妊婦はビタミン剤を飲んじゃダメ?妊娠中のビタミン剤効果や影響4つのポイント

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手軽に様々な栄養を摂取でき、美容や健康にも活躍するビタミン剤。

肌荒れや口内炎の解消にも効果があり、お薬より安心して飲む事ができるのが魅力ですよね。

そんなビタミン剤ですが、妊娠中も妊娠前と同じ飲んでもよいのでしょうか?

妊娠中は何かと食べ物や栄養素に気を遣う為、心配になりますよね。

そこで今回は、気になる妊娠中のビタミン剤に関する情報をまとめてみました。

この記事のポイントは大きく分けて4つです。

  • 妊娠中にビタミン剤は飲んでもいいのか
  • 妊婦さんが注意するべきビタミン
  • 妊婦さんにおすすめのビタミン剤
  • 肌荒れや口内炎、風邪の予防などに使用しても大丈夫?

この記事を読んで、妊娠中も上手にビタミン剤を活用してくださいね。

それでは、まず妊娠中のビタミン剤の使用について解説していきたいと思います。

妊婦さんはビタミン剤を飲んでもいいの?

結論から言いますと、妊娠中であってもビタミン剤を飲むことができます。

ただし、過剰な摂取や妊娠中に適さない栄養素のビタミン剤は控えるべきでしょう。

妊娠中に飲まない方が良いビタミン剤は?

妊娠中の摂取量に注意したいビタミンに、ビタミンAが挙げられます。

ですが、これはビタミンAを摂取しないで!という訳ではありません。

食品やサプリなどから、ビタミンAを過剰摂取しないように注意するべき、という見解です。

なぜビタミンAが妊娠中に良くないと言われるのでしょうか?

それは脂溶性のビタミンA(レチノール)の過剰摂取により、胎児の奇形に繋がる恐れがある為です。

ちなみに、ビタミンAには大きく分けて二つの種類があります。

ひとつは先程挙げたレチノールと、もう一つはにんじんなどの野菜に含まれるβカロテンです。

βカロテンに関しては、レチノールが足りない場合にだけ過剰摂取による赤ちゃんへの心配はありませんので安心してくださいね。

妊婦さんのビタミンA推奨摂取量は670μgREであり、上限量は3000μgREと厚生労働省より定められています。

食事に加えてビタミン剤やサプリメントを服用する事で、この上限量を越してしまう事が考えられますよね。

また、摂取するビタミンAのサプリがβカロテンであれば問題はありませんが、レチノールである可能性もあります。

このような理由で、ビタミンAに関してはビタミン剤などでの摂取を控えた方が良いと言えます。

ビタミンAが多く含まれる食材に関しては、妊婦とビタミンA~妊娠中のビタミンAの摂取量とおすすめ食品5選 にまとめています。

過度な摂取は控えて、できれば食事から上手にビタミンAを摂取しましょう。

肌荒れ改善の目的でビタミン剤を飲んでもいい?

妊娠中はホルモンバランスの乱れにより、何かと肌トラブルに悩まされがちです。

このような肌トラブルを改善するために、ビタミン剤を摂取する方もいらっしゃいますよね。

特にチョコラBBにお世話になっている方も多いのではないでしょうか?

ドリンクタイプや錠剤タイプなど、種類豊富に発売されていますよね。

結論から言いますと、チョコラBBは妊娠中も授乳中も問題なくビタミン補給として使用する事ができます。

チョコラBBには、肌のケアや疲労回復に効果的なビタミンB群(ビタミンB2、B6、B1)が多数含まれています。

風邪の予防や口内炎の回復にも役立つんですよ。

加えて、ビタミンB6にはつわりの吐き気を軽減する効果もあります。

つわりでお悩みだったり食事が偏りがちな妊婦さんは、チョコラBBなどのビタミン剤で補給することも視野に入れてみてはいかがでしょうか?

ただし、ドリンクタイプのチョコラBBジョマやハイパーなどにはカフェインが入っていますので、過剰摂取には注意してくださいね。

使用するのであれば、錠剤タイプをおすすめします。

妊婦さんの悩みでもある色素沈着に効果的な、ビタミンCを配合しているタイプのチョコラBBピュアもありますよ!

ビタミンCが鉄分の吸収を促す作用もあるので貧血に悩む妊婦さんにおすすめの栄養素です。

便利だけど、ビタミン剤に頼り過ぎてはいけない?

ビタミン剤は手軽にビタミンが摂取できて、食事よりも効率が良いのでは?と感じますよね。

ですが、ビタミン剤に頼りすぎは禁物です。

なぜならビタミン剤やサプリメントはあくまで足りない栄養を補う目的の物であり、栄養が摂れるからといって食事の代わりにはなり得ないからです。

食事をおろそかにし、ビタミン剤に頼り過ぎて不健康になってしまったら、元も子もないですよね。

基本的なビタミンは食事から摂取するようにし、どうしても足りない部分をビタミン剤で補う、という使い方が一番良いでしょう。

また、添加物や栄養素の面でも、過剰摂取はせずにしっかりと用法容量を守って取り入れてくださいね。

妊娠中でもビタミン剤は使用OK!上手に取り入れる事が大事。

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妊娠中であってもビタミン剤を使えないという事はありませんし、効果的に使えば体調の管理にも役立ちます。

ただし、同時に何種類ものビタミン剤を併用したり、頼り過ぎるのはやめましょう。

ビタミン剤に関して心配な場合は、かかりつけの医師に相談すると良いでしょう。

基本的な栄養は食事からの摂取をメインに、ビタミン剤はあくまでその補助的な役割としての使用を推奨します。

妊婦さんでも使えるビタミン剤を上手に利用して、妊娠中も健康的な日々を送りましょう!

関連記事:妊婦にビタミンは必要?目安の摂取量や食品、摂取方法など5つの注意点