女の子の赤ちゃんのおまたの洗い方~赤かったり、痒がったりした時の対処方法

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「女の子の赤ちゃんのおまたはどこまで、どうやって洗ったらいいの?」新米パパ、ママが一度は考えることでしょう。

汚れが残っていてかぶれてもいけないし、洗いすぎて痛くなってもいけないし。

大切な赤ちゃんだからこそ悩んでしまいますね。

またオムツ替えの時にもどこまで拭いたらいいのか。

正しい拭き方があるのか気になるところでしょう。

女の子のおまたは洗いにくく汚れが溜まりがちで、トラブルも起きやすいです。

ここでは女の子の赤ちゃんのおまたの洗い方やトラブルが起きた時にどうすればいいのかなどをご紹介します。

女の子の赤ちゃんのおまたはどうなっているの?

おまたはとてもデリケートな部分です。

ゴシゴシ洗いすぎてもいけませんが、不衛生になりがちな場所なので、洗い残しがあると外陰炎や尿路感染症などの病気になってしまうこともあります。

産院でもおまたの構造や洗い方まで詳しく教えてくれるところは少ないです。

私が沐浴指導を受けた時も「こうやってやります。」と助産師さんが慣れた手つきでパパッと洗うのを見せてもらっただけでした。

そのため、退院後の沐浴で「これでよかったっけ?」と思ってしまったものです。

女の子のおまたの洗い方についてはまず、おまたの構造について知ることが大切です。

女の子のおまたは、奥まっていて足を持ち上げてみても表面の部分しか見えません。

その膨らんだ部分は大陰唇と言い、内側にある膣口や尿道口を守る役割をしています。

赤ちゃんのおまたを洗う時にはこの大陰唇の部分を洗うだけではいけません。

中に汚れが溜まるので、大陰唇を開いて中の汚れもきれいにしてあげましょう。

大陰唇の内側には小陰唇というひだがあり、ここに汚れが溜まりやすいです。

そして上側に尿道口、下に膣口があります。

女の子のおまたの洗い方

女の子のおまたを洗う時には「優しく」「素早く」「丁寧に」がポイントです。

ママとしてはきれいにしてあげたくて、じっくり洗おうとしてしまうでしょう。

しかしその時足を抑えたり、力が入ったりすると赤ちゃんは嫌がります。

赤ちゃんでも嫌なことをされると覚えていて、沐浴のたびに手足をばたつかせて泣くようになってしまいます。

汚れを残さないことは大切ですが、「優しく」「素早く」「丁寧に」を忘れないようにしてくださいね。

①石鹸を泡立てる

赤ちゃんの体を洗う時にはきれいな手で石鹸をよく泡立ててから洗いましょう。

赤ちゃんは皮膚が弱いので、擦ると刺激になってしまうからです。

泡でフワフワっと洗うようにしましょう。

②足の付け根から洗う

おまたはデリケートな部分なので、いきなりおまたから洗おうとするとキュッと足を閉じてしまうこともあります。

まずは足の付け根から洗っていきましょう。

足の付け根のシワにも汚れが溜まります。

シワに指を入れるような感じで洗い流します。

③おまたを洗う

外陰部は泡でフワフワっと撫でるように洗います。

中の部分は特にデリケートな部分なのでお湯だけでも大丈夫です。

小陰唇のひだの部分もきれいに洗い流してあげましょう。

中に石鹸が残っていると炎症の原因になります。

すすぎ残しがないようにしてあげてください。

④お尻を洗う

つい前ばかりを意識してしまいがちですが、肛門もきれいに流してあげてくださいね。

⑤乾燥させる

洗うことに注意がいきがちですが、実は洗った後乾燥させるというのも肌荒れをさせないために大切なことです。

体をきれいに拭いて、すぐにオムツを履かせると蒸れます。

オムツを履かせる前に少し時間をおいてお尻を乾かしてあげましょう。

私はまだ広げていないオムツをうちわのようにしてパタパタと仰いで乾かしていました。

しかし、オムツを履かせる前におしっこが出てしまっては大変です。

念入りに乾かす必要はなく、水気が飛ぶまででいいのでやってみてくださいね。

オムツ替えの時の拭き方は?

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女の子のオムツ替えは前から後ろへ拭くのが原則です。

後ろから前へ拭くとうんちが尿道口や膣口に入り、細菌感染を起こす恐れがあるため、お尻を拭く時には「前から後ろ」と覚えておいてくださいね。

おしっこの時のオムツ替え

おしっこの時のオムツ替えは簡単です。

オムツを外してお尻ふきで大陰部など見える部分を拭きます。

次に大陰部を軽く広げて、小陰部を拭きます。

ひだの部分には汚れが溜まりやすいので、注意してみてあげてください。

うんちの時のオムツ替え

うんちの時には前から後ろに拭いてきれいにしてあげます。

ゆるゆるうんちの場合には陰部に入り込んでしまうこともあります。

丁寧に拭き取ってあげてください。

うんちをしたことに気付かなくて、オムツを開けた時にはこびり付いていることもあるでしょう。

そのような場合にはお尻ふきで拭いて取ろうとしてもなかなか取れません。

お湯で流してあげると落ちやすくなるので、やってみてくださいね。

また月齢が小さいほど1日に何どもうんちをします。

下痢の時などはすごい回数出るものです。

その度にお尻ふきで念入りに拭いていると擦れて肌荒れを起こしてしまいます。

霧吹きにお湯を入れて吹きかけてから拭いてあげると落ちやすく刺激になりにくいです。

新生児の女の子のおまたから出血がある

「オムツを変えようとしたらおまたに血が付いている。」ママはビックリしてしまうことでしょう。

しかし、新生児の女の子のこのような出血は「新生児月経」と呼ばれ、珍しい症状ではありません。

胎内にいる時にママの女性ホルモンが影響して起こるそうです。

我が家にも2人女の子の子がいますが、2人ともありました。

第一子は産後入院中だったので、すぐに助産師さんに確認し、このことを教えてもらえたので良かったです。

ですが、この出血が起こる時期は個人差があるようで、次女は退院後でした。

第一子のことがあったので、心配はしていませんでしたが、知らなかったら慌てていたことでしょう。

新生児月経は生後1〜2週間でなくなります。

生理現象なので治療も必要ありません。

月経といっても出血量は極々少量です。

娘の場合「おまたに赤いものがついてるな。」くらいでした。

長引く場合やたくさん出血する場合には小児科に相談しましょう。

女の子のおまたに赤みがある時はどうする?原因は?

きれいにしているつもりでも不衛生になりがちなおまたはトラブルを起こしやすいです。

喋れるぐらいになれば、「ここかゆい」など伝えてくれますが、赤ちゃんは難しいですよね。

「オムツ替えの時に泣く。」「理由はわからないけど不機嫌」という時はおまたが痒かったり、痛かったりするのかもしれません。

痒がっている時は大概おまたは大陰唇を開くと赤くなっています。

おむつはただでさえ蒸れますが、女の子の場合には陰部が中にあり、常に湿気を帯びた状態になっています。

そのため細菌が繁殖して炎症を起こしやすいのです。

清潔を保つことが何より大切ですが、赤かったり、腫れているように見えたら小児科に相談してみましょう。

塗り薬がもらえます。

女の子のおまたに付く白いカスは何?

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新生児の頃には外陰部を開くと内側のひだの部分に白いカスがたくさんついています。

これは新生児胎脂というもので、オムツ替えや沐浴のたびに、自然に落ちていくので無理に拭き取って落とす必要はありません。

しかし、その後再びひだの部分には白いカスのようなものがつく場合があります。

これは恥垢と呼ばれる汚れです。

そのままにしていると細菌が繁殖し、炎症を起こす原因になります。

オムツ替えや沐浴の時にきれいに洗い流してあげましょう。

落ちにくい時は綿棒にベビーオイルをつけて拭くと落ちやすいです。

まとめ

赤ちゃんの体は清潔が第一です。

皮膚も弱く、大人よりもかぶれやすいので、日頃から注意して清潔を保ってあげるようにしましょう。