正中線はいつ消える?出ないのは危険?妊婦と正中線9つのポイント

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妊娠は嬉しいことですが、同時に妊娠ならではトラブルもたくさん起こります。

その1つが、正中線です。おへその下に濃い体毛が生えたり、黒い線が出来たり、女性にとっては嬉しくない変化があらわれます。

『妊婦はみんな、正中線ができるの?』

『正中線を放っておいても大丈夫?消えるの?』

など、妊娠中だって、女性ですからお肌のトラブルは気になりますよね。

こちらでは、

・正中線とは何か

・妊娠中正中線ができる原因

・妊娠中の正中線のケア方法

・正中線の予防方法

など、正中線について、妊婦さんに是非知っておいてほしいことを9つのポイントで解説します♪

正中線って何?

妊娠するまでしらなかったという人も多いでしょう。

一般的に正中線と言うのは(コトバンクより)

「左右対称形の生物体で、全面や背面の中央を縦にまっすぐ通る線」

のことです。

妊娠中の肌トラブルだけをさすのではないのですね。

今回取り挙げるのは、「妊娠中、へその下にできる黒い線」です。

そもそも正中線は、誰もが生まれながらに持っているものです。

人間は、左右対称の構造をしています。

それは、胎児の間に左右対称を基本として体が作られるからです。

その名残が、色々な部位に名残として残っています。例えば、

・鼻下のすじ

・唇の山

・あごの線

などです。その1つが、へその下の正中線です。

妊娠中に正中線が目立つのはどうして?

誰にでもある正中線が、妊娠中だけ気になるのは、ホルモンが原因です。

妊娠中は次のホルモンが増えます。

・エストロゲン

・プロゲステロン

どちらのホルモンも妊娠継続には、大変重要なものです。

しかし、美容トラブルを引き起こす原因にもなります。

特にプロゲステロンは、

・ヘアサイクルを早める。

・メラニンの生成が増える。

・シミやそばかすが増える。

・肌が乾燥しやすくなる。

・感情の起伏が激しくなる。

働きをします。

この中の、メラニンが、正中線が濃くします。

メラニンは、しみやそばかすを増やすことで知られています。

紫外線をあびると、メラニンの生成が促され、日焼けし、肌が黒くなります。

妊娠中は、普段に比べてメラニンの生成が活発になるので、肌トラブルが多くなります。

正中線と妊娠線は違うの?

妊娠中の肌トラブルとして、もう1つ「妊娠線」が挙げられます。

これは、正中線とは異なります。

正中線は、もともとあるものですが、妊娠線は、乾燥による傷です。

詳しく説明すると、

・妊娠でお腹が大きくなり

・皮下脂肪が引っ張られる

・耐え切れず、皮下脂肪が切れる

・乾燥してひび割れの状態になる

・かゆみや痛みが発生する

妊娠線は、大きくなったお腹全体やおしり、太ももなど広範囲にできます。

お腹が大きくなることは避けられないので、とにかく保湿をするしかありません。

冬に出産をする人に多いトラブルです。

妊娠中の正中線のケアは?

では、正中線はどうしたらよいでしょうか。

正中線の原因はホルモン、それによるメラニン色素の増加です。

次の対策が有効です。

・ターンオーバーを促す。

・ビタミンCを摂る。

・保湿をする。

具体的なケアの方法を見てみましょう。

正中線のケア① ターンオーバーを促そう!

ターンオーバーとは、

・皮膚の生まれ変わりのこと

・表皮が垢となってはがれる

・周期は、20代女性で28日

周期は、年齢を重ねるほど長くなってしまいます。

また、妊娠中は免疫力が下がったり、ホルモンバランスが崩れたりするので、ターンオーバーの周期も乱れがちです。

ターンオーバーを促すには、次のことが効果的です。

・十分な睡眠

・保湿

・ピーリング

・栄養のある食事

このように健康的な生活が、肌の活性化にもつながります。

特に、睡眠や食事は、赤ちゃんにとっても大切なことです。

保湿は、妊娠線予防やケアにも効果があります。

ピーリングは、週に1回程度にしましょう。妊娠中は、肌が敏感になっていますので、逆に肌トラブルを招いてしまいます。

正中線のケア② ビタミンCを摂ろう!

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ビタミンCは、次のような働きをします。

・メラニンの生成をおさえる。

・抗酸化作用がある=アンチエイジング

・コラーゲンの生成を促す。

どれも肌を元気に保つ働きです。

ビタミンCは食品から摂ることもできますし、ビタミンC配合の化粧品を使うことでも効果が期待できます。

妊娠中は、栄養も大切ですから、次のビタミンCを多く含む食材を摂りましょう。

・赤、黄ピーマン

・ゆずの皮

・アセロラジュース

・パセリ

・芽キャベツ

・柿

・キウイフルーツ

中でも、キウイフルーツはおすすめです。

妊婦に必要な葉酸も多く含んでいるからです。

正中線のケア③ 保湿をしよう!

妊娠線と同様、保湿は大切です。乾燥すると痒みが出て、掻き壊すとメラニンが沈着しやすくなります。

保湿は、入浴剤を入れるのもいいですが、少量の重曹を入れるのもおすすめです。アルカリ性の温泉のような効果があります。

入浴後は、肌が乾かないうちに、たっぷりと保湿クリームを塗りましょう。

正中線のおすすめケアグッズ!

わたしも妊娠時に使用した、大ファンの1品です。

「セタフィル 保湿ローション」

おすすめポイントは…

・コストコで販売されているカナダ製の保湿ローション。

・皮膚科も推奨している肌に優しい成分。

・正中線には勿論、顔や全ての部位に使える。

・無香料なので、男女選ばず、家族全員で使える。

・クリームのようなしっとり感がありながら、なじみやすい。

・ポンプ式で、出しやすい。

・赤ちゃんのベビーローションにも使える。

そして何と言っても、お安いです。さすがコストコサイズ、591ml×2本で2000円しませんでした。

体全体で、1本を使い切るのに、半年かかります(笑)

高価なクリームをちびちび使うより、たっぷりと使う方が効果的です。

こっくりとしたクリームを体全体に塗るのは、面倒くさいですが、これなら毎日続けられます。

個人的には、しっとりタイプのセタフィルクリームより、こちらのローションの方が一押しです。

ローションでも保湿力は抜群です。

正中線は消える!?

最後に、わたしは正中線がほとんど残りませんでした。

妊娠7か月くらいから、正中線が気になり始めましたが、ケアのおかげかどうか、いつの間にか気にならなくなりました。

友達も自然と薄くなったという人が多いです。

原因は、妊娠中のホルモンにある訳ですから、授乳後くらいには落ち着いてくるでしょう。

あまり神経質にならずに、無理のないケアを妊娠初期から出産後も続ければ、大丈夫です。

出産後は、自分に時間がかけられなくなるので、妊娠中から毎日続けられる美容法を取り入れるとよいですね。

まとめ

今回は、妊婦の正中線について解説してきました。

伝えたかったのは、次の4つです。

・正中線は、妊娠にかかわらず、誰にでもあるということ。

・妊娠中は、ホルモンの働きで正中線が目立つようになること。

・正中線にはメラニンの働きを抑えると有効なこと。

・ターンオーバー、ビタミンC、保湿が効果的なこと。

女性ですから、妊娠中もお肌のことが気になるのは当たり前のことです。

わたしも、わたしだけ、正中線や体毛が目立つのかもしれないと不安にもなりました。

でも、誰もが通る道です。

安心してくださいね。

こちらの記事が、正中線について疑問に思ったり、不安を感じたりしている方のお役に立てば幸いです。