妊活中の運動量はどれくらいがベスト?運動量と運動不足やしすぎ4つの注意点

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健康的な生活には欠かせない運動。ジムや自宅でストレッチなどをしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

生活習慣や食生活を見直し、体の内側から妊娠体質を整えたい妊活中ですが、実は適度な運動も妊娠体質により近づくための手段なのです。

しかし、妊活中はどれくらいの運動をしていいのか悩みがちです。もしも激しい運動で流産してしまったら?運動してはいけない時期はある?など、ちょっと心配ですよね。

そこで、今回の記事では、妊活中の運動に関する疑問やアドバイスをまとめてみました。

記事のポイントは3点です。

妊活に運動は効果的か?どんな効果がある?

妊活中に運動する際に注意しなければならない点

妊活中におすすめの運動のご紹介

この記事を読めば、ちょっと不安のある妊活中の運動も安心です!妊活中に運動をしようかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

それでは、まずは妊活中の運動がもたらすメリットに関して、説明していきたいと思います。

運動不足は妊娠を遠ざける!?妊活中に適度な運動をするべき理由

運動は、妊活に限らず生活習慣病の予防や、健康的な体を維持するためにも欠かせないものです。

しかし、便利なことが増えた現代においては、昔のように沢山体を動かせる機会がなくなってきました。

年齢が上がるにつれてさらに運動の機会は減り、運動不足を感じる方も多いのではないでしょうか?

運動は体力や筋肉の維持にも拘わっており、運動が不足すると筋肉の減少から疲れやすくなったり、日常生活において支障が起きる事も。

また、運動不足によりエネルギーが消費されず、脂肪になって体内に蓄積されると、肥満の原因にもなります。

約10ヶ月にも及ぶ妊娠には、母体の体力が必要ですし、太りすぎは妊娠を遠ざけます。

また、運動を行うことで血流が良くなり、冷え性の改善につながります。妊娠にとって体の冷えは大敵ですので、積極的に直していきたいですよね。

加えて、運動を適度にすることによって、睡眠時間が長くなったり、睡眠の質がアップします。体を動かす事がストレス解消や気分転換になったり、精神面でも良い影響をもたらし、ホルモンバランスの乱れを防ぎます。

妊娠体質になるには、まずは健康的な体作りから。妊活中の運動は、肉体面でも精神面でも、その手助けをしてくれるのです。

妊娠したらメニューを変えたほうがいい?

激しい運動をすると流産してしまうのでは?と心配になりますが、それが原因で流産するとは一概に言えません。

特に妊娠初期の流産に関しては、染色体の異常などの理由がほとんどです。

しかし、100%大丈夫とは言い切れないので、妊娠が発覚したら今までのメニューは控え、軽い運動やマタニティー向けのメニューに切り替えた方が安心できるでしょう。

比較的続けやすいウォーキングやストレッチなど、簡単な運動をするだけでもかまいません。自分のペースで予定を組んでいきましょう。

排卵日やその周辺の時期は運動をしても大丈夫?運動のし過ぎはダメ?

結論からいいますと、排卵日や排卵後、性交した次の日などに運動をしても何も問題はありません。

そういった日に運動をしたので、着床はしたが流産となった、妊娠が出来なかったという結果にはなりませんので、安心して運動を続けてもらって大丈夫です。

また、運動をしすぎたからと言って、流産に必ずつながるという事もありません。

妊娠後期や出産間近の激しい運動は、危険もありますし母体も動きづらくなるため控えるべきですが、妊娠がまだ不確定な妊活中は過剰に気にしなくても大丈夫ですよ。

とはいえ、わざわざ体調不良の際に無理に運動をする必要もありません。妊活中の運動は、自身の体調やコンディションに合わせて、適度に行ってくださいね。

妊活に向いている運動一覧!お手軽に始められるものから本格的なものまで

運動と一言で言っても、種類が多すぎてどんな事をすればいいのかわからない…そんな方に向けて、妊活中でも行いやすい運動をまとめてみました。

どれも簡単に行えるものばかりですので、余裕のある方は少しづつ始めてみましょう!

妊娠後や日常生活でも続けやすいウォーキング

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ウォーキングは特別な道具も必要なく、好きな時に行える手軽な運動の代表ともいえるでしょう。

脂肪の燃焼に重点を置く場合は早朝がおすすめですよ。

夜間のウォーキングは、成長ホルモンの分泌を促し、睡眠の質を向上させてくれます。

朝晩ウォーキングの為に時間が取れない方であっても、日常生活での移動や、休日の外出などでも行えるのが嬉しいところです。

効果的な方法としては、肘を曲げ背筋を伸ばし広めの歩幅で、だらだらではなくハキハキと歩く、と言ったことがポイントです。

ウォーキングは有酸素運動の為、最低でも20分は続けるように心がけましょう。

プールなどで行える水中ウォーキングは、ダイエットにも効果的です。ジムなどに入会していて、行ける機会のある方はこちらも挑戦してみてはいかがでしょうか?

参考動画|正しいウォーキング法を身に付けよう

ウォーキングからさらにステップアップしたい人はランニングを

ウォーキングを余裕で行えるようになったら、本格的にランニングへステップアップするのも効果的です。

ランニングは持久走を中心にするため、スピードよりも耐久力を付けるつもりで行うとよいですね。

正しいフォームで走ることで、より疲れにくく効果的にランニングを行う事ができますので、姿勢に気を使いましょう。違うコースを開拓したり、少しづつ走る回数や、距離を増やしていくのも楽しいですよ。

ランニングは体力や筋力の向上だけでなく、ストレスの解消や快眠などにつながり、健康的な体を作り妊活の手助けになります。

参考動画|フォームの基本/ コニカミノルタランニングプロジェクト

体の柔軟性を高めるストレッチやヨガで、体の血流を改善!

疲労がたまり硬くなった筋肉は、血流悪化の元。この血流の悪さが、いわゆるコリや体の不調に繋がってきます。

疲れのたまった体ではストレスも溜まってしまいますし、妊活をする元気もなくなってしまいがち。

お肌の調子も悪くなってしまい、女性にとっては嫌なことばかり…

そんな困ったコリですが、ストレッチやヨガは硬くなった筋肉を効果的に伸ばし、全身の血流を良くしてくれる効果がみこめます。

ゆっくり室内で行うイメージで、運動としてはあまり激しくないのでは?効果はあるの?と心配になる方もいらっしゃるでしょう。

しかし、ストレッチやヨガも立派な運動です。

ストレッチは柔軟性や筋肉をほぐす効果があり、ヨガはそれに加えて体幹が鍛えられる効果があるので、目的に合わせて選ぶとよいでしょう。

日常的に続けることで、妊活の敵でもある冷え性の改善や、凝りやすい、疲れやすい体質からおさらばできる事も。

妊活中に、余計なストレスにさらされなくなるという事ですね。

何も本屋紹介されているストレッチやヨガをすべて行う必要はありません。やりやすいもの、きつくないものからピックアップし、徐々に体を慣らしていくことが長く続けるコツですよ。

参考動画|妊活ヨガ・ストレッチ:卵巣の血流を良くして元気な卵を!「バイシクル」【日本妊活協会:不妊をゼロに】

1日10分! 赤ちゃん 来るよ! ホルモンバランスを整え、冷え性改善、不妊解消ストレッチ

男性にも効果抜群!妊活中の筋トレ

筋トレって筋肉を増やすためのトレーニングでしょ?妊活とはあまり関係なさそう…と思ってしまいますよね。ですが、実は筋トレは妊活中の男女に嬉しい効果をもたらしてくれるのです。

女性は体内の血流が良くなり卵巣の機能が向上しますし、今後妊娠した際に体を支えられる筋肉や腰痛の防止や、安全な出産が期待できます。

また、男性は筋トレを行うと精子に必要な男性ホルモンの増加につながります。血流の向上や、性欲の向上に役立つでしょう。

パートナーと筋トレを行うことで、絆が深まるきっかけにもなるかもしれませんね。ムキムキになってしまうほどハードで本格的では無くていいので、下半身を中心に軽く汗をかくくらいを目安に行うとよいでしょう。

参考動画|妊活にも筋トレは効くんです①男性編

妊活にも筋トレは効くんです②女性編

運動だけやればいいわけじゃない!食事や睡眠にも気を付けて

運動さえすれば妊娠し易い体質が手に入るわけではありませんので、注意が必要です。

運動をするためにはまず、バランスの良い食事からの栄養補給や、コンディションを整えるための質の良い睡眠が欠かせません。

運動をすることでお腹がすき食事をしっかり食べるようになったり、程よい疲れから夜はぐっすり眠る事ができるようになるので、この3つが揃えばとても健康的な好循環を作る事ができ、妊娠体質にも近づけるようになります。

とはいえ、妊活中なんだから運動をしないとダメだ!とか、今日は運動をさぼってしまった…など、気を使いすぎてしまうと、妊活の妨げにもなるストレスの原因となってしまうため、自分のペースでできる時に行うのが一番です。

今日はできなかったから、明日は少し頑張ろう!というのでもいいですし、今日は疲れたから明日はお休み!でもかまいません。

何であれ、大切なのは小さな頑張りでも継続する事なのですからね。

妊活中から上手に体を動かして、妊娠体質に近づこう!

いかがでしたか?妊活中の運動は、妊娠体質へ近づくために効果的な手段の一つであることがわかりました。

学生ではなくなると、なにかと運動する機会も減ってしまいますよね。

妊活を機に、今一度自身の運動について見直す事が出来ると、今後健康的な体を作る良いきっかけになるのではないでしょうか?

パートナーと一緒に運動を行えば、休日の息抜きや、更に仲を深める事もできるかもしれませんね♪

ブログで妊活中の運動を綴っている方も多くみられますので、閲覧すると自身の運動のヒントや妊活を頑張れる糧になります。

夢の妊娠出産に向けて体を整えるためにも、妊活中は自分のペースで上手に運動を行っていきましょう!