赤ちゃんの寝相が悪いのは危険?新生児・幼児の寝相が悪い原因と5つの対策

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寝返りが自分でできるようになるころから、赤ちゃんの寝相に驚くことがあります。

一緒に寝ていたら、赤ちゃんにかかと落としをされたということもしばしば。

大人と比べて、赤ちゃんや子どもは、なぜあんなに寝相が悪いのでしょうか。

実は『寝相が悪い=危険、悪いこと』ではないのです。

しかし、赤ちゃんの寝相が悪いと心配なこともでてきます。

「寝返りによりうつぶせになり窒息してしないの?」

「寝相が悪い過ぎるのは病気?」

「寝冷えが心配…。」

そうは言っても、夜中にずっと赤ちゃんの寝方を観察することも無理ですよね。

今回は、赤ちゃんの寝相について、

  • 赤ちゃんの寝相が悪い原因
  • 赤ちゃんの寝相対策5つ

赤ちゃんの寝相が悪い理由と、有効な対策を5つご紹介していきます。

赤ちゃんの寝相が悪い原因はこれ!

赤ちゃんの睡眠

浅い眠りであるレム睡眠と深い眠りであるノンレム睡眠が繰り返されています。

寝返りや寝言や夜泣きなどは、レム睡眠の際に起こっています。

大人のレム睡眠は全体の睡眠の約2割で、赤ちゃんは約5割といわれています。

ということは、赤ちゃんのほうが大人に比べて浅い眠りの時間が長く、

その分身体を動かすことに繋がります。

また、身体を動かすことで、疲れやコリをほぐしていると考えられています。

赤ちゃんの体温

赤ちゃんは大人に比べると体温が高く、お布団をかけすぎていると足で蹴って抜け出そうとします。

寝ているときは、起きているときに比べても体温が高いので、想像以上に暑がっているかもしれません。

赤ちゃんの様子をみて、頭に汗をかいていないか、寝苦しそうではないか観察してあげましょう。

暑そうであれば、布団を薄いものに変更してもよいですね。

また、手足から熱気を放出するので、布団から手足を出してあげてもよいでしょう。

赤ちゃんの脳

人は眠ることで、一日に起きた事を記憶していきます。

赤ちゃんも同じく、寝ている間に脳が覚えていくのです。

覚えていく上で、手足も合わせて動いているときがあります。

もしかしたら寝返りの練習をしているのかもしれませんね♪

赤ちゃんの寝返りは、毎日の『成長の証』なのです。

寝相が悪い赤ちゃんにできる対策

寝相が悪いということは、それだけ赤ちゃんの脳がしっかりと成長しているので、無理に窮屈な空間にいれて身動きを取れなくするなどの必要はありません。

しかし、やはり安全対策やその他にも気を付けて置くべきことがあります。

周りの環境などをしっかりと整えて、安心して赤ちゃんもお母さんも寝ることができるようにしましょう。

ベッドガードを付ける

ベビーベッドには柵があるので、ベッドから落ちる心配もないから大丈夫!

…というわけではありません。

赤ちゃんが寝返りを打ったときに、ベビーベッドの柵にゴチンと身体や頭をぶつけてしまうことがあります。

厚みのあるクッション性の高いベッドガードをつけてあげましょう。

夏は風通しが悪くなり暑くなってしまうので、扇風機で風を回し工夫をしてみましょう。

ベッドで眠っている場合も、下に落ちないようにベッドガードなどベッド用のもので安全対策をします。

お布団で寝ている場合

お布団で寝ていると、想像以上に赤ちゃんの寝相による移動距離が広くなります。

横で一緒に寝ていたのに、目を覚ますと足元に、しかも逆さまに寝ている!なんてこともあります。

布団を敷いている周りに危険なものが何もなければよいのですが、

どんどん転げてしまうことを防ぐために、お布団の周りにクッションや座布団を敷き込み、

高さをつけることで移動距離を調整することができます。

固めの布団やマットレス

赤ちゃんは寝返りをうち、そのままうつぶせの状態で寝ることもあります。

うつぶせ寝のほうがぐっすり寝ることができる赤ちゃんもいるのですが、窒息や乳幼児突然死症候群などを生じやすくなるなど危険な面もあります。

だからといって、寝返りをしないようにしてうつぶせにしないのではなく、対策としては、固めの敷布団やマットレスを敷くようにしましょう。

柔らかいお布団だと、そのまま顔が埋もれてしまうので、できるだけ心地の良い固さのものを選んでください。

枕も顔が埋もれてしまう可能性があるので、できれば置かない方がよいでしょう。

スリーパーを活用

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寝相が激しい赤ちゃんや、お布団をよく蹴っている赤ちゃん、子どもたちも同じく、やはり気になるのは『寝冷え』ですよね。冬は特に気になります。

お布団を何度もかけてあげるのに、気づけばすぐにお布団をはいでいて困っているお母さんも多いのではないでしょうか。

スリーパーを使ってみましょう。

ベスト型になった毛布で、寝返りしてお布団からでてしまっても、寝冷えの心配がなくなります。

室内用の上着としても活躍してくれるので、1枚あると便利ですよ。

しかし、最近のスリーパーは厚手のものやフリース生地のものなど種類も豊富です。

暑がりの赤ちゃんもいるので、赤ちゃんの体質にあった素材のスリーパーをご購入されてくださいね。

スリーパーでは暑そうだなと感じたら、代わりに腹巻を巻くのもおすすめです。

パジャマの着せ方を一工夫

もう一つ、寝冷え対策があるのでご紹介します。

赤ちゃんや子どもたちに着せているパジャマの着せ方です。

ロンパースのパジャマは当てはまらないのですが、上下別のパジャマを着せている場合、寝相が悪い時はお腹がでてしまうことがあるので、上を下のズボンの中に入れるようにしましょう。

お腹が出て、そのまま寝ているという状況が減るので、お母さんも少し安心できるでしょう。

まとめ

寝相が悪いのは赤ちゃんが成長している証です♪

安全対策をしっかりと行い、温かく見守っていきましょう。

しかし、様子がいつもと違う、異常な寝相の悪さの場合は、体調が悪い・睡眠障害も考えられるので、かかりつけ医に相談してください。

最近では、赤ちゃんの寝相の悪さを楽しむ写真もありますね。

面白い寝方を逆手にとり、寝相アートを楽しんでいるご家庭もあります。

心配事をできる限り取り除いで、赤ちゃんの寝相の悪さも楽しんでみてくださいね。