妊娠初期は外出禁止?影響や4つの注意点とオススメ外出先3選

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妊娠初期はあまり外出しない方がいいと聞いたことのある妊婦さんがいるかもしれません。

妊娠初期はつわりがはじまるなど、体調が安定しにくく、流産の可能性が高い時期でもありますよね。

では実際のところ、妊娠初期の外出はどうなのでしょうか?今回は妊娠初期の外出についてお伝えします。

  • 妊娠初期の外出は大丈夫?
  • 妊娠初期に安静にした方がいい3つの妊婦さんの特徴
  • 妊娠初期の外出の6つの注意点と交通手段の4つの注意点
  • 妊娠初期のオススメの3つの外出先

妊娠初期の体調が安定しない時期でも、気分転換などで出かけたい時も有るかと思います。

そんな妊婦さんでも妊娠初期の外出について上記のことを知って上手く活用して、少しでも楽しいマタニティーライフを送ってくださいね。

妊娠初期の外出はいいの?

妊娠初期は、外出はしてもいいのかどうか気になりますよね。

妊娠初期は妊娠経過に問題がなければ、基本的に日常生活を送る上での外出は全く問題はありません。

また仕事をしている場合には、仕事の内容にもよりますが止めなくてはいけない、ということもありません。

とはいえ、妊娠経過によっては外出を控えた方が良い妊婦さんがいるのも確かです。

医師から特に安静の指示が出されていなければいつも通りの生活を送って大丈夫です。

妊娠初期に安静にした方が3つの良い妊婦さんの特徴

妊娠初期は日常生活を送るのであれば問題ありませんが、中には安静にした方がいい妊婦さんもいます。

ではどんな妊婦さんが安静にすべきなのでしょうか?

  • 出血がある
  • おりものが茶色、あるいはピンクである
  • 過去に繰り返し流産した経験がある

上記の3つに当てはまる妊婦さんは、基本的に妊娠初期に安静にしていた方が良い妊婦さんです。

出血といっても着床時の出血は気にしなくても大丈夫ですが、妊娠成立後の出血には注意が必要。

また、茶色やピンクのおりものが出ている状態でも安静にしておく必要があります。

茶色やピンクのおりものは鮮血が酸化により変色したもので、つまりこのような出血があった状態は少量の出血がある状態。

こういった状態の時には掛かりつけの医師に相談する必要もあります。

特に過去に流産を繰り返している方はできるだけ安静にしておく方が良いでしょう。

妊娠初期は流産の可能性が高い時期。

その中で妊娠初期の流産は赤ちゃんの染色体異常によるものがほとんどです。

また母体側の原因としては黄体機能不全や、子宮内膜症、子宮筋腫などがありますが、ほとんどが赤ちゃん側の原因によるもの。

したがって初期の流産は止める手立てが少なく、基本的に安静にしていることしかできません。

過去に流産を繰り返している人は医師から安静にするように言われることが多いのです。

妊娠初期の外出の6つ注意点

妊娠初期に外出する時にはいくつかの注意点があります。

  1. 体調の良い時にする
  2. 自宅から近い所にする
  3. 長時間の外出はしない
  4. 込んでいる時間・場所は避ける
  5. 服装はゆったりめで、調整できるようにする
  6. 足元はスニーカーやぺたんこの靴にする

冒頭でも述べましたが、妊娠初期は体調が安定しません。

できるだけつわりが軽い日を選ぶなど、予定よりも体調を最優先しましょう。

また自宅近くの場所に出かける程度にし、遠出は止めておく方が賢明です。

妊娠初期は体調がよくても、出先で気分が悪くなったり、貧血やつわりが悪化したりなど、急な体調不良が起こることはよくあります。

また、免疫力が低下しがちで様々な感染症にかかるリスクも高くなります。

長時間の外出やディズニーランドを含めたテーマパークや、イベント会場のような人が多い場所もできるだけ避けましょう。

一見非現実的な世界に身をおくことで気分転換できるように思えますが、妊娠すると思っている以上に体は疲れやすくなります。

加えて妊娠すると免疫力が低下します。

人ごみの多い場所ではそれだけ風邪などの感染症を貰う可能性が高くなるということ。

また、妊娠初期だとお腹のふくらみがまだ小さいため、妊娠前と同じような服装のままの妊婦さんが多いかと思います。

そうすると妊娠初期は妊婦だと分かりにくいため、ぶつかられるということも可能性としてはあります。

見た目にはわからなくても、あなたは立派な妊婦さんです。

服装に関しては、体調変化を考慮してゆったりめにしておきましょう。

また冷房や暖房などにも対応できるように重ね着などにして自分で体温調節ができるような服装が好ましいですね。

足元は転倒する可能性を減らすために、スニーカーやペタンコの靴にし、ヒールがあるものは避けましょう。

妊娠初期の外出の交通手段の4つの注意点

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妊娠初期に外出しなければいけない時に、目的地まで何で行くかというのは妊婦になると少しばかり注意が必要になります。

基本的にはどの交通手段も妊娠していても利用することは可能ですが、中には利用を避けた方が良いものや、利用時に注意した方が良いものがあります。

  1. 新幹線や電車はラッシュを避ける
  2. 車はできるだけ運転してもらう
  3. 自転車は避ける
  4. 船や飛行機は避ける

新幹線や電車は通勤時には非常に込みます。

満員電車や混雑したホームでは人にぶつかる可能性が高いため、混雑する時間滞は避けるようにしましょう。

また、妊娠中は車の運転はしてはいけないものではありません。

ですが妊娠すると集中力が散漫したり、判断力や注意力が弱まったりします。

できれば旦那さんに運転してもらうなど、自分自身での運転は極力控えるようにしましょう。

そして自転車は日常的に使用している方も多いかと思いますが、妊娠が分かったら止めておいた方がよいです。

自転車は転倒する危険性が高く、振動が子宮に直接伝わってしまいます。

妊娠初期はただでさえ流産しやすい時期。

振動が必ず流産に繋がることはありませんが、子宮が収縮するきっかけになることは十分に考えられるので妊娠がわかったら自転車に乗るのは止めておきましょう。

4つ目ですが、船や飛行機は、妊娠初期は止めておきましょう。

どちらも妊娠初期は乗ってはいけにという規制はありません。

ですが船は揺れが酷く、つわりなど体調の悪化に繋がります。

また飛行機は長時間同じ姿勢でいること、酸素や気圧の変化が体への負担に。

新幹線もそうですが、飛行機や船は一度乗車すると、次の目的地に着くまで車のように簡単に乗降できません。

よって、急な体調変化に対応がしにくい乗り物といえます。

こういったことから、妊娠初期の長時間の外出や、遠出は体への負担や流産の可能性など万が一の事を考えるとやはりオススメできません。

妊娠初期のオススメの3つの外出先

妊娠初期でも安心して外出できるようにオススメの外出先を挙げます。

  • 屋内であること
  • 自宅から近いこと
  • 妊娠前に行ったことのある所

妊娠初期に外出するときは気温や日差しなどの影響を受けにくい屋内の方がオススメです。

また体調が悪くなってもすぐに帰れるように自宅から近い場所がいいでしょう。

途中で「外出したくない」と気分が変わってもすぐに引き返せます。

外出先は初めての場所の方が気分転換にはなりますが、行ったことのある場所の方が土地勘もあるし疲れにくいですね。

まとめ

妊娠初期の外出は妊娠経過に問題がなければ、特に問題はありません。

とはいえ妊娠初期でも出血をしていたり、過去の妊娠経験によっては安静にしていた方がいい妊婦さんもいます。

妊娠初期はつわりなどを含め体調が安定しない時期。

外出するときは、短時間、近場で済ませるようにしましょう。

妊娠初期は一見いつもと変わらないように思えますが、体は疲れやすくなっています。

何よりも体調を最優先し、無理のない範囲での外出にとどめましょう。