妊娠超初期と生理痛の違いって?生理痛のような痛みの原因と3つ違い

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妊娠を意識していると、生理痛のような腹痛があれば、ダメだったのかな?と思うかもしれません。

でもそれはもしかしたら妊娠超初期症状なのかも?

早い人で、生理開始予定日前に妊娠超初期の症状に気づいてしまう事も。

妊娠超初期症状と生理痛の痛みの原因や見分け方、違いと順々にご案内していきますね。

  • 妊娠超初期の症状とは?
  • 妊娠超初期と生理痛との3つの違い
  • 妊娠超初期に生理痛のような腰痛や腹痛
  • 妊娠超初期に生理痛のような症状で危険性は?
  • 妊娠超初期に出血を伴う腹痛
  • 妊娠超初期に生理痛、薬は飲んでも大丈夫?

妊娠超初期の腹痛の症状とは?

そろそろ生理かな?と思ったら、いつもとは違う痛みの感じ方をする事があります。

もしかしたら、妊娠しているかも?と気づき始める人も。

これが妊娠超初期症状なのか、生理前の症状なのか見分けるのは難しいですよね。

妊娠超初期症状には、腹痛の他に以下のような症状が現れる事があります。

  • 生理痛のような腹部の痛み
  • うずくまってしまうほどの腹痛の痛み
  • 引っ張られるような腹部の痛み
  • チクチクした腹痛や鈍い痛み
  • 子宮周辺がムズムズする痛み
  • 恥骨の痛み

以下では、腹痛の原因や違いをご説明していきますね。

妊娠超初期の腹痛の原因

この時期は、体が妊娠してすぐの時期。

ほとんどの人は、症状が現れる事がなく過ごしていますが、中には妊娠超初期症状で腹痛が現れる人もいます。

原因としては、ホルモンバランスの急速な変化からホルモンの分泌量が増えて、妊娠前とは違ったホルモン環境に変化します。

女性ホルモンには、プロゲステロンとエストロゲンがあり、プロゲステロンは胃腸の働きを緩めてしまう働きがあるので、腹痛が起こるのです。

他にも、着床時に起こる「着床痛」が起こる事も原因の1つとされています。

  • プロゲステロン
  • エストロゲン
  • 着床痛

生理痛の原因

生理前になると、お腹が痛くなる事以外にも、イライラする事が増える、片頭痛に悩まされるといった困った症状が現れる事もあります。

生理開始予定日より少し前の時期からこのような症状が現れる場合は、月経前症候群(PMS)の可能性が考えられます。

プロゲステロン(黄体ホルモン)はPMSと深い関係性があるとされていて、ホルモンバランスの変化などの様々な原因があります。

妊娠超初期の生理痛と3つの違い

子宮の辺りが痛くなって、一番初めに頭に浮かぶ痛みの原因は生理痛ではありませんか。

実際には、常日頃の生理痛や生理の前の下腹部痛と照らし合わせると、若干重めに感じられたという人が多いようです。

見分け方は?

痛みの傾向は個々人で違ってくるので、下腹部痛の感じ方だけで妊娠超初期かどうかを見極めるのはハードルが高いです。

通常であれば、妊娠が原因の下腹部痛は便秘や下痢とは異なる痛みで、子宮の辺りが突っ張るようにして痛む傾向が強いです。

「通常よりも痛みが激しい」「下腹部一面が痛い」「通常であれば腰痛が一切無いのに腰痛が起こる」など、生理に影響される下腹部痛と異なるケースだと、妊娠している可能性が考えられるではないでしょうか。

  1. 激しい痛み
  2. 下腹部全体の突っ張る痛み
  3. 腰痛を伴う痛み

妊娠超初期に生理痛のような腹痛で危険なのは?

生理痛より酷い痛みがある時は要注意で、すぐに産婦人科へ受診しましょう。

更に出血を伴う場合は、同じく受診してください。

問題ない事も多いのですが、この時期は特に流産が多いとされていて、ほとんどは胎児側の原因とされています。

この時期は流産していても、まだエコー検査で確認できず、妊娠7週くらいまでは経過観察をしなければなりません。

通常と同じように生理がきて流れてしまう事もあるのです。その場合は、気づきません。

軽い下腹部の痛み程度であれば、妊娠超初期症状にも起こりやすい事ですので、さほど気にしなくても良いでしょう。

  • 酷い痛み
  • 出血

生理痛を伴う茶おりや出血があったら?

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妊娠超初期の症状の2つの腹痛や出血は、着床に影響されるものだとは断言できません。

着床に左右される腹痛や出血はそう長い間は継続しませんが、万が一、症状が継続的に渡っているとか痛みや出血が強かったりする際は異なる原因が疑われます。

その際の原因で想定できるものの1つが異所性妊娠です。

異所性妊娠とは、子宮内膜とは異なるエリアに受精卵が着床してしまうことになります。

この際の腹痛は、子宮とは異なるエリアに着床することになった受精卵の成長と共に生じます。

この痛みと出血の傾向は、開始時はチクチクとした重くない痛みと僅かな出血であるのが、少しずつ痛みが激しさを増して出血も多くなっていくというわけです。

そのうえで、この状態でそのまま放っておくと、卵管などが破裂して下腹部に突然の激痛が生じてしまうわけです。

それを避けるために、出血が当分の間、継続したり腹痛が酷くなってきたりという身体の変化を感じたら、子宮外妊娠可能性が上がってきますから、初期の内に診断が必要不可欠です。

こういったもののように、妊娠超初期の腹痛と出血は、適正な妊娠が理由の状況もあれば、子宮外妊娠などに原因があるということもあり得ます。

ご自身の身体の些細な変化を軽視しないで、不調や気がかりだったら、できるだけ早く産婦人科で診て貰うことが大切です。

  • 子宮外妊娠の可能性
  • 放置すると卵管破裂の危険性
  • 早急に産婦人科へ

妊娠超初期の腹痛?生理予定日1週間前の腹痛とは?

妊娠が成り立って直ぐの時期の腹痛であるのなら、生理開始予定日の1週間ほど前から気づく人もいるのです。

基礎体温をつけている人だと、高温期に突入してから1週間後くらいに気づく事が多いです。

痛みの傾向は人それぞれで、チクチクするような痛みが子宮近辺に生じる人もいたら、腹部一面に鈍痛が生じる人もいるわけです。

上記で述べた「着床痛」については、受精卵が子宮内膜に着床した際に引き起こされるものと考えられます。

生理開始予定日の約1週間前には、着床が終わっているので、着床痛と想定している人もいます。

更には、着床痛の後に「着床出血」と言われている不正出血がありましたという人もおりますが、妊娠超初期症状の中に着床出血も含まれています。

  • チクチクする痛み
  • 鈍痛
  • 不正出血(着床出血も含む)

妊娠超初期症状?生理痛?薬には注意を

妊娠超初期の下腹部痛に感付いた際に、心配なのはお薬が飲めるのかという事ですよね。

実際のところは、妊娠超初期に服用した薬が原因となって赤ちゃんに影響を与える可能性はほぼないとされています。

受精した後の2週間は受精卵が細胞分裂するのみですので、赤ちゃんの内臓や器官は現時点では作られていないからです。

ただし、ビタミンAといった脂溶性ビタミンを沢山含有する錠剤や、限られた人体に留まりやすい薬は必要以上に服用したら胎児の成長に影響を与えることがあります。

妊娠を望んでいる人は、飲用している薬や栄養補助食品が妊娠中に服用可能か否か、あらかじめ医療機関に問い合わせておくことで安心できますね。

まとめ

妊娠を望んでいる人には、生理痛のような痛みが起きると少し残念な気分になってしまう人もいるでしょう。

でも、その症状は妊娠超初期症状かもしれません。まだ諦めるのは早いですよ。

妊娠超初期症状が現れたら、体を冷やさないようにして、腹部を圧迫しない服装でゆったりと過ごして下さいね。

薬の服用にも十分に注意しておきましょう。

まだまだ出産は先ですが、体は急激にお母さんの体へと変化していきます。

心もゆっくりとお母さんになる準備をし、ストレスを溜めないようにリフレッシュしながら妊婦生活を過ごして下さいね。