妊娠後期は性行為(SEX)をしちゃダメ?妊娠後期のエッチの影響と7つの注意点

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妊娠期間は十月十日とよくいいますが、みなさんは妊娠期間中の性行為・エッチはどうしていますか?

妊娠後期に入ると、不安だから性行為を控えているという夫婦も多いのではないでしょうか?

そこで今回は妊娠後期の性行為、エッチについてお伝えします。

  • 妊娠後期はエッチをしてもいいの?
  • 妊娠中エッチをしない方がいい妊婦さんの5つの特徴
  • 妊娠後期のエッチによる つの影響
  • 妊娠後期のエッチ7つの注意点

エッチは夫婦間のコミュニケーションの1つとしてとても大切なことです。

妊娠中の性行為・エッチについてしることで安心してコミュニケーションが取れるようになるかと思います。

妊娠中の性行為・エッチはいつからいつまで?

妊娠すると、性行為をしても大丈夫なのか不安になりますよね。

お腹に宿った愛しい命に何かあったら…?

性行為によって及ぼす悪影響を考えると、快楽よりも心配が大きくなり、なかなかセックスに踏み出せなくなります。

それでは実際にはいつから、そしていつまでセックスをしてもいいのでしょうか?

妊娠初期

妊娠初期(妊娠2ヶ月~妊娠4ヶ月)の性行為は特に問題ないとされています。

しかし妊娠初期は自然流産の可能性が大きい時期。

またつわりで体調が安定しない時期でもあります。

できれば妊娠初期の性行為は控え、スキンシップなどでコミュニケーションをとるようにしましょう。

ちなみに妊娠発覚すぐの妊娠超初期のセックスに関しては以下も参考にしてください。

妊娠超初期に性行為はしちゃダメ?流産リスクと影響、痛い・出血時の2つの対処法

妊娠中期

妊娠してから5ヶ月~7ヶ月経った時期。

流産の可能性やつわりという不安定な時期を潜り抜け、安定期とも呼ばれていますね。

安定期には特に不正出血や医師からの安静などの指示が出ていなければ、性行為しても大丈夫です。

久しぶりの性行為に盛り上がるかもしれませんが、赤ちゃんの状態を考え、ゆっくりとリラックスしたエッチにしましょう。

妊娠中期のセックスについてはこちら⇒妊娠中期に性行為はして大丈夫?胎児への影響と出血や痛い時の3つの対策

妊娠後期

妊娠8ヶ月~妊娠10ヶ月が妊娠後期とされる期間です。

妊娠8ヶ月ともなれば安定期も過ぎたしSEXしても問題ないように思いますよね。

しかし妊娠後期での性行為は妊娠9ヶ月(妊娠36週)までにしておきましょう。

なぜかというと、妊娠後期では出産に向けて特に膣内が柔らかくなっており、傷つきやすいので注意が必要だからです。

そして妊娠後期はお腹が張りやすい状態。

医師によっては妊娠36週前でも控えた方がいいという医師もいますので、不安に感じる場合は医師に確認してからにしましょう。

以上のことから、妊娠中に安心してセックスを臨めそうな時期は、妊娠中期(妊娠5ヶ月)~臨月になる前(妊娠9ヶ月)までといえます。

妊娠後期にエッチをしない方がいい妊婦さんの5つの特徴

妊娠後期でも性行為することは可能ですが、妊婦さんの中には性行為をしない方がいい妊婦さんもいいます。

  1. 出血がある
  2. 子宮頸管が短い
  3. 安静の指示がでている
  4. 早産、切迫早産、流産、切迫流産の経験がある
  5. 前置胎盤

上記のような妊婦さんが性行為をすると子宮が収縮し、早産を引き起こす可能性があります。

該当する妊婦さんは基本的に性行為は避ける方が賢明でしょう。

妊娠後期のエッチによる3つの影響

妊娠中にエッチをすると早産になるんじゃないか、など不安・心配に思う妊婦さんが多いかと思います。

では実際には妊娠後期にエッチをするとどんな影響があるのでしょうか?

赤ちゃんへの影響

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基本的に性行為によって赤ちゃんへの影響はありません。

赤ちゃんは羊水に包まれており、子宮口は頸管粘液で守られています。

よって、妊娠中に挿入をしても赤ちゃんに当たるなど、直接的な影響はありません。

オーガズムに達した際の影響

妊婦さんがオーガズムに達すると子宮は収縮します。

しかしオーガズムが原因で陣痛になったり早産に繋がることは有りません。

ただしそれは妊娠経過が順調な妊婦さん限定。

子宮が収縮するとお腹が張るので、腹痛や張りを感じたら横になって休むようにしましょう。

その後通常であれば数十分でお腹の張りは収まります。

時間が経過しても張りが収まらない場合には医師に連絡し必要に応じて受診しましょう。

妊娠中のオーガズムに関してはこちらの記事も参考にしてみてください。

妊婦はオナニーをしてもいいの?妊娠中のオナニーによる影響と3つの注意点

出血による影響

性行為中に出血した場合には直ちに中止しましょう。

また、性行為後に出血することもあります。

出血した際には感染症の危険性も。

そのまま放っておかず、近いうちに性行為したことを伝え受診するようにしましょう。

妊娠後期の出血に関してはこちらも参考にしてください⇒妊娠後期に原因不明の出血が!胎児への影響や流産のリスクと7つの対処法

妊娠後期のエッチの7つの注意点

妊娠中の性行為、エッチはいつものエッチとは異なりいくつか注意が必要です。

  1. コンドームを使用する
  2. 衛生面に注意する
  3. お腹を圧迫しない
  4. 短時間で済ませる
  5. 乳首への刺激は避ける
  6. 挿入は浅く、スローセックスにする
  7. お腹の張りを感じたら中止する

コンドームを使用する

妊娠中は避妊する必要がないから、コンドームは必要ないと思う方もいるかもしれません。

しかし精子には子宮を収縮する作用があることや、精子には細菌が含まれていることから、コンドームなしでのエッチは避けましょう。

衛生面に注意する

妊娠中の膣はとても柔らかく傷つきやすい状態です。

細菌感染を起こさないように清潔なセックスを心がけましょう。

お腹を圧迫しない

妊娠後期ではお腹が大きくなるため不安定です。

ふとした拍子にバランスを崩すことも十分考えられます。

もちろんお腹の大きさが目立たない時期でも、お腹を圧迫するような体位、圧迫する可能性がある体位は避けましょう。

短時間ですませる

妊娠後期では特に疲れやすいこと、お腹が張りやすいために、長時間のエッチは負担が大きくなります。

大切なのはコミュニケーションをいかにたくさんとるかです。

時間は短く済ませしょう。

乳首への刺激は避ける

乳首を刺激すると、オキシトシンという子宮を収縮させるホルモンが分泌されます。

妊娠後期では特にお腹が張りやすくなっているため乳房や乳首への刺激はお腹の張りへと繋がってしまいます。

妊娠中は乳首への刺激は避けましょう。

挿入は浅く、スローセックスにする

妊娠中のエッチでは挿入は浅めにすること、激しい動きはしないことが大切です。

ゆっくりした動きがリラックスも高め、よりオーガズムを感じることも。

妊娠中は焦らずゆったりとした気持ちで、必ずスローセックスで行いましょう。

お腹の張りを感じたら中止する

妊娠後期ではお腹がとても張りやすくなります。

性行為後にお腹の張りを感じることはよくありますが、性行為中でもお腹の張りを感じることがあることでしょう。

そんな時は性行為中でも中止して横になって休むようにしましょう。

妊娠中に大切なのは夫婦間で話し合うこと

妊娠中の性行為、エッチは妻側がしたくないと思うことが良くあるようです。

また反対に夫側が怖くてしづらいということもあります。

妊娠期間中にセックスをあまりに拒否し続けてしまうと夫婦仲が悪くなってしまったり、妊娠をきっかけにセックスレスになってしまうことも。

赤ちゃんを無事に出産したら、二人で新しい命を守っていくことになります。

それにはお互いの協力が必要不可欠。

育児という長い旅路を二人で歩んでいく準備として、夫婦間でよく話し合い、妊娠中だからこそ夫婦の距離を縮めることが大切です。

また性行為は挿入だけではありません。

キスやハグなど違った形でのコミュニケーションをとるなどでも、十分愛情を確かめ合えるでしょう。

まとめ

妊娠後期の性行為、SEXは妊娠経過が順調であれば基本的には問題ないといえます。

ただし、妊娠中の性行為はコンドームを必ず使用し、衛生面に注意しましょう。

また負担をできるだけ少なくするために、短時間、ゆっくりとした性行為が好ましいです。

そして性行為中や性行為後にお腹の張りや出血を感じた時は中止し、体を休めること、必要に応じて受診するようにしましょう。

妊娠中は性行為に不安や心配を抱きがち。

大切なのは夫婦間でよく話し合うことです。どちらかが必要以上に我慢することが無いようしましょう。

また性行為以外でもスキンシップなどで日ごろからコミュニケーションを増やし、楽しい夫婦生活にしてくださいね。