赤ちゃんを叩く自分が嫌だ…。乳児をしつけで叩いてしまうのはダメ?4つの改善方法

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昨今、両親が赤ちゃんを虐待して殺してしまうという悲しいニュースが多くなっています。

そうなるに至った理由はさまざまですが、根本的な原因の大半は寝不足やストレスなどの育児疲れではないかと、私は考えてしまいます。

なぜそう思うのか、私も息子を叩いてしまいたい衝動に駆られる時があるのです。

そういうときは決まって、寝不足だったりひどく疲れていたり……。

自分の体調が芳しくないときに、普段ならやらないようなことをやってしまいたくなります。

赤ちゃんは泣くのが仕事です。

そういわれてもその声にイライラしてしまったりする時は、ストレスが溜まっている証拠。

息抜きをしないと最悪なケースになる可能性が高くなっていくはずです。

この記事では、私のように叩いてしまいたくなる衝動に駆られる人や、実際に叩いてしまった経験がある人、

また、慣れない初めての育児に不安を抱えている人、そんな人たちに改善方法などをアドバイスしていきます。

ポイントは3つです。

  • 赤ちゃんを叩いてしまう原因
  • 赤ちゃんを叩き続けることの危険性
  • 赤ちゃんを叩かないようにするための4つの改善策

最後まで読んでいただければ、叩いてしまうことへの不安や恐怖が少し軽くなるはずです。

ぜひ読んでいただき、活用してみてくださいね。

赤ちゃんを叩いてしまう原因

赤ちゃんを叩いてしまう原因は、主に2つあります。

①子供のときに虐待を受けていた。親が厳しく抑え込まれながら暮らしていた。両親が喧嘩ばかりしていた。不安定な家庭で過ごしたパパやママです。

しつけと称して親に叩かれていた場合、子供にも同じようにする傾向があります。

それが普通だと考えてしまっているからです。

暴力はふるわれていなくても、言葉や態度に愛情の感じられない家庭で過ごした人は、育児の不安や親と同じになりたくないという葛藤から、子供を叩いてしまうことがあります。

②育児疲れでストレスが溜まり、限界の状態。

普段は穏やかな人でも、寝不足や育児疲れがたまると、感情的になってしまいます。

その際、衝動的に手をあげてしまう場合があります。

赤ちゃんを叩き続けることの危険性

なにもわからないようにみえて赤ちゃんはちゃんといろいろ覚えています。

ママやパパから叩かれ続けると、心が傷つき、自分には価値がないんだ、いらない子なんだと思いこんでしまう危険があります。

叩いたことで言うことを聞いたり、おとなしくなったりするのは、間違いやいけないとわかっているからではなく、

痛いことをされないために、言うことを聞いるだけです。

当然のことながら、まったくなにがいけなかったのか理解をしていないので繰り返しやります。

またママはイライラして叩いてしまうという悪循環に陥るので、叩くことは一時しのぎであり、なんのメリットもありません。

小さい頃からしつけとして叩かれていると、心の発達が遅れるだけではなく、他人に対して攻撃的になってしまうこともわかっています。

普段から叩かれているので、人にやってもいいと判断してしまうのです。

抵抗感を覚えることがないので、ごく普通ことだと感じるというわけですね。

家族の愛情を感じることも少ないので、他人を好きになったりできない子に育ってしまう危険もあります。

叩くことは、しつけでもなんでもありません。手を出しそうになっても、ぐっとこらえてください。

私も何度息子に向かって手を振り上げたでしょうか。

でも、叩くまではしませんでした。我慢、すごく我慢しました。

なぜか。叩くことはなにも生み出さないとわかっているからです。

赤ちゃんの性格を歪んだ方向へむかわせることのないよう、叩くことはぜったいにやめましょう。

赤ちゃんを叩かないようにするための3つの改善策

叩いてしまう大まかな原因は、寝不足とストレス過多によるものだと考えます。

ストレスの改善が叩かなくなると考え、発散方法を改善策としてお伝えしましょう。

全て私も実践し、効果があったものです。

自分にあっているものを見つけ、ストレスが溜まってきたなと感じたら早めに発散するように心がけてくださいね。

育児への不満や不安な気持ちを誰かに話してみて。

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育児はとても大変で正直なところ疲れます。

しかし、育児は当たり前のこと、しっかりこなすのがママの役目みたいな風潮が日本にはあります。

愚痴を言わないでやることが偉いとされるその風潮を感じ、ママは不満や不安がいっぱいになってしまっているのに、その気持ちを自分の中に溜め込んでいくのです。

たまりにたまったものは、吐き出さないと爆発してしまいます。

そうなる前に自分の親や信頼している友人、ママ友にそんな自分の気持ちを話しましょう。

自分の本当の気持ちを話すことで、あんなに悩んでいたのはなんだったんだろうとすっきりするはずですよ。

とにかく泣く。

慣れない育児、激変した生活環境に心が追い付いていかず、途方に暮れてしまう時があります。

赤ちゃんは可愛くて愛しい存在です。

でも、疲れたり寝不足続きになると、産む前の気楽さを懐かしみ、なんともいえない虚しさのような悲しさのような、不安定な気持ちになります。

そんなときは、なぜだか無性に泣きたくなります。

でも、赤ちゃんが見ているから泣けないと我慢してしまう……のは、やめましょう!

思いっきり泣いてください。わーわー声に出して泣いてもいいです。

赤ちゃんに見られたくなければ、ちょっと離れたところで泣いてもいい。

涙活が流行っているように、泣くことってストレス発散になります。信じられないかた、試しに一度やってみてください。

目は腫れぼったくなり、メイクのノリは悪くなりますが、気持ちが軽くなります。

一時預かりや託児サービスを利用して子供と少しの間離れる。

育児は24時間。赤ちゃんのお世話は楽しいものですが、趣味や自分に使える時間は激減します。

そのことがストレスになってしまうことがままあります。

ストレスが溜まってきたなと感じたら、保育園の一時預かりや託児サービスを利用して自分の時間を作り、たっぷりと趣味や買い物などを楽しみましょう。

赤ちゃんを預けるなんて……と躊躇するかたもいると思いますが、ママが辛くなって爆発し、叩かれたりするほうが赤ちゃんは痛いし悲しいです。

しかも可哀想なことではありません。

赤ちゃんが他の子たちと接する機会になったり、自分の世界が広がるきっかけになるのです。

思いっきり自分の時間を楽しむと、本当に心も身体もすっきりします。

また育児頑張るぞという気合が沸いてきます。

パパやご両親に預けて息抜きをするのももちろんありです。

自分の時間を作ることはけっしていけないことではありません。

甘えることも大事なママの仕事です。

私も苦手でしたが、子供が産まれてから甘えないと無理だと痛感。

両親や一時預かりを時々利用して、ストレス発散をさせてもらっています。

叩くのをやめられない場合は児童相談所や支援機関を利用しましょう。

何度も叩いてしまっている人は、専門の方にアドバイスをしてもらうようにしてください。

すでにいっぱいいっぱいを通り越して、暴発してしまっている状態です。

早めに対処しないととんでもない事態を招いてしまう危険があります。

助けを求めるのは恥ずかしいことではありません。

すぐに相談するようにしましょう。

叩く前に早めに寝不足やストレスの対処をしましょう。

赤ちゃんを本気で叩きたくて叩いている人はそうそういないはずです。

なんらかの原因があってそんな衝動に駆られてしまうのでしょう。

一番の原因はストレス。改善方法でおすすめした発散方法や自分にあったやり方を見つけて、上手に活用してくださいね。

赤ちゃんが成長していくのはとても楽しく嬉しいものです。

その嬉しい気持ちを悲しく辛いものにするのもしないのも、ママやパパ次第。

周囲に甘えることを忘れずに、みんなで赤ちゃんを育てていきましょう。