ありがとうを伝えよう!出産祝いの「お礼メール」マナーと例文集

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出産祝いをいただいたら出産内祝いという形でお礼をしますよね。

ですが、通信手段が発達している今は、まずメールで「ありがとう」と気持ちを伝えるもの。

でも、どんなメールを送ればいいのか迷うのも事実。

この記事では、お礼メールを送る時に気を付けたいマナーと例文を紹介します。

・お礼メールは直ぐに送ろう!気を付けたい3つのマナー
・メールの内容は「お礼」「貰った物の感想」「簡単な今のこと」の3部構成で完結に
・意外に悩む義両親・親戚・職場の上司向けお礼メールの例文集

たかがメール。

されどメール。

短いのに意外と気を遣うメールについて、早速みていきましょう。

お礼メールは直ぐに送ろう!気を付けたい3つのマナー

昔は出産祝いのお礼といえば、手紙を添えた内祝いでした。

しかし今は、楽にやりとりできるメールを利用するのが当たり前に。

手紙を書く方が少ないかもしれませんね。

ただ、あまり機会がない出産祝いのお礼メールは、いつ、どんな内容で送れば良いのか迷いがち。

迷った時は、次の3つのことを守ればOKですよ。

【マナー1】お礼メールはすぐに送ろう

出産後は赤ちゃんのお世話で手一杯だったり、生活リズムが整わなくて時間の使い方が分からなかったり、産後の体調が優れなかったりで、余裕がないことが多いですよね。

そんな時にお祝いのお礼なんて大変!と思ってしまうかもしれません。

ですが、今は昔と違ってお互いの気持ちを伝え合う方法がたくさんあり、しかもタイムラグなしでやりとりするのが一般的になってきています。

お礼メールは、お祝いをもらったら直ぐに送るようにしましょうね。

【マナー2】メールは短くてOK!

お礼といえば、以前は手紙でした。

手紙の場合は、季節の挨拶をもりこんだ序文、メインの内容の主文、締めくくりの文の末文、奥付という構成でそれなりの長さの文章を書きます。

しかし、メールは携帯電話やスマホといった、小さな画面で読むもの。

ダラダラ長い文章は不要です。

簡潔でサラッと読める文で大丈夫ですよ。

【マナー3】タイトルで内容がわかるようにしよう

お礼メールを送る時に気を付けたいのは、タイトルです。

タイトルには必ず「出産祝いのお礼」といったメールの主旨が分かるものにし、送信者の名前も書いておきましょう。

「送信者なんてメールアドレスを見ればわかるし、そもそも携帯に登録されている」

こう思うかもしれませんが、メールは読む人のことを考えて書くもの。

パッと見た瞬間に、送り主と内容が分かるようにしておくと親切です。

メールの内容は3部構成で

お礼メールは完結な内容でOKですが「ありがとうございました」だけでは味気ないもの。

内容は「お礼の言葉」「貰った物に対する感想」「今の状態報告」の3部構成にしましょう。

これなら簡潔だけど短すぎないメールになりますよ。

お礼の言葉

最初に書くのが、お礼の言葉です。

「お祝いを頂きましてありがとうございました」といった文は絶対に外せないもの!

相手によってはくだけた語調でもいいですし、誰に読まれてもかまわない丁寧な言葉もおすすめ。

手紙ではないので季語などを入れたはじめの挨拶は省き、お礼をはじめに持って来ましょう。

貰った物に対する感想

「ありがとう」だけでは形式だけのお礼になってしまいますが、いただき物に対する前向きな感想を書くと、贈り主は「贈ってよかった」と感じられます。

赤ちゃん宛のグッズ、兄や姉向けのオモチャ、ママをねぎらう物、そして現金や商品券といった自由度の高い物など。

お祝いの品も色々です。

それぞれの立場に立った感想を短く入れてみましょう。

今の状況報告

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最後に、今の自分の生活がどんなものか書いて、締めの言葉にしましょう。

出産すると大きく生活が変わりますよね。

出産祝いの贈り主が身近な人であればあるほど、ママや赤ちゃん、家族のことが気になるもの。

ネガティブなことや、ナイーブなことは書かなくていいですし、詳しく説明する必要もありません。

ただ、簡単に「こんな日々を送っています」と書いて、お互いを身近に感じられるようなメールにしましょう。

相手別例文集

簡単にメールの書き方を紹介しましたが、すぐに使える例文を作ってみました。

メールを作る時の参考にしてみてくださいね。

義両親に送るお礼メール

実両親は簡単にメールを送れるけれど、義両親は気を遣いますよね。

仰々し過ぎてもおかしいですし、だからといって礼を欠くのも失礼です。

思い切って、配偶者に「お礼を言っといて」とお願いする手もありますが、自分でお礼の連絡をしたい方もいますよね。

次のようなものはどうでしょうか。

<お礼メールの例>

(お菓子と上の子に色鉛筆&自由帳をもらった前提)

先日は、出産祝いを頂きありがとうございました。

頂戴しましたゼリーは家族でおやつに頂きました。また、〇〇(上の子の名)は「色がたくさんある!」と喜んで早速、お絵かきをしています。

3700gというビッグサイズの△△(赤ちゃんの名)が生まれて約一カ月。もうすぐ一か月健診ですが、小児科の先生に褒められそうな成長ぶりです。

涼しくなりましたら、家族4人でお礼に伺います。日程などについて改めてご連絡いたします。よろしくお願いします。

親戚に送るお礼メール

出産祝いを親戚からもらったものの、ほとんど面識がない場合も多いですよね。

しばしば顔を合わせる親しい仲であれば、先に紹介した義両親宛のようなメールでOKです。

ただ、年に1度顔を合わせる程度だったり、ほとんど会ったこともないような方の場合もありますよね。

目上の方で、ほとんど接点がないような親戚の場合は、出産祝いを貰った約1か月後に送る「内祝い」に手紙を添えてもOKですが、次のような内容でいかがでしょうか。

<親戚宛のお礼メールの例>

先日は、出産祝いを頂きありがとうございました。温かなお気持ちの籠もった××、大切に使わせていただきます。

お陰さまで産後の肥立ちもよく、母子共に健やかに過ごしております。

5月10日に生まれた次女には、~~~という気持ちを込めて△△△(赤ちゃんの名前)と命名しました。これからは家族4人で力を合わせ、これまで以上に明るい家庭を作っていこうと思います。

なお、ささやかではございますが、別便で内祝いを送らせていただきます。ご笑納ください。

寒暖差の激しい季節の変わり目ですので、ご自愛ください。

まずは、お礼のみで失礼いたします。

職場の上司に送るお礼メール

出産祝いを職場の上司からもらうこともありますよね。

公私ともに仲が良い場合は楽にメールを送れますが、そうでない場合は今後のことも考えてしまって難しくなりますよね。

職場の上司の場合、私生活のことを細かく説明する必要はありません。

サラッと簡単にお礼と現状を書くだけでOKですよ。

<上司向けのお礼メール例文>

先日は次女△△の出産にあたり、温かなお気遣いありがとうございました。

長女の時とは異なる戸惑いや大変さを感じつつも、日々、成長する子どもの姿に癒やされています。

仕事の面ではご迷惑をお掛けすることもあると思いますが、これまで同様、よろしくご指導ください。

なお、ささやかではありますが別便で内祝いを送らせていただきますので、ご笑納ください。

季節の変わり目ですので、くれぐれもご自愛ください。

まずは、お礼申し上げます。

お礼メールは、早いタイミングで完結に

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出産祝いを貰ったら、生後一か月のお宮参りのタイミングでお礼状(手紙)を添えた内祝いを贈ります。

しかし、最近はメールでお礼を先に伝えることも。

お礼メールは、お祝いを貰ってすぐのタイミングで送ります。

仰々し過ぎてもおかしいですが、くだけすぎても失礼に!

メールは、お礼・いただいた品に対する感想・今の状態を知らせる内容の3部構成で作りましょう。

そうすれば、短すぎず、長すぎないメールになりますよ。

慣れない相手にメールを送るのは緊張すると思いますが、失礼のないように文を作ってみてくださいね。