赤ちゃんの離乳食でさつま揚げはいつから食べて大丈夫?3つの注意点とおすすめレシピ

スポンサードリンク

小腹が減ったとき、私はさつま揚げをつまむ時があります。

魚の肉で作られていて、ゴボウや玉ねぎのシャキシャキ食感が楽しめるさつま揚げはおやつにぴったり。

そのまま食べられて手間が少ないというのも魅力のひとつです。

そんな私の中ではとても人気のあるさつま揚げですが、離乳食にも使用することができます。

油で揚げているのに大丈夫?と思われた方、大正解です。

離乳食初期には食べさせることはできません。

赤ちゃんの胃腸機能が整ってきたころから食べることができます。

魚をたくさん摂るのは少々大変。

そんなとき、手軽に食べられるさつま揚げを利用したいものです。

この記事では、さつま揚げについて詳しく紹介します。

ポイントは6つです。

  • さつま揚げってどんな食べ物?
  • さつまあげの栄養価
  • 離乳食に使用するさつま揚げの選び方
  • 赤ちゃんはさつま揚げをいつから食べてもいい?
  • さつま揚げを食べさせる時の3つの注意点
  • 離乳食時期別オススメレシピ

最後まで読んでいただくと、さつま揚げ入りのうどんやおでんを食べたくなるかも?

ぜひ参考にしてくださいね。

さつま揚げってどんな食べ物?

魚肉のすり身を小判型などに形成し、油であげたかまぼこのことを言い、鹿児島県の特産物ですが、現在は日本中で作られています。

関東では『さつま揚げ』関西では『天ぷら』、鹿児島では『揚げかまぼこ』と、地方によって呼び名が違っているのが特徴。

原料の魚は、サメ、スケトウダラ、マグロ、サンマ、イワシなど、白身魚の他、普通練り製品では利用しない青魚も使われています。

魚の他、ニンジンや玉ねぎ、ゴボウや、イカ、エビ、ウインナー、ゆで卵など加えたり芯にして巻く等、バラエティ豊富です。

野菜の他には、ゴマ、生姜、コショウ、唐辛子などの香辛料を混ぜ合わせた製品も多く出回っています。

そのまま食べることもできますが、うどんやおでんの一品としてや、焼いてしょうゆをつけて食べても美味しいです。

さつま揚げの栄養価

さつま揚げには、ビタミンB12やナトリウムが豊富に含まれています。

ビタミンB12は新しい血液を作るために欠かせない栄養素であり、葉酸と協力してより良い効果を促してくれます。

また、筋肉の動きを保つ効果もあります。

離乳食に使用するさつま揚げの選び方

卵や大豆、青魚などアレルギーになりやすい食品が含まれているか、表示を確認しましょう。

メーカーによっては、塩分が少ないものも売られています。

油や塩抜きをしても全て取り除くことはできないので、少なめなものを選ぶと安心です。

赤ちゃんはさつま揚げをいつから食べてもいい?

パクパク期(生後1歳~1歳半)から食べさせても大丈夫です。

しかし、油分と塩分が多いので、必ず熱湯を回しかけて油と塩抜きをしてから使用しましょう。

添加物が多く含まれているものもあるので、できるだけ少ないものを選ぶようにしてください。

冷凍することも可能ですが、1週間以内には食べきるようにしましょう。

さつま揚げを食べさせる時の3つの注意点

スポンサードリンク


①アレルギーに注意が必要です!

一般的なさつま揚げには、アレルギーになりやすい食品が使用されています。

卵、大豆、小麦などが含まれており、赤ちゃんに食べさせるときは注意が必要です。

パッケージにアレルギーに関する注意書きが記されているので、アレルギーをお持ちのお子様は必ずチェックを。

そうではない赤ちゃんでも、初めて食べさせるときは細心の注意を払ってください。

まずはスプーン一杯から。様子を見て量を増やすようにしましょう。

目の充血や痒み、鼻水や身体の発疹などが現れましたら、アレルギーを疑いましょう。

たとえ呼吸困難などの症状がなく緊急性が低くても、アレルギー反応が出た場合は、かかりつけの小児科を受診するようにしてください。

②『塩抜き』『油抜き』を徹底しましょう。

さつま揚げは油で揚げているため、油分が多く含まれています。

それに加えて塩分も多いので、赤ちゃんに食べさせるときにはそれらを薄める必要があります。

やり方は、包丁やキッチンバサミなどでさつま揚げを細かく刻んでください。

その後、茶こし器等に入れて熱湯を回しかければ塩抜きと油抜きができます。

少々面倒な作業ではありますが、塩分と油分の摂りすぎは赤ちゃんの体調不良の原因になります。徹底するようにしましょう。

③生でも食べられますが、離乳食では加熱をしましょう。

さつま揚げは、一度揚げていますので、そのままでも食べることができます。

しかしこれは大人や消化機能が完成された子供には適していますが、離乳食中の赤ちゃんには少々危険です。

消化機能が未熟なので食中毒になりやすくなっています。

加熱調理をして使用することをオススメします。

おでんやうどんなどの具材として使用すると美味しく食べることができますので、加熱調理することを前提にメニューを考えたほうが良いでしょう。

離乳食時期別オススメレシピ

さつま揚げいりうどん(大人1人と赤ちゃん1人分)

材料:うどん1玉、卵1個、さつま揚げ100g、だし汁500cc、刻んだお好きな野菜やキノコ100g

↓作り方↓

①さつま揚げを細かく切って、熱湯を回しかけて塩と油を抜きます。

②ニンジンや玉ねぎ、エノキなどのお好きな野菜を細かく刻みます。

③鍋にだし汁を入れ沸騰させてください。

④沸騰したらうどんと野菜類を加えて柔らかくなるまで煮ます。

⑤さつま揚げを加えた後、強火にしましょう。

⑥溶いた卵を鍋の淵に回し入れてください。

⑦卵に火が通り、さっとかき混ぜたらできあがりです。

※大人はそのまま、子供はうどんを細かく刻んで食べてください。

大人用は、味が薄く感じたらめんつゆなどを加えて調節してください。

さつま揚げはパクパク期からなので、とりわけメニューがオススメです。

おでんやお鍋など、さつま揚げの加熱料理は、みんなで食べるメニューが豊富です。

とりわけメニューは薄味を基本とし、大人は香辛料を後から加えるなどして味を調節しましょう。

栄養価の高いさつま揚げを上手に利用して、赤ちゃんもパパやママも食べられるメニューをたくさん作ってくださいね。