妊婦は焼き鳥を食べちゃダメ?妊娠中のヤキトリ3つの注意点や影響とおすすめレシピ

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焼き鳥って美味しいですよね。私は独身時代、お気に入りの焼き鳥屋さんによく通っていました。

子供が産まれた今も、持ち帰りのお店で購入して週に1度は食べるほどの焼き鳥好きです。

ぼんじりにもも、砂肝にレバー、ハツ、どれもこれも食べだしたら止まらなくなり……

気がついたら5本以上食べていたなんてことはしょっちゅう。

そんな焼き鳥好きは私だけではないはずです。友達も全員と言っていいほど鶏肉、焼き鳥好き。

私的な感想ではありますが、女性には鶏肉好きが多い気がします。

その中でもワンハンドで食べられて手軽に購入できる焼き鳥は、料理をするのが億劫になる妊婦さんには嬉しい食材のはず。

味も淡泊なので、食べ物が受けつけにくいつわり中などでも食べられそうですね。

ただし妊婦さんには、ご存知の通り食事に関して色々な制約がついてまわります。

鶏肉も例外ではありません。

そこでこの記事では、焼き鳥を食べるときの注意点をご紹介します。

今回の記事のポイントは5つです。

・レバーの食べ過ぎに注意

・焼き鳥のレバーは何本なら食べていい?

・砂肝の焼き鳥は食べてもいい?

・カロリーの摂りすぎに注意

・オススメ鶏肉レシピ2品

上記の注意点と合わせて、オススメの鶏肉レシピもご紹介します。

ポイントをおさえておけば、鶏肉はカロリーも他の肉よりも少なく、ダイエットにもオススメの食材。

最後まで読んでいただければ、鶏肉が妊娠中の体重コントロールの強い味方だと思ってもらえるはずです。

妊娠中はレバーの食べ過ぎに注意して!

妊娠中に控えたほうがいい食材の代表として『レバー』『うなぎ』があげられます。

特に妊娠初期に食べすぎてしまうと、胎児に悪影響が出ると厚生労働量でも摂取注意喚起がなされているほど、妊娠時に危険な食材となってしまうのです。

これは妊娠初期に限った話ではなく、中期や妊娠後期にも同じことがいえます。

「レバーって貧血予防にいいし、妊婦にもってこいの食材じゃないの?」と、驚く方もいるでしょう。私もそうでした。

とくにつわりに悩まされる妊娠初期は、胎児に栄養を運ぶためにたくさんの血液が取られるので貧血になりがち。

それなら積極的に摂りたくなりますよね。

ところが、レバーに含まれている『レチノール』という物質が、胎児に悪影響を及ぼすのです。

『胎児の奇形』や『先天性異常』などの障害になる可能性が高まりますので、摂りすぎには充分注意するようにしましょう。

ちなみに、レチノールはハツ(鶏の心臓)にも多く含まれています。

ただしハツにはホウレンソウと同じほどの鉄分も含まれているので、貧血気味な妊婦さんにはオススメの一品。

よって適量を守って食べればハツも問題ありません。

また、焼き鳥はトキソプラズマにも注意が必要です。

もともと鶏肉は半生で食べるのは良くない食材。

妊婦さんならばなおさらです。

特にレバーはしっかりと火を通せているとは限りませんので、焼き鳥屋さんで注文する際には必ずよく火を通してもらうことを徹底してください。

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焼き鳥のレバーは何本なら妊娠中に食べていい?

まず、可能であれば安全を第一に考え妊娠中は焼き鳥のレバーは避けるべきです。

しかし、どうしてもレバーが食べたい方は三分の一本を目安にしてください。

肉の個数にすると2~3個でしょうか。

一本も食べられないなんてかなり少ないですよね。レバー好きな私にはこの本数はとても辛かったです。

ですが、健康で元気な赤ちゃんを産む第一歩と考えて、過剰摂取には気を付けましょう。

妊婦は砂肝の焼き鳥を食べても大丈夫?

焼き鳥の中でも人気の部位、砂肝。

砂ずりとも呼ばれる砂肝は独自の食感から焼き鳥の中では砂肝が一番!という方も少なくありません。

そんな砂肝を妊娠中に食べるのは問題ないのでしょうか。

妊婦さんであっても、半生でなくしっかりと火を通しておきさえすれば砂肝を食べても問題はありません。

砂肝には亜鉛や鉄分など、妊娠中に必要な栄養素が多く含まれています。

また、低脂肪で糖質も含まれていない為非常に優秀な食材と言えるでしょう。

ただし、いくら栄養素が高く大好きな砂肝でも、好きなだけ食べて良いというわけではありません。

砂肝は言うまでもなく、非常にコレステロール値が高い食材でもあります。

妊娠中に限った話ではなく、砂肝を食べるにしても適量を守るように注意してください。

焼き鳥は意外と高カロリー!?妊婦のカロリー摂りすぎに注意

焼き鳥のカロリーは以下になります。(1本あたり)

・もも97キロカロリー

・手羽先113キロカロリー

・ねぎま80キロカロリー

・つくね91キロカロリー

・レバー41キロカロリー

・皮161キロカロリー

・軟骨(塩)24キロカロリー

・砂肝34キロカロリー

・ハツ72キロカロリー

※調理方法によって若干上下しますが、だいたいこれぐらいのカロリーとなります。

軟骨や砂肝など、かなりカロリーが低いものもありますよね。

レバーもカロリー的にはおススメしたい部位ではありますが、上記で述べたように、摂りすぎは厳禁です。

焼き鳥は片手で食べられて、部位によってはあっさりしているものが多いのでついつい食べ過ぎてしまいがちです。

つわりで食欲減退の人でも、このうような手軽さから焼き鳥なら食べられる!という人もいるのではないでしょうか?

カロリーが少なめだから好んで食べていたら、いつの間にか体重が予想以上に増えていて、担当医に怒られた!

なんてことになってしまうかも。(実は私がそうでした……)

それと塩が効いた焼き鳥は最高に美味しいですが、塩分の摂りすぎも気になるところです。

『妊娠高血圧症候群』や『妊娠糖尿病』のリスクが高まってしまいます。

食べ過ぎに気を付けながら焼き鳥を楽しみましょう。

オススメ自家製焼き鳥レシピ

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レシピ①串なし焼き鳥

↓作り方↓

1鶏もも肉(ささみや胸肉など、お好みの部位でも可)を1枚お好みの大きさに切ります。塩・コショウと酒を適量まぶしておきます。

2醤油・酒・みりん・酒を大さじ2、砂糖を大さじ1を混ぜ合わせソースを作っておきます。

3フライパンに油をひき、鶏肉を炒めます。

4ある程度肉に火が通ったら、作っておいたソースをもう一度かき混ぜた後、フライパンに加えます。

5弱火にしてソースとお肉を絡め、焼き鳥色になったら出来上がり。

※お好みで刻みネギや胡麻、七味などを加えても美味しいです。

レシピ②レンコンつくね

↓作り方↓

1レンコン150gを粗みじん切りします。

2鶏ひき肉250gと切ったレンコン100gをボールに入れます。

3パン粉大さじ2~3、溶き卵1個、片栗粉少々、おろし生姜チューブ2cmをボールに加え、肉とレンコンとよく混ぜ合わせます。

4お好みの大きさに丸め、フライパンに油をひいて焼きます。

5ある程度火が通ったら、醤油大さじ2、みりん大さじ2でタレを作り、フライパンに加えます。

6途中で裏返しながら、つくね全体に照りがでるように絡めたら出来上がり。

※お好みでつくねに刻んだ大葉やエノキ、ひじきなどを加えても美味しいです。

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レバーを食べられなくても妊娠中に焼き鳥は楽しめる!

大げさに言うと、レバーにさえ気を付ければ、妊婦でも焼き鳥を楽しめます。

また、どの部分も火をしっかりと通す事は徹底してください。

焼き鳥には色々な種類があり、なににしようか選ぶだけでも気分が高まるはずです。

お店で食べるのもよし、買ってゆっくり自宅で食べるのもよし、自分で作ってもよし。

その時の気分や体調と相談しながら、焼き鳥を楽しんでくださいね。