妊活中のよもぎ蒸しは効果的?子作り中のよもぎ蒸しの効果と3つの注意点

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「よもぎ蒸し」という療法を聞いたことはありますか?最近サロンなどでも、行っている場所が多くなってきました。美容や健康の他にも、産後の肥え立ちに効果的だと言われ、長い歴史を持つよもぎ蒸し。実は、妊活にも効果的だという事をご存知でしょうか?

今回の記事では、そんな女性が嬉しい効果が満載のよもぎ蒸しについて、方法や注意点などを中心に説明していきたいと思います。

記事のポイントは2つ。

よもぎ蒸しのもたらす効果について

妊活中によもぎ蒸しを行う上での注意点やアドバイス

妊活中によもぎ蒸しに行きたい!でも行ってもいいの?と、お悩みの方に向けて、役立つ記事になりましたら幸いです。

それでは早速、よもぎ蒸しの方法や効果について説明していきますね。

そもそもよもぎ蒸しって?どんな健康効果があるの?

よもぎ蒸しは、韓国で600年物歴史がある民間療法のひとつです。

よもぎを中心に数種類の薬草が入った鍋を煮立たせ、その蒸気を体に浴びることで、リラックスや美容、健康効果を得る事ができます。

この鍋は、よもぎ蒸し専用の穴の開いた椅子の下に置き、その椅子の上に座ることで、粘膜や下半身を中心に蒸気で体を温める仕組みです。簡単に言うと、薬用の蒸気を使ったサウナのようなものなんですね。

よもぎ蒸しをする際は、頭だけが出た大きいマントのような専用着を着る為、体全体や粘膜を薬用効果のあるスチームでくまなく温める事が出来るのが特徴です。

椅子への座り方を変えたり工夫する事で、全身を温めたり子宮を中心に温めたり、頭まですっぽりマントを被る事で顔や髪にも蒸気をあてる事ができます。

熱くなったらマントの中を仰いだり、マントを下げる事でクールダウンもできますよ。

特別な環境や機材などは必要ないので、道具や材料をそろえれば自宅で行うことも可能ですよ。

体がぽかぽかになり、たくさんの汗をかきますので水分補給は必須です。

自宅で行う際はやけどなどに注意しましょう。

よもぎ蒸しを行った後の肌は、薬用の成分がたっぷり吸収されていますので、当日はなるべくシャワーなどで流さない方か効果的です!

気になるよもぎ蒸しの健康効果は?

もともとは産後の肥え立ちに効果的だと行われていたよもぎ蒸し。下半身から温める事や、よもぎを中心としたさまざまな天然由来の薬草の効果で、女性に嬉しいメリットがたくさんあります。

ここからは、よもぎ蒸しがもたらす様々な効果について解説していきたいと思います。

下腹部の血行促進で、婦人病予防や生理痛の緩和が期待できる!

よもぎ蒸しを行い、膣粘膜にダイレクトに漢方成分のたっぷり入った蒸気をあてる事で、体が内側から温まり、下腹部や子宮の血行促進につながります。

皮膚の中でも、もっとも吸収率が良い部分が粘膜ですので、よもぎ蒸しはリラックスしながら効率よく薬草の効果を体に取り入れる事ができる方法の一つでしょう。

もちろん、粘膜以外の肌からも、漢方成分の入った蒸気は吸収されます。

また、妊活にとって子宮の冷えや血行の悪さは天敵です。

子宮が冷えている事で、動きが弱まり着床がしづらくなってしまったり、子宮や骨盤付近の血行の悪さは、婦人病の原因にもなりかねません。

血行が促進され冷えが改善されれば、生理不順や生理痛の緩和だけではなく、妊娠しやすい子宮の環境を整える事ができます。

こういった理由から、もし冷えの自覚がある方はよもぎ蒸しを試してみると、体質改善の助けになる可能性があります。

よもぎに含まれる香りにはリラックス効果が。更に、ホルモンバランスを整えてくれる!

ホルモンバランスの乱れも、冷え性と同じく妊活中は改善したいところ。

妊娠に欠かせない女性ホルモンはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の二種類。

特に黄体ホルモンは重要で、受精卵の着床や維持にも欠かせません。

子宮が冷えてしまう事で、この女性ホルモンの減少につながり、妊娠しづらかったり流産してしまいやすくなります。

よもぎの香に含まれるβカリオフィレンは、女性ホルモンの分泌を助け、自律神経の改善などの期待もできます。よもぎや薬草のいい香りで、発汗とともにリラックス効果も見込めますね。

このように、ホルモンバランスの改善は、妊娠しやすい体を作るための第一歩とも言えるでしょう。

よもぎ蒸しをする事で、体内の老廃物が出てスッキリ!

よもぎ蒸しで体を温める事によって得られる効果は、血液循環が良くなる、冷えが改善される、といったこ事だけではありません。

よもぎに含まれる「タンニン」の効果により、体内の毒素や老廃物を汗とともに体から排出する事もできます。

また、タンニンはポリフェノールの一種でもある為、抗酸化作用が期待できます。

体内や子宮内の毒素などを排出するだけではなく、卵子の質を保つこともできるので、まさに一石二鳥ですね。

妊活中によもぎ蒸しをするにあたって、注意点はある?

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このように、妊活や女性の美容などに効果的なよもぎ蒸しですが、いくつか注意するべき点があります。注意点を知っておけば、安心してよもぎ蒸しが受けられますよね。

そこで、ここからはよもぎ蒸しをするにあたって、気を付けるべき点を順番に見ていきたいと思います。

体にいいからと言って、無理して蒸気に当たるのは禁物!

せっかくの体に良い成分を逃すのはもったいない…という気持ちもわかりますが、よもぎ蒸しをしている途中で蒸気が熱すぎたり、体調がすぐれなくなってしまったらすぐにお休みしましょう。無理をして続ける事で、体調が悪くなってしまったら元も子もないですよね。

また、同じ場所にばかり熱い蒸気をあててしまうと、人によっては低温やけどの原因にもなってしまいます。

心地よくリラックスできる範囲で楽しみましょう。

よもぎアレルギーがある場合は受けられません

よもぎに対してアレルギーを持っている場合、よもぎ蒸しは行わないようにしてください。

もしアレルギーの自覚がなくても、よもぎ蒸しをしている最中に体にかゆみや湿疹が出てくるようであれば、アレルギーの可能性があります。

そのような場合は、すみやかにお店の方に知らせましょう。自宅で行う場合も、同様に注意が必要です。

衣服をすべて脱ぐため、生理中のよもぎ蒸しは控えて!

よもぎ蒸しをする際は衣服を全部脱ぎますし、特殊な椅子に座ります。

そのため、生理中の利用は避けましょう。衛生面などお店にも迷惑が掛かってしまいますし、生理中はただでさえ体調がよくない時期です。気分が悪くなってしまう可能性も十分に考えられますね。

予約をする際は、あらかじめ生理日に被らないかなどを考えておきましょう。

よもぎ蒸しをするのにオススメのタイミングや頻度としては、生理が終わった後に1回、排卵までの期間に1~2回が良いとされています。

妊活などで体質改善を目的とする場合は、まずは1~3ヶ月程、長期間継続的に行っていくと効果的ですよ♪

女性に嬉しい効果が満載のよもぎ蒸し!注意点を守りながら、自分へのご褒美にも♪

いかがでしたか?よもぎ蒸しはリラックス効果があるだけではなく、妊活中の女性の体を整えてくれる効果も見込めるんですね。

いい香りに包まれ、じんわりと汗をかくことによって体のリフレッシュにもなります。

食事や生活にも何かと気を遣う事が多く、人によってはちょっと大変な妊活中。そんな時は体質改善や自分へのご褒美も兼ねて、ぜひよもぎ蒸しにチャレンジしてみてくださいね♪