赤ちゃんに扇風機は注意!事故や死亡事例と乳幼児の扇風機4つの対策

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夏になるとかかせない扇風機。

エアコンと併用したり、扇風機だけで過ごしたり……人によって利用方法はさまざまですが、あるとないとじゃ夏の快適さは大違いです。

経済的でエコ、とても便利な扇風機ですが、赤ちゃんが産まれたら使用するとき注意しなければならない危険な代物になります。

指を入れて羽根で手を切ってしまったり、電気コードで遊んで感電したり……などなど、事故の危険が多々あります。

そんな扇風機に赤ちゃんは興味津々。息子もそうですが、たいていの赤ちゃんは扇風機が大好き。

羽根が動くのが面白いのか、丸い形が気になるのか理由は定かではありませんが、遠ざけても近くに寄りたがり、触りたがります。

ネットカバーをかけていて良かったと何度ほっとしたことでしょう。

そんなこともつかの間、少し成長すると今度はボタン攻撃がやってきます。

つけては消してつけては消して……まったく涼しくなりません。

ボタンが飽きると今度は倒して遊びだし……扇風機が分解……ここでさすがにストップ。

また扇風機を組み立て、息子の手が届かないところへと移動させたのでした。

こんな風に赤ちゃんの遊び道具にもされてしまう可能性がある扇風機ですが、とても便利な家電です。できることなら賢く利用したいですよね。

この記事では赤ちゃんのいる家庭での扇風機使用の際に必要な情報をご紹介します。

ポイントは4つです。

  • 赤ちゃんに扇風機を使用しても大丈夫?
  • 扇風機を使用するときの注意点。
  • 赤ちゃんの扇風機事故2例。
  • 扇風機のオススメ赤ちゃん対策グッズ。

最後まで読んでいただければ、赤ちゃんがいても扇風機を快適に利用できるはずです。

ぜひ参考にしてくださいね。

赤ちゃんに扇風機を使用しても大丈夫?

使用しても大丈夫ですが、やや注意が必要です。

これだけは守っていただきたいのが『扇風機の風を直接あてない』こと。

身体が冷えすぎてしまい、お腹を下したり、風邪などの体調不良になりやすくなってしまいます。

扇風機を使用するときの注意点。

時として赤ちゃんのおもちゃ化する扇風機、どういったところに注意して使用すればよいでしょうか?

直接赤ちゃんに風をあてないで、間接的にする。

極端な身体の冷えを防止するために、赤ちゃんに風を間接的に送るようにします。

扇風機は窓の近くに置いて、首振り機能などで風を循環させるようにしましょう。

室内温度が冷えれば、赤ちゃんも涼しく感じるはずです。

連続使用に抵抗がある方はタイマー機能を利用してもかまいませんが、停止したあと室内の気温が上昇しますので、充分熱中症には注意してください。

また、水分補給をこまめに行うことを忘れずに。

猛暑のときはエアコンを併用する。

極力エアコンを使用したくないという方もいらっしゃると思いますが、実は扇風機よりもエアコンのほうが赤ちゃんへの負担を減らせることも。

猛暑なのに扇風機だけ使用するのは大人も赤ちゃんも少々酷です。

エアコンの温度を28℃に、扇風機を上に向けて空気を循環させるなどして快適な温度まで下げてあげるようにしましょう。

ここで注意していただきたいことがひとつ。

エアコンを使用しすぎると、赤ちゃんが自然な形で体温調節ができなくなってしまいます。利用しすぎには気を付けてください。

しかしそればかり気にして使用せずにいると、今度は汗疹や熱中症などになってしまう危険があるので上手に併用するのがベストです。

赤ちゃんの扇風機事故2例。

まず、指を入れて切ってしまう事故です。

最悪の場合、指が断裂してしまう可能性も。未然に防ぐために、ネットカバーを必ず利用してください。

次に、扇風機の風を直接あて続けたことにより、体温調節ができずに低体温症になってしまう事故です。

赤ちゃんを直接扇風機の風にあてることは絶対に避けましょう。

扇風機のオススメ赤ちゃん対策グッズ。

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羽根のある扇風機の場合、安全対策として『ネットカバー』は必須です。

赤ちゃんは指が細いので羽根に触れられることができてしまいます。

それを予防してくれるカバーを必ず着けてから使ってください。

1枚だと指が入ってしまう場合は2枚にすることで、入らないようにできますよ。

ダイソンの『羽根のない扇風機』や、銭湯にあったような『壁掛けの扇風機』ですと事故の可能性が減ります。

今後扇風機を購入したいと考えているご家族は検討してみるのもいいかもしれません。

その他『コンセントカバー』を利用し、赤ちゃんに電気コードをいじられないようにしたり、ベビーゲートの奥に置き、赤ちゃんから遠ざけたりすると、安全度が増します。

ご家庭にあった安全対策グッズで、赤ちゃんを悲しい事故から守ってあげてくださいね。

扇風機を使用するときは、細心の注意を払ってくださいね。

冷えは万病のもとです。

それは赤ちゃんも同じ。

身体を冷やしすぎないよう常に気にして扇風機を使用しましょう。

ここ数年、温暖化のせいなのでしょうか猛暑が続いています。

40℃近い気温のときは、扇風機だけでは少々過ごすのが辛い日もあることでしょう。

そんなときはエアコンを併用しても大丈夫です。

赤ちゃんに害があるものではありませんので、扇風機とエアコン、夏を快適に過ごさせてくれる電化製品2つを、気温に合わせて上手に利用してくださいね。