赤ちゃんの離乳食でカリフラワーはいつから食べて大丈夫?与え方とレシピ

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サラダや和え物など、和食にも洋食にもぴったりのカリフラワー。

あっさりした味わいですが、赤ちゃんの離乳食には向いているのでしょうか。

私には娘が一人おり、離乳食を食べさせていた時期には、「この野菜はいつから食べさせていいの?」とかなり慎重になっていました。

我が家にとってカリフラワーは定番野菜ではなく、たまに購入するくらいだったので、与えられる時期を迷ったことを覚えています。

  • 赤ちゃんにカリフラワーはいつからOK?
  • 上手に食べさせるポイントを知りたい!
  • アレルギーも気になる!
  • 簡単♪赤ちゃん向けレシピ

私のように赤ちゃんにカリフラワーを与える時期に迷っているという人のために、離乳食とカリフラワーについて詳しく調べてみました。

上手に離乳食に取り入れて、赤ちゃんにいろいろな野菜を味わわせてあげられるといいですね!

赤ちゃんはカリフラワーをいつから食べて大丈夫なの?

カリフラワーはブロッコリーなどと同じ花野菜の仲間です。

モソモソした食感が特徴なので、「そもそも赤ちゃんに食べさせても大丈夫なの?」という疑問が浮かんだという人もいるかもしれません。

白くもこもこした花の部分は、加熱すると柔らかくなるので、赤ちゃんの離乳食がスムーズに進み、お粥を上手に食べられるようになったら5か月頃から食べさせることができるようになります。

葉や茎の部分はやや固く青臭さもありますが、しっかり加熱をして裏ごしをすれば食べさせることはできますが、あえて早い時期から与えなくてもいいです。

7か月頃からなど与える時期を少し遅らせてもいいでしょう。

カリフラワーは栄養満点!

カリフラワーは色の薄い野菜『淡色野菜』の仲間ですが、栄養バランスがよくヘルシーな食材として注目されています。

  • ビタミンC
  • ビタミンB群
  • ビタミンA
  • カリウム
  • カルシウム
  • マグネシウム

ずば抜けて含有量が多いのがビタミンCです。

ビタミンCは疲労回復や風邪の予防など様々な健康効果が期待されていて、赤ちゃんにも欠かすことができない栄養素です。

もうひとつ注目すべきなのはカリウム。

カリウムは体の塩分を排出する働きがあり、塩分バランスを保ちます。

また、カリウムが不足すると筋肉の成長の妨げになることがあるといわれており、積極的に摂取したい栄養素です。

赤ちゃんにカリフラワーを食べさせるときの3つのポイント

カリフラワーを赤ちゃんに食べさせるときには、どのようなことに気を付ければいいのでしょう。

赤ちゃんがおいしくカリフラワーを食べられるように、次の3つのポイントを押さえて食べさせてみてくださいね。

  1. 下ごしらえがカギ!
  2. 赤ちゃんが食べやすいように工夫しよう
  3. アレルギーにも気を付けよう

カリフラワーは下ごしらえがカギに!

カリフラワーは白い色が特徴の野菜で、あっさりした味わいかと思われがちですが、実はアクがある野菜のひとつでもあります。

味覚が敏感な赤ちゃんにとって、アクのもとである苦みや渋みは食べづらく感じてしまうこともあるでしょう。

カリフラワーのアクをしっかり取り除くためには、下ごしらえがカギとなります。

たっぷりのお湯を沸かし、塩、酢もしくはレモン汁、小麦粉のどれかを加えてゆで上げましょう。

・塩・・・カリフラワーの甘みが引き立ちます。塩味がつくので赤ちゃんが大きくなってからがおすすめです。

・酢もしくはレモン汁・・・アクを取り除くとともにカリフラワーを白く仕上げることができます。

・小麦粉・・・とろみがつくのでお湯が冷めにくく短時間で白くゆで上げることができます。

加える量は、お湯1リットルに対して大さじ1杯を目安にしましょう。

ゆであがったカリフラワーは水にさらさず、ザルに上げて冷まします。

カリフラワーは赤ちゃんが食べやすいように工夫

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カリフラワーはそのままだとモソモソしていて、赤ちゃんには食べにくい野菜です。

特に月齢の低い赤ちゃんは、カリフラワーをつぶしただけでは食べてくれないかもしれません。

上手に赤ちゃんがカリフラワーを食べられるように、月齢や離乳食の進み具合に合わせて工夫してあげることが大切です。

  • 5か月~6か月頃・・・すりつぶしてだし汁などでのばす
  • 7か月~8か月頃・・・つぶつぶが残るくらいにつぶしてだし汁などでのばす
  • 9か月~11か月頃・・・細かく刻んでほかの食材に混ぜる
  • 1歳以降・・・柔らかくゆでれば小さめにカットして手づかみ食べの練習に

カリフラワーはしっかり加熱をすれば簡単にすりつぶすことができます。

赤ちゃんが食べやすいように、赤ちゃんの様子を見ながら裏ごしたりすりつぶしたりといった工夫をしてくださいね。

カリフラワーのアレルギーにも注意!

離乳食が進むと、アレルギーのことも気になります。

カリフラワーにはアレルギーの心配はあるのでしょうか。

消費者庁が発表したアレルギーに関する情報によると、カリフラワーは重篤なアレルギー症状があらわれた症例数は少ないようです。

アレルギー表示が推奨されている27品目の食品にも含まれていません。

(参照:消費者庁『アレルギー表示について』より

アレルギーの症例数は少ないものの、カリフラワーアレルギーの人も一定数いるようです。

赤ちゃんにカリフラワーを食べさせるときも、「もしかしたらカリフラワーでアレルギーが出るかもしれない」ということを頭に入れておくことが大切です。

カリフラワーを食べさせたときに、

  • 口の周りが赤くなる
  • 口の中や喉が腫れている
  • じんましんが出る
  • 鼻水や咳
  • おう吐
  • 下痢

これらの症状があらわれた場合、アレルギーの可能性があります。

早めにかかりつけの小児科に相談するといいでしょう。

離乳食の基本でもありますが、初めてカリフラワーを赤ちゃんに食べさせるときは、

  • ひと口で様子を見る
  • 食べさせたあと1時間は様子を見る
  • 医療機関が開いている平日の午前中に食べさせる

この3つを守って食べさせるようにしてください。

簡単♪食べやすい!赤ちゃん喜ぶ離乳食レシピ2選

カリフラワーはボリュームがあるので、使い切る前に傷んでしまうという経験がある人もいるかもしれません。

カリフラワーをたっぷり使える赤ちゃん向けレシピを2つ紹介します。

味付けをすれば大人もOKのメニューですので、ぜひ試してみてくださいね。

カリフラワーのポタージュ

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○材料(赤ちゃん1人分)

カリフラワー・・・20g

玉ねぎ・・・10g

お湯で溶いた粉ミルクもしくは牛乳・・・大さじ3杯

水・・・適量

○作り方

1.カリフラワーは柔らかくなるまで下ゆでします。

2.玉ねぎは薄切りにします。

3.鍋に野菜を入れ、野菜がひたひたになるくらいの水を加えます。

4.野菜が柔らかくなるまでゆでます。

5.ゆで汁ごとミキサーに入れ、滑らかになるまで撹拌します。

6.お湯で溶いた粉ミルクもしくは温めた牛乳を加えて混ぜ合わせたら完成です。

※大人用はコンソメと塩コショウで味を調えましょう。

カリフラワーとブロッコリーの花野菜サラダ風

○材料(赤ちゃん1人分)

カリフラワー・・・10g

ブロッコリー・・・10g

粉チーズ・・・少々

○作り方

1.カリフラワーとブロッコリーは柔らかくなるまでゆでます。

2.月齢に合わせた大きさにカットします。

3.粉チーズを混ぜ合わせたら完成です。

※モソモソして食べにくそうであれば、だし汁などを加えてもOKです。

栄養価が高いカリフラワーを離乳食に取り入れよう

カリフラワーは定番野菜ではありませんが、栄養価が高く健康効果も期待される野菜です。

赤ちゃんにも積極的に食べさせて、大人も一緒にたっぷりとカリフラワーをいただきましょう。

赤ちゃんにカリフラワーを食べさせるときは、

  • アク抜きは必須!
  • 食べやすいように工夫しよう
  • アレルギーのことも考慮しよう

この3点をしっかり押さえて与えることが大切です。

カリフラワーは意外と日持ちしない野菜なので、冷凍保存をするのもおすすめです。

我が家でも離乳食用のカリフラワーは柔らかくゆでたものを、製氷皿などに入れて冷凍保存していました。

使う分だけ取り出せるのでとっても便利でしたよ。

ただし、冷凍したものでも一か月以内に使い切るようにしましょう。