赤ちゃんの離乳食でクラッカーをいつから食べて大丈夫?注意点とおすすめレシピ

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離乳食が進むと食事の回数や量が増えて、お母さんもさらに忙しくなってくると思います。

そんな時、手軽にお腹を満たせるおやつを食べ始める赤ちゃんもいますね。

おやつに選ばれることも多いクッキー・ビスケット類。

その中の一つクラッカーは、クッキーとはちょっと違った風味がありますね。

赤ちゃんには食べさせても大丈夫なのでしょうか。

そこで今回はクラッカーについて、3つポイントを中心に紹介します。

  • 赤ちゃんはクラッカーを何歳から食べて大丈夫?
  • 赤ちゃんがクラッカーを食べるときの注意点
  • 赤ちゃんにおすすめなクラッカーレシピ

それでは解説していきます。

参考にしてみてくださいね。

赤ちゃんはいつからクラッカーを食べて大丈夫?

赤ちゃんがクラッカーを食べられるようになるのは、歯茎で食べ物をすりつぶせるようになる離乳食後期以降です。

クラッカーはビスケットの一種で、ザクザクとした硬さがあります。

赤ちゃん用の柔らかいクラッカーならそのまま与えても大丈夫ですが、大人が食べるような硬さのものは味付けや硬さが赤ちゃんには向いていないことが多いです。

もし、市販の赤ちゃん向けでないものを食べさせる場合、先に湯に浸しておくと歯茎ですりつぶしやすくなり、味も薄まります。

レシピとしては野菜スープの具材にしたり、そのままおやつとすることができますね。

関連記事⇒赤ちゃんは離乳食でクッキーをいつから食べて大丈夫?4つの注意点とおすすめレシピ

赤ちゃんがクラッカーを食べるときの3つの注意点

赤ちゃんがクラッカーを食べるときに、気をつけておいてほしいポイントが3つあります。

それでは1つずつ見ていきましょう。

1.アレルギーに注意する

クラッカーの主原料は小麦粉です。

離乳食後期頃にはすでに他の食材で小麦のアレルギー反応を確認している方が多いと思いますが、小麦アレルギーの場合、クラッカーを食べるとアレルギー症状が出る危険性があります。

すでに小麦アレルギーの場合は、クラッカーではなく米粉クッキーなど代用のものを食べるようにしましょう。

2.塩分に注意する

クラッカーはビスケットの仲間で、その中でも特に塩気の強いものを指します。

さらに、一般的な製品ではシロップやバターなどがコーティングされているものもあります。

離乳食後期頃であっても可能な限り塩分などは控えておきたいので、できれば赤ちゃん用や塩分などを控えてあるものがおすすめです。

自宅で手作りをすると、余分なものを除いて原料にこだわることもできますね。

3.硬さや大きさに注意する

クラッカーはそのまま食べれば手掴みすることもでき、赤ちゃんにとっては自分で食べる楽しさも味わえます。

しかし、赤ちゃんはまだ適量を調整することができないので、しっかりすりつぶして飲みこめる形態にしなければいけません。

一口の大きさ、すりつぶせる硬さ、1回に食べる量などを見極めて出してあげてくださいね。

手掴みで食べる場合、目を離すと赤ちゃんがたくさん口に押し込んでしまう危険もあるので、少量ずつを見守りながら食べさせるようにしましょう。

赤ちゃんにおすすめなクラッカーレシピ

ここで、離乳食後期以降の赤ちゃんにおすすめなクラッカーレシピを紹介します!

クラッカー入り野菜スープ

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材料

  • ・玉ねぎ  1/2個
  • にんじん 1/2本
  • キャベツ 3枚
  • ブロッコリー 3房
  • クラッカー 2枚
  • ・だし汁  1カップ

作り方

①野菜を細かく刻み、だし汁で柔らかくなるまで煮込む

②クラッカーを細かく割り、分量外の湯に浸してふやかす

➂野菜が柔らかくなったら、スープに②を入れてひと煮立ちしたら完成

手作り野菜クラッカー

材料

  • 薄力粉  50g
  • 片栗粉  50g
  • 油    25g (オリーブオイル、サラダ油、ゴマ油など野菜に合わせてお好みで)
  • お好みの野菜ペースト 50g(ほうれん草、にんじん、かぼちゃなど)

作り方

①薄力粉、片栗粉、油をボウルで混ぜ合わせる

②全体が混ざり合ったら野菜ペーストを練り込む

(耳たぶくらいの柔らかさになるまで練り、硬ければ水を加えながら調整する)

➂生地をめん棒などで伸ばしながら練り込む

(3回ほど繰り返す)

④生地を数ミリほどまで薄く伸ばしてお好みで成型、かたどりする

⑤表面にフォークで穴をあける

⑥オーブンを180℃に予熱し、15分焼き上げて完成

クラッカーが硬い時は、ミルクや野菜スープに細かくして浸すと食べやすくなります。

離乳食完了期程まできたら、最後に少し塩を振りかけたり、チーズやゴマを練り合わせたりとアレンジも広がります!

関連記事⇒離乳食の三回食はいつから?授乳やおやつとのバランスとおすすめ献立教えます!

まとめ

赤ちゃんがクラッカーを食べられるようになるのは、歯茎で食べ物をすりつぶせるようになる離乳食後期頃です。

クラッカーは離乳食期の赤ちゃんにとってやや硬く、塩気の強いものが多いからです。

そのため、事前にお湯でふやかすと柔らかくなり、余計な塩分なども取り除けるのでおすすめです!

商品によっては赤ちゃん用に柔らかくしたものや、塩分などを控えて作られたものもあるので、市販のものを離乳食用として使用する場合はこのようなものを選ぶといいでしょう。

クラッカー自体を手作りすることもでき、そのままが固い場合はスープやミルクで柔らかくするのもおすすめなので、ぜひ一度試してみてくださいね♪