぷのトラブルが多くなるのでしょうか。

妊娠初期のげっぷのトラブルの原因になる要素は7つあります。

  • ホルモンバランスの変化
  • 食べづわりでの食べ過ぎ
  • 唾を飲み込む量の増加
  • 自律神経の乱れ
  • つわりでの食事の偏り
  • ストレス
  • 胃腸の働きが弱まる

妊娠中はホルモンのバランスの変化やつわりなど、様々な体調の変化があります。

その体調の変化によって胃の中にたまる空気の量が増えてしまいげっぷが出やすくなったり、出にくくなったりするのです。

妊娠初期は特にホルモンのバランスの変化が大きい時期。

プロゲステロンというホルモンが増加することで胃腸の働きを弱め、胃の中に空気がたまりやすくなってしまうことが妊娠中のげっぷのトラブルの原因の一つです。

また、胃の中に溜まった空気をうまく出すことができずにげっぷが出そうなのに出ない感じが続いてしまう場合もあります。

体質的にげっぷがうまく出せない方もいて、そういう方が妊娠中に胃にガスがたまるとげっぷが出そうなのに出ないといった辛い状態になりやすいです。

胃の収縮機能の低下もげっぷが出ない原因の一つです。

妊娠するとホルモンの関係で胃の働きが弱くなります。

胃に空気はたまりやすいのにげっぷは出しにくいといった状態になってしまうのですね。

また、ストレスによってげっぷが出しにくくなることもあります。

妊娠中はホルモンのバランスが崩れて精神的にも不安定。

体もどんどん変化して、夫や家族、仕事へのストレスなども普段より感じやすい時期です。

ストレスが多くなると胃に空気はたまりやすくなるけれどげっぷは出にくいという状態になってしまいます。

□妊娠初期の出ないげっぷ、8つの方法で対処しよう

妊娠初期は胃に空気はたまりやすくなっていますがげっぷは出しずらくなっているので辛いですよね。

そんな時にできる対処法を8つご紹介します。

・背中をトントン叩く

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赤ちゃんが産まれるとミルクを飲ませた後にもげっぷをさせるためにやる動作です。

背中をトントンと叩いて胃に振動を与えることで胃の中の空気が動き、上に上がっていくのでげっぷが出やすくなります。

この方法は赤ちゃんにも使うので覚えておくと良いですね。

・深く深呼吸する

大きく息を吸ったり吐いたりします。

また、大きく吸った時に一度息を止めてしばらくしてから吐くという動作を繰り返します。

この方法でも胃の中の空気が動かされてげっぷが出やすくなります。

ただし、無理な呼吸を繰り返すとお腹が張ることもあるので注意しましょう。

・ツボを押す

げっぷが出やすくなるツボがあるのでそこを押します。

気舎というツボで胸骨と鎖骨の境目の上の部分にあります。

こけつというツボはみぞおちにあり、押すと胃の症状全般に効果があります。

・炭酸飲料を飲む

炭酸飲料を飲むことで胃の中の空気を増やしてげっぷを出しやすくします。

妊娠初期はつわりなどで気分が悪い時に炭酸飲料を飲むとすっきりすることがあるのでオススメの方法です。

しかし、糖分やカロリーには注意が必要なので飲みすぎないようにしましょう。

・消化の良いものを食べる

消化に悪いものを食べていると胃の働きが悪くなりげっぷも出にくくなります。

一旦胃を休めるつもりでおかゆやうどんなどの消化に良いものを食べると胃が元気になるのでげっぷも出やすくなります。

・体の角度を変えてみる

胃の中の空気が引っかかっているとげっぷが出ません。

体の角度を少し変えてみて空気を出しやすくしてみましょう。

赤ちゃんにげっぷをさせる時はお母さんの肩にうつ伏せにもたれるような姿勢で抱くとげっぷが出やすいです。

少し前かがみの斜めの状態がげっぷが出やすい姿勢です。

□妊娠初期の苦しい出そうで出ないげっぷには6つの対処法

妊娠初期は様々な要因からげっぷが増えてしまうことがわかりました。

また、げっぷは増えるのにげっぷが出しにくい体質になってしまうのも妊娠初期。

げっぷが出そうなのに出ないのはお腹が張った感じがして苦しいですよね。

そんな時にはげっぷが出やすくなる8つの対処法を試してみてください。

・背中をトントン叩く

・深く深呼吸する

・ツボを押す

・炭酸飲料を飲む

・消化の良いものを食べる

・体の角度を変えてみる

妊娠初期にも上手にげっぷを出して苦しさから解消されてください。