パンの冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と5つのメニュー

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食パン、フランスパン、惣菜パン、菓子パンなど、パンにもいろいろ種類があり、保存方法も保存期間もいろいろ。

パンによっても原材料も違い、私たちに一番なじみ深い食パンは、小麦粉、塩、水、イーストの基本の4つのほかに牛乳やバターなどを入れて作ってあり、柔らかくもちっとした食感が特徴。

またフランスパンは、基本の4つの材料だけを使って作られていて、パリッとした皮とふわふわの中身が特徴です。

菓子パンの中でもアンパンは保存に強く、クリーム系は保存性が弱い。

惣菜パンは惣菜と一緒なので買ったその日に食べきるなど、保存期間もばらつきがあるので注意してくださいね。

ここでは、パンの種類ごとの正しい保存方法、消費期限、おすすめのパンのメニューなど紹介しますので、参考にしてください。

 パンはどのくらい日持ちする?賞味期限は3~4日!

パンはコンビニやスーパーなどで売っているパンと、パン屋さんに売られているパンでも消費期限は変わってきます。

コンビニやスーパーのパンは、記載されている賞味期限を目安に食べ、開封したものはなるべく早く食べ切ります。

パン屋さんに売っているパンは、種類によっても違いますが、フランスパンは2日を目安に。次の日になると硬くなってしまうので、焼いて食べるとおいしく食べられます。

クリームを使った菓子パンも2日は目安に食べきりましょう。

また、惣菜パンは、市販のものもパン屋さんのものも基本的には、当日に食べ切るようにしましょう。

 パンの保存方法!

パンは種類ごとに保存方法も違ってきます。

保存期間も違うので、注意して保存してくださいね。

正しいパンの保存方法を紹介します。

 パンの正しい冷凍保存方法

パンはすぐに食べきらない場合は、冷凍保存で保存すると長期間保存することができます。

おすすめのパンの保存方法を種類別に紹介します。

・フランスパン

フランスパンは他のパンに比べると、保存性が高いパンですが、やはり2日で食べきらない場合は冷凍保存が良いでしょう。

1本のフランスパンは、スライスして冷凍保存します。

1スライスごとにラップで包んで、保存袋に入れて保存。

食べるときは、霧吹きで水分を吹きかけてから、トースターで焼くと、外側はパリッと中はモチモチに焼きあがります。

スライスするときに、厚すぎると中が解凍されないので注意してください。

冷凍保存期間は1ヶ月。

・食パン

食パンも1枚ずつラップに包んで、冷凍用の保存袋に入れて保存します。

解凍するときは、自然解凍かそのままトーストすると、おいしく食べることができます。

冷凍保存期間は1ヶ月です。

・ロールパン

ロールパンも1個ずつラップに包んで、保存袋に入れ、空気をぬいて保存します。

ロールパンの場合は厚みがあるので、一度自然解凍してから焼いたほうが、ふっくらおいしく解凍できます。

冷凍保存期間は同じく1ヶ月。

・菓子パン

使われている素材によって保存期間が変わります。

クリームの使ったものは、冷凍しても2~3日で食べましょう。

菓子パンのなかでもあんぱんは、保存料をつかっていなくても保存期間が長く保存できます。

中身のあんが糖分が多くて加熱されているので、保存性に優れているのです。

冷凍の場合は、ラップに包んで保存袋に入れ1個ずつ保存。

冷凍で1週間の保存が可能です。

・惣菜パン

惣菜パンも食材やソースによって保存期間が変わりますが、基本的に買ったその日に食べるようにしましょう。

冷凍では1週間の保存が可能です。

 パンの正しい冷蔵保存方法

パンは冷蔵庫で保存すると、乾燥してぼそぼその食感になるので、冷蔵保存は向いていません。

乾燥しないようにラップで保存しても、乾燥は避けられません。

基本的には常温で保存して、すぐに食べるか、冷凍保存で保存してください。

 その他の方法

パンは、賞味期限内であれば常温で保存します。

湿気にとても弱いので、湿気の多い時期はカビが生える可能性があります。

パンのカビは、カビの部分だけとってもだめ。

中までカビ菌が繁殖しているので、一度カビが生えたものは破棄しましょう。

カビが生えないように、高温多湿の場所は避けて、また乾燥すると硬くなるので保存袋を密封して保存してください。

2~3日以内に食べ切るようにしましょう。

 ワンポイントアドバイス

食べきれないときは、すぐに冷凍保存がおすすめですが、パンは匂いをとても吸収しやすい特徴があります。

冷凍庫の匂いがついてしまう可能性があるので、ラップに包んだ後に保存袋に入れて二重に密封して保存してください。

カビを生えないようにするのには、湿気を防ぐことも大切ですが、なるべく空気に触れさせないことも大切。

常温で保存するときも、袋のまま密封容器に入れて保存すると、カビと乾燥を防ぐことができます。

 冷凍しておいたパンを使った3つのメニュー

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冷凍したパンは、パンの種類によって解凍方法が違います。

おすすめの冷凍したパンを使ったメニューを紹介します。

 冷凍フランスパンのフレンチトースト

冷凍バゲット 6~7枚

卵 3個

牛乳60cc

砂糖 20g

バター 10g

はちみつお好み

① 厚めにスライスして冷凍したフランスパンを、レンジで3分くらいチンします。

② 卵を溶いて、牛乳、砂糖を入れて混ぜます。

③ バゲットを卵液に浸します。15分浸してしっかり吸わせます。

④ フライパンにバターを熱して、中弱火でバゲットがふんわりするまで両面やいてください。

⑤ お好みではちみつをかけて食べます。

 クロックムッシュ

冷凍した食パンで作るクロックムッシュです。

【材料】

冷凍した食パン 1枚 ハム 1枚

チーズ 1枚

バター 10g

★ 卵 1個

★ 牛乳 大さじ3

★ 塩コショウ 少々

① 冷凍した食パンは、自然解凍して半分に切ります。

② ★の材料を混ぜて卵液を作ります。①の食パンを漬け込んで裏表しみこませます。

③ 半分の食パンを1個、バターをしいたフライパンで焼きます。食パンの上にハムとチーズ、もう半分のパンをのせて、ギューッと押し付けながら焼いてください。

④ 裏返しにしてまた押し付けて焼き、横からチーズがとろけてきたら出来上がり。

 冷凍食パンピザ

【材料】

冷凍食パン 1枚

マヨネーズ 適量

ケチャップ 適量

とろけるチーズ 適量

コーン 大さじ1

① 冷凍食パンはフライパンで、中火で焼きます。油を敷かないで焼いてください。

② 少し焦げ目がついたら裏返して、マヨネーズとケチャップを塗ります。コーンをのせて、隠れるくらいにチーズをのせます。

③ ひっくり返してチーズがカリカリにやければ出来上がり!

 パンの作り置きメニュー

色々な種類のパンがあるので、作り置きメニューもいろいろ。

おすすめのパンの作り置きメニューを紹介します。

 パンの耳のパン粉

サンドイッチなど作ってあまったパンの耳は、使い道に困りますよね。

細かく切って冷凍しとけば、作り置きのパン粉になります。

【材料】

パンの耳 すきなだけ

① 細かくみじん切りして、保存袋に入れて空気をぬいて冷凍保存します。

使うときは自然解凍して使います。

 ガーリックトースト

作っておくと朝食やおやつにとても便利です。

【材料】

フランスパン 18cm

バター 大さじ2

にんにく 1かけら

パセリ 適量

① にんにくをすりおろして、にんにくの上にバターをのせてレンジでチンします。40秒くらい

② フランスパンは3cmくらいの厚さに切ります。

③ フランスパンに①を塗ります。

④ フランスパンをトースターに入れて、外側が、カリッとするまで焼いてください。

お好みでパセリをのせて出来上がり。

 まとめ

パンは種類が多いので、保存方法も保存期間も、解凍方法もいろいろでしたね。

種類によって正しい保存方法で保存してください。

共通して言えるのは、湿気と乾燥に弱いこと。

特に梅雨や夏の時期は、なるべく早く食べ切って、残ったパンはすぐに冷凍保存してください。

正しく保存しておいしいパンを食べてくださいね。